雨・曇り・また雨・そして曇り!
今年2017年の梅雨明け宣言後、全国的にぐずついた天気が続いてますね。これって去年2016年の9月バージョンではないのか?去年も9月は雨続きで秋晴れは1ヶ月近くお預けでしたからね。変な気候ですわ。
今年の夏山チャンスはあと1回か2回でしょうね。もしかしたら来年まで待たないとダメかも。
あなたならどこに行く?夏山・テント泊のチャンスはたったの6回
ということで、気を取り直して秋山に備えましょうか。
もくじ
秋といえば1年の中で最も快適な季節
秋っていいですよね。冬のような厳しい寒さもなく、春のように花粉症に苦しむ必要もなければ、夏のうだるような暑さもありません。
秋は1年の中で一番快適な季節なんですよ。だから頭も回れば運動もしやすい、そして食事もモリモリ食べたくなる季節です。
当然!登山も快適です。
残雪期のようにアイゼンやピッケルを持たなくていいし、夏山のように汗だくになることも少ないです。うんざりする樹林帯も見事な赤と黄色の原色に染まり目を保養してくれます。
夏山だとちょっと・・・という鍋料理もテント泊で楽しめちゃいますね。
秋山は、夏山の短さとは裏腹に3ヶ月近くも紅葉を楽しめます。それは標高を徐々に下げていくことで実現できます。秋の山は、夏はつまらないなと思っている里山も楽しくなりますね。
秋の登山は、ゆっくりと歩きながら景色を楽しむのにうってつけの季節です。
常念岳系山脈
グリーンシーズンは稜線に出るまで楽しみがあまりない常念系山脈も、紅葉の季節になると華やかな色に山が染まります。
オススメのルートは、大天井岳〜常念小屋です。ここのルートからは天空のような稜線のルートを歩けます。9月の半ばから後半がベストシーズンとなります。
関田山脈・鍋倉山
信越トレイルが開通された関田山脈には、ブナをはじめとした広葉樹の森が広がっています。秋の広葉樹の森は明るいです。気持ちのいい落ち葉を踏みしめながらうららかな秋晴れを過ごすのに最高の場所ですよ♩
標高1000m〜1200mの関田山脈は、10月の半ばから後半がベストシーズンになります。
飯豊連峰
夏場の飯豊連峰は暑いです。何たってスタート標高が500mです。うだるような暑さの中、樹林帯を標高差1000m以上、登って行かなければなりません。これは体に応えますよ。
稜線に出ると直射日光があなたを待っています。なだらかな稜線が続く反面、夏の日中は地獄のような暑さになります。
ここは秋に歩くのも悪くないかなって思います。本当になだらかでいい稜線ですからね。
八幡平
ここも秋に歩いてみたい稜線ですね。
八幡平は標高1600mまで車でアクセスできます。そのため登山をせずとも稜線を歩くことができます。温泉あり。避難小屋ありといった具合に、北アルプスの混雑とは裏腹に快適なトレイル歩きを楽しめますよ。
オススメは八幡平から網張温泉の稜線歩きです。途中の避難小屋(大深山荘)は、北アルプスでお金を払って泊まる山小屋よりも綺麗なんじゃないか!って思えるクオリティです。
八幡平の温泉に入り、大深山荘で1泊し、網張温泉に下山したら温泉って最高じゃないですか。
私は数年前にお盆の時期にここのルートを縦走したのですが、八幡平は本州でゆったりと歩ける稜線ナンバーワンだと断言します。
それでは。