
※当記事は2017年に公開した記事に加筆修正したものになります。
これ、パラダイムシフトって言うんですかね?
ある瞬間からこれまで自分が持っていたイメージが音を立てて崩壊し新しい視点が芽生える、みたいなやつです。
今、心の中が激しく揺れています。
それはKマウントからXマウントに移行しようかというところです。
その場合、どうやってシステムを組もうかと。
これまでのボディはどうやって運用しようかと。
もくじ
リコーイメージングのサポートの回答に対する信頼性の低下(後に回復)
※追記です。
2017年12月6日追記:
故障中だったK-3が手元に戻ってきました。3ヶ月間、長かったです。技術者にきちんと検証をしていただいた結果、防塵防滴は効いており内部結露によるものとのことでした。
9月12日、リコーイメージングより代替え機が手元に届く。これと引き換えに故障中のK-3を送る。電話連絡をした後は手の平を返したように対応が良くなった。とりあえず静観します。
9月7日、リコーイメージングの東京サービスセンターから、きちんと調査をするとメールで回答がありました。これまでに何度もメールでコンタクトを取っても反応がなかったので、時間の合間を縫いながらも電話連絡をしました。
お客様 = 神様だとは思ってないけれど、せめて反応くらいしろよな、というのが本音。

以下は2017年8月〜9月にかけて、私がペンタックスというブランドに失望したときに綴った記事です。
この記事はその時、私が心底から感じていたことなので、削除せずにこのまま残すことにします(加筆修正あり)。
以下はその内容です。
ペンタックスというブランドに失望しかけています。
ボディに対する信頼性の失墜。
リコーイメージングの姿勢に対する失墜です。
どんなに良い宣伝をしても隠蔽しちゃいかんですよ。
簡単に説明します。
K-30とK-3を同じ気象条件(霧雨)で使用していました。
しかし、K-3だけファインダーと背面ディスプレイに結露が発生し絞り制御が利かなくなる、という現象が起こりました。
Av、TAvモードで実際の明るさよりもISO感度が高く設定されたり、シャッター速度が遅くなるという問題に直面しています。
これに対するメーカーの説明は、
K-3(マグネシウム合金)とK-30(エンジリニアリングプラスチック)とでは外装の材質が異なる為、熱伝導率が高い金属外装を採用しているK-3のほうが先に外気温の変化の影響を受けたためと推測される
とのことでした。
当時は、マニュアル通りの回答って感じましたね。
突き詰めれば、ボディ内部の湿度、外気温の温度差、時間の経過による日中の温度上昇、標高差による温度低下の関係、その差分はどのくらいなのか?
その条件で風を受けた場合、ボディ内部はどの程度、温度が低下するのか、まで考察していく必要があります。
これは現場で実際に温度と標高を計測していた人間が一番よく分かっています
実際のところ、標高上昇による温度低下は1℃にしか過ぎません。
日中の温度上昇があるためです。
というところまで考慮せず推測。
ちょっとヒアリングした程度で物事をジャッジする姿勢に疑問を感じました。
でも、一旦はこの話は置いておくとしましょう。
私がリコーイメージングに対して信頼をなくした理由は、隠蔽体質と印象を与える行動です。
もし、リコーイメージングの推測が本当に正しければ、同じ環境下において「エンジリニアリングプラスチック」よりも、「マグネシウム合金」の方が内部結露の発生が起こる可能性が高いことを、ユーザーに対して公開しておくべきなんですよ。
Webにも説明書にそんなことは一言も書いてません。
特定環境において、マグネシウム合金のボディであるフラグシップ機クラスが、エンジリニアリングプラスチックであるエントリー機に劣る、というニュアンスの内容を書くと都合が悪いのか?
なんやかんやで修理点検に出したものの、原因に対する回答はなく部品交換とのこと。
- ファインダー表示不具合のため部品交換
- 結露による受光センサーくもりのため部品交換
理由も説明せずに部品は交換します、では納得しませんよね。
実機を点検したんだからユーザーに対して原因を解明し回答するのが筋ってもの。
部品を交換すればその場は凌げるかもしれない。しかし、根本的な解決にはなりません。
結局、何度も何度も電話して、ようやく根本的な原因調査をやってもらうことにしてもらったのですが、ここに至るまでに「さらりとかわしたい」というメーカーの姿勢が垣間見えた、という印象がありましたね。
Xマウント(FUJIFILM)に心が揺れ始めている
実はK-3に今回の不具合が発生してから、オリンパス、富士フィルムのメーカーページ、各個人がネットで発信している情報を読み漁っておりました。
Xマウントだからと言って、鉄壁だとは思ってません。
オリンパスは取り回しが良くネイチャー写真の撮影に強い利点があるし、ペンタには標準域から中望遠域の単焦点レンズ、アストロレーサーで星を追尾できるという武器があります。
そんな中で、私がXマウントに心が振れ始めている理由は広角単焦点だけの魅力だけではありません。
富士フィルムの姿勢です。
例えば、バッテリーの型番とボディの組み合わせです。
レンズ交換式のAPS-Cカメラは生産終了品から現在に到るまで、NP-W126に対応しています。これってユーザーにとって負担が減ります。
Xストーリーにも感化されています。
これ見たらワクワクしないハズがない。
そして、動画機能。
最近ではX-T2にF-logで動画出力(外部レコーダー必要だけど)できる機能を搭載してきています。
動画にも興味ありますからね。
グライドカムも買ったしなぁ。
FUJIFILMのバイアスかかっちゃったかな?
そんな感じで心が揺れていましたね。
それでは。