3本の単焦点レンズ(16mm、50mm、90mm)で切り取る北八ヶ岳の森の様子


台風の上陸やら秋雨前線の停滞でさっぱり天気が安定しない日々が続いております。そんな感じで山歩きを控えて悶々とする日々を送っております。。

 

秋雨前線が少し北寄りへ押し上げられるタイミングがやってきたので晴れを期待しつつも、万が一、雨が降っても楽しめそうな北八ヶ岳の森に行ってきました。

出典:気象庁・2018年9月9日の天気図(https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/wxchart/quickdaily.html?show=20180909

 

無雪期に北八ヶ岳の界隈をを歩くのは実に3年ぶりです。

 

当時と3年前と異なる点。今は単焦点レンズの楽しさを満喫しているという点です。当時は超広角と高倍率ズームレンズばかり使っていました。同じ場所でも新鮮さがまるで違いますよっ!

 

今回の記事は単焦点レンズを持って森歩きを楽しんできたよ、という趣旨の内容です。ズームレンズだけじゃなく単焦点レンズの購入を見据えている方は是非、ご参考ください。

 

持って行った機材は以下の通り。

・FUJIFILM X-T2
・XF16mm F1.4 (広角単焦点)
・XF90mm F2(中望遠単焦点)

・PENTAX K-3
・smc M50mm F1.7(マニュアルのオールドレンズ)
・DA16-85mm F3.5-5.6 (簡易防滴のズームレンズ)

 

それでは、レンズごとに撮影した森の様子を紹介していきましょう。
※解像度を落としています。

 

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3シーズン登山でPENTAXのHD DA16-85mm F3.5-5.6を使ったのでレビューをしてみる


白馬大池。DA16-85mmで撮影。

K-3 / DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR / 16mm / F8 / 1/ 250 / ISO400

 

今や描写力に定評のあるPENTAXの代表的な標準ズームと言えばHD PENTAX DA16-85mmF3.5-5.6ED DC WR です。

 

簡易防滴で便利な画角なカバーをしており、まさに登山にうってつけのレンズですね。このレンズ、登山で使っている人の記事が少ないので3シーズン登山で使ってきた視点からレビューしてみます。

 

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野辺山で星景撮影。X-T2とK-3でインターバル撮影をした比較明合成を比べてみた


Xマウントの撮影用ボディはX-T2を購入しました。「Xマウント機材導入開始。ダブルマウントへの道へ動き始める」読んでみてくださいね。

 

さて、新しくX-T2を迎え入れたところで動作テストも兼ねて野辺山で星景のインターバル撮影をしてきました。K-3とのコラボ撮影です。

X-T2とK-3のコラボ撮影

 

今回のテーマは「やまなしの木」と南方向の星空のコラボをした比較明撮影(コンポジット)です。

 

気温マイナス10℃を切る環境下でもX-T2もK-3も快調に動作してくれました。ヨカッタ、ヨカッタ。そんなことよりも私の足先が寒くて、寒くて凍えておりました。

 

X-T2とK-3で作った比較明(コンポジット)の作例

 

先ずはPENTAX K-3の作例です。K-3(後継機種のK-3IIも含め)の利点はボディで比較明データを合成できる点です。自宅で編集をしなくてもいいのはイイですね。

 

設定値です。

・絞りF4
・ISO 3200
・シャッタースピード 13秒
・20秒ごとに200枚撮影したものをカメラボディ内で合成
・使用レンズはDA16-85mm(16mm側で撮影)
・三脚はベルボンのUltrek 45Lを使用

野辺山、やまなしの木

 

次はX-T2でインターバル撮影をしたjpegデータで比較明(コンポジット)をPhotoshopで合成した作例です。カメラボディ内で完結できるという点ではK-3のほうが圧倒的にアドバンテージがありますね。

 

設定値です。

絞りF2 
ISO 3200
シャッタースピード 4秒
10秒ごとに360枚撮影したものをPhotoshopで合成
使用レンズはXF16mm F1.4
三脚はManfrottoのBefree(カーボン)を使用

 

野辺山、やまなしの木

 

どーですか?

