もくじ
現代人は情報を食わされ過ぎている
本屋に行くとアホみたいにダイエット本が置いてあります。いつの時代だってそうです。そんなに肥満体が多いのか!?と首をかしげたくなります。
糖質カットにケトン体ダイエットに原始人ダイエットに・・・キリがありませんわ。一体何が正しいのかと。
体重の数値よりもプロポーションのほうがよほど大事です。今、世の中に出回っている廉価品なダイエット本は本質的な内容ではありません。
Googleで”ダイエット”と検索をかけると2億4000万件ヒットしました。次に英語で”diet”と検索をすると6億1000万件がヒット。英語のdietには複数の意味があるので代替えの言葉として”loose weight”で検索をすると5億5000万件がヒットしました。合わせて11億6000万件です。
このダイエットという言葉は日本語人口1億2500万人に対して190%の検索数でヒット。対する英語ではネイティブスピーカーと第二言語として英語を使用する人を含めた17億6000万人に対して66%の検索数となりました。
※幼児などダイエットという概念の有無については無視して皮算
ダイエットに相当する言葉は、ざっくりと見ただけでも日本語人口に対する英語人口での検索数は約1/3です。
もうお分かりですね。日本人はダイエットという言葉に反応しやすいということです。実際に自分の体はどうなのか?ということよりもダイエットという言葉に流されてしまっている現れです。
本質を見失っている証拠ですよ。
BMIという言葉は聞いたことがあるでしょう。WHO(世界保健機関)欧州地域のページによるとBMI 18.5〜24.9はノーマル・ウェイト、つまり標準体重という区分になっております。
この定義を当てはめると身長160cmの女性なら体重47kg〜63kgという範囲がノーマルということになります。範囲が広いですよね。
おそらくこの身長で体重が60kgあったらヤバイ!ダイエットしなきゃ!と考えるでしょう。これが本質を見誤っているということです。
んなことよりもプロポーションです。確かにある程度の体重は体のラインに影響を与えます。しかし本質は違います。
例えば体のプロポーションがよい女性がいました。彼女はワークアウトの習慣があって適正な筋肉量があり見た目よりも体重があるんだってことです。
ダイエット本で食事制限をするくらいなら好きなもの食べてワークアウトをやった方がよほど効果が出ますよ。
ワークアウトのメニューはシンプルでいい
世の中には色々なマシンがあり様々なワークアウトができます。でも、あれこもこれもやっても時間のムダです。投じた時間に対するリターンが少ないのです。
なぜかと言うと、集中して鍛えてないからです。色々なマシンに手を出すとあたかもやっている気分になります。その代表例が平日の真昼間にトレーニング施設に来て、おしゃべりをしているオバさんたちです。
マシンにドカン!と座って世間話に話を咲かせ、ちょこちょこで動作をしては他のマシンに移り再びおしゃべりを繰り返すという光景が見られます。
そして半年経っても1年経っても体は変わりません。まぁ来ているだけマシかなぁ。ワークアウト目的というよりはお友達探しという感じですね。
そんな暇があるんだったらメニューを絞って徹底してそれだけ1年間やった方がすば抜けた成果を得られます。ワークアウトのメニューなんてシンプルでいいんですよ。
細かいことは基礎的な体ができてから考えればいいことです。実際に私もワークアウトでやる種目数は1週間の間でトータル6〜7種類です。あまり細かいことは考えていません。しかし十分に成果を出しています。
シンプルに考えて下さいね。
体の動作の基本とは
体の動作の基本は、「押す」「引く」「ひねる」です。たったのこれだけです。簡単ですよね。
もっと厳密に言うと「上から押す。上から引く」「前に押す。前から引く。」という動作があります。つまり垂直方向の動きと水平方向の動きですね。
でもここではもっとシンプルに考えて「押す」「引く」にフォーカスします。実際にそれだけでも十分に高い効果が出るんですよ。
これらの動作をやる過程で腕、肩、胸、背中、お腹、お尻、脚とほぼ全身を鍛えれます。
3種類のワークアウト
押す
腕立て伏せです。できない人は膝をついてやって下さい。タプタプな腕で悩む二の腕(上腕の裏側)、胸、肩の前部を鍛えれます。加えて体を支える際に腹筋も使います。
効果としてはバストアップ、タプタプ腕とのお別れ、下っ腹の出っ張り解消といったところです。何れにせよ運動習慣にない人はほぼ使わない筋肉なので、腕立てができるようになると加速的に体の筋肉が強くなっていきます。
引く
これだけはジムへ行きましょう。1週間に一度でOKですよ。そしてラットプルダウンをやります。
肩甲骨から腰にかけて背中の筋肉が鍛えられます。と同時に肩の後部も使いますので上半身の後ろについている筋肉をほぼ網羅します。それから力こぶも使います。安心して下さい。簡単にはポパイのような腕になりませんから。
猫背解消。姿勢が良くなり疲れにくくなります。だぶついた背中の肉が引き締まります。背中の筋肉は大きいので鍛えていくと基礎代謝が高くなります。そうするとですね、脂肪がつきにくい体になってくるんですよ。続けていくうちにモデルのような背中に近づいていきます。
背中は普段使うことがないので、鍛え始めるとみるみると成果が出始めます。是非、ワークアウトに含めて下さい。
押す(脚)
お分かりですね。そうです。スクワットですよ。
ただ闇雲に立ってしゃがむだけではありません。お尻を突き出すようにしてやると太ももの裏やお尻も鍛えられます。
以上3つのワークアウトをご紹介しました。詳しいやり方はググってみて下さい。情報が沢山転がっていますよ。Youtubeでワークアウトをやっている女性を参考にするのもいいでしょう。
この動画の女性(Crissi Carvalhoさん)はこの時42歳です。完全菜食主義者(ビーガン)の食事法でワークアウトを実践しています。男性の私でも大いに参考になることがあります。
彼女自身の公式 ホームページVeagan Firrens Modelもご参考下さい。
それでは。