山に行くと色々なタイプの人間が登ってきています。ソロで行動する人、夫婦やカップルで行動する人、あるいは3、4人の小グループで行動する人がいますよね。
私はどのパターンもやるのですが、その中で何となく感じていることを書き連ねてみようと思います。
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もくじ
ソロで登山をする人
この属性の人たちは体力もあって自分の行動能力を把握している人が多いです。ソロで行動するための前提条件と言ってもいいでしょう。ソロで行動したい人はこういう人が多いのではないでしょうか。
・自分のペースで歩きたい
・自由気ままに行動したい
・マイワールドに浸りたい
もっと具体的に言うと、自分のペースで好きな時間帯に気になる場所で写真を撮りながら行動したい、自分の体力をフルに使って広範囲に渡って行動したい、独りの時間を大切にしたい、と言ったとこです。
そう、こんな感じです。星を単独でしっとりと眺めていたい、テントの中で音楽を聴きながら自分の世界に入りたい、下の写真のようなバーナーの燃える炎(関連記事)を見てボーッとしたい。
私もここに属しています。ですから「頼むから放って追いてくれよ!」という人の気持ちも分かりますね。私も自分自身の行動を誰からも邪魔されたくないタイプですし。大きく行動したい時はソロで行動すればまずストレスがないですね。
夫婦あるいはカップルで登山をする人
男性の荷物が重くなると言うのが相場です。テント、固形の食料などは男性が持つことが多いのではないでしょうか。ソロで登山をするよりも荷物の重量が重いかもしれません。
私の例だと夏山の縦走登山で水の入手が難しい場所なら24〜25kg、相棒の方は12〜13kgになることが多いです。この中にはカメラや三脚も入ってます。これが同性同士の友人だと双方の荷物は同じくらいになるのが相場ですね。
夫婦やカップルで歩くときは相手のペースに合わせる歩き方となります。ソロ登山との違いは「相手と時間を共有する」ことが目的の一つになるのではないでしょうか。
映画「Into the wild 」に「幸福が現実となるのは、それを誰かと分ちあったときだ。」というセリフがあります。その通りで自然現象を誰かとシェアしたことは、いつまでも心のエピソードとして残ります。風景に厚みが増すんですね。モノでは手に入らない感情です。
3〜4人のグループで登山をする人
コンパクトに行動するならこのくらいの人数に留めておいたほうが動きやすいですね。行動の基本は体力がない人に合わせる、です。荷物の配分も体力がある人が持つことになります。
3、4人で行動したい人はこんな方が多いのではないでしょうか。
・ソロでの行動に自信がないから誰かに頼りたい
・ソロだと寂しいから誰かと行きたい
・気心知れた仲間と緩く行動したい
デメリットは完全に自由気ままに行動できないことですね。ある程度、相手のペースに譲渡する必要も出てきます。しかし、力量が同じくらいだと快適な登山になります。また、マインドが似ていれば楽しいひと時を過ごすことができます。
私も力量が近いか、自分と同じ領域のマインドがある人と好んで行動しています。だってその方が楽しいんだもーん。
あなたはどのタイプですか?
それでは。