あまり見た目は変わりませんよね。(構図はちょっと違いますが)

 

F4で撮影してもF2で撮影しても比較明(コンポジット)の結果には差異がない

 

片方はDA16-85mm F3.5-F5.6のレンズでF4で撮影。もう片方はXF16mm F1.4のレンズでF2で撮影。星を点像として撮影をしないんだったらF4でも十分だってことが明白です。

 

星を流す表現をするんだったら高いお金を出してまで明るいレンズを購入する必要はありませんよ。マジです。F4のレンズでもOKな理由は「F2.8の大口径レンズだけじゃない!F4のレンズで星景写真をカッコよく撮る方法」に書いていますので読んでみてくださいね。

 

今回はXF16mm F1.4を星の点像撮影には向かないレンズ、ということを折り込み済みで撮影に挑んでいます。ただ、星を流れる軌跡を表現するんだったらあまり関係ないかなって思ってます。理由はまた別記事でご紹介しますね。

 

X-T2とK-3のボディで差を感じた部分は比較明データを合成できるかどうか

 

X-T2でできることは単にインターバル撮影間隔と枚数を設定できることです。最大撮影枚数は999枚 または ∞ です。比較明(コンポジット)をしたければPC上でソフトを使って撮影したデータをレイヤリングをする必要があります。

X-T2のインターバル撮影設定画面

 

一方でペンタックスのK-3系では最大撮影枚数を2000枚まで設定可能です。更にX-T2の基本的なインターバル撮影機能に加えインターバル撮影後にそのデータをどう処理するのか?を選択できる機能がついています。その中の一つに「比較明」があります。

K-3のインターバル撮影設定画面

 

比較明撮影をするうえでの機能性という点ではペンタックスのボディ(K-3系)のほうに軍配が上がりますね。

 

同じ16mm側の広角レンズを使うという前提でシステムのコストを比較した場合、DA16-85mm+K-3II(私はK-3ユーザーですが)が新品でも12万円台半ば。一方でXF16mm + X-T2はキャッシュバックキャンペーンを併用しても22万円台後半ってところです。その差額10万円です。(2018年1月3日現在の価格.comによる実勢価格)

 

比較明撮影をやるだけなら価格が高めのX-T2は必要ありませんよね。X-T2にはペンタックスにはできないことを求めてます。

 

結論としては比較明撮影をやるなら明るいレンズがなくても大丈夫。APS-Cフォーマット機として明るい広角単焦点レンズをラインナップしているFUJIFILMを使わなくても大丈夫。比較明撮影をするならペンタックスのK-3II 16-85WR レンズキットが扱い易いということです。

 

次の記事では今回の撮影を成功させるためにやったことを書きますね。

 

それでは。

 


FUJIFILM XF16-55mmとPENTAX DA16-85mmを実写比較して分かった意外な結果


東京ミッドタウンにあるフジフイルム スクエアでX-T2を借りてレンズの検証をしてきた の続きです。

 

作例を見ても、MTFを見ても、描写力に差異を感じることができなかったXF16-55mmとDA16-85mmの描写力を比較してます。

 

XF16-55mmはAPS-C機用として最高峰のスペックを誇る標準レンズ

 

FUJIFILMとペンタックスのダブルマウントへ移行し、ペンタで不足している分をFUJIで補完するというスタンスでいるものの、本気で全面移行したら標準ズームはどうするのか?ってのが命題。

 

比較ターゲットはこれ。

XF16-55mmF2.8 R LM WR

DA16-85mmF3.5-5.6ED DC WR

 

どちらも標準レンズとしてはフラグシップという位置付けです。

 

ペンタックスにはスターレンズであるDA★16-50mm F2.8通しの防塵防滴レンズがありますが、AFの速度や耐逆光性能で後発であるDA16-85に負けてしまいます。

 

さて、この中でも特にFUJIのXF16-55mmF2.8 はAPS-Cセンサー搭載機用の標準ズームレンズとしては最高峰だと思っています。

理由は

・描写力が高い
・F2.8通し
・防塵防滴

だからです。

 

ただ、F2.8が必要な場面なら単焦点レンズでも賄えるわけで、行動時間が多い日中の撮影という点にフォーカスすると、XF16-55mmとDA16-85mmの描写能力の差ってどうなんだろう?って疑問がありました。

 

言うまでもなく、XF16-55mmはF2.8通しなのでレンズの重量が660gと決して軽くはありません。対するDA16-85mmは490g。これも軽いとは言えませんがF値が可変のため多少は軽量なんですよね。

 

この2つのレンズがもし、描写能力が同じだったら? 

 

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