先日、Glidecam (グライドカム)HD 2000を購入した記事をご紹介しましたが、電動式の情報が多く散見されるということを言及しました。
ジンバル Glidecam(グライドカム)HD 2000をB&Hで購入
動画を始める!先ずは撮影用カメラよりもジンバルにお金をかけよう
日本で機械式のジンバル情報が少ない理由
Glidecam(グライドカム)は日本人よりも欧米人の方が使っていますね。日本語でスタビライザーやジンバルの情報を探すと圧倒的に電動式の情報が多かったんですよね。
なんで日本では機械式のジンバルの情報が少ないのかな?って考えてみると、欧米の方が動画撮影する人の絶対数が日本よりも多いこと、そして体力差なのではなかろうか?って思います。
ここでいう体力差とは根本的な筋力差のことを指しています。疲れるから電動式の方が便利という側面もあると思うんですよね。
まずはこの動画を観て下さい。Glidecamを持ちながら走ってますね。
使っているカメラはCanonのEOS 1DX系でしょうか? Glidecamとカメラを合わせて4kg以上の重量があるでしょうね。このくらいの動作ができるくらいの基礎的な体力を備えれば、電動式よりも機械式の方がいいんじゃないの?って思ってます。バッテリーに依存しないし、ソフトウェアで細かいパラメーターを触らなくてもいいし。
もちろん、ジンバルの持ち方や歩き方・走り方のテクニックも問われます。私自身、購入してから2度ほど外で練習をしてますがブレブレな動画を量産している状態です。
ハンマーカールのアイソメトリック・トレーニングで腕の筋力と持久力を強化
ハンマーカールは腕相撲の強化で取り入れられるワークアウトです。腕橈骨筋が使われるのは腕相撲だけじゃありません。動画撮影でとても大事になってくる筋肉になります。ジンバルの持ち方はハンマーカールのフォームと似ているからです。
一眼レフ +ジンバルの重量は2.2kgから3.0kgになります。この重量は小型のミラーレス(GX7+単焦点)から一眼レフ(K3 + 超広角レンズ)を想定しています。
ワークアウトをやっている人にとっては、軽い重量に感じるかもしれませんが、ずっとその重量を保持し続けるとなると話は別です。普段ワークアウトでやっているような反復動作とは異なる種類の筋肉の使い方をします。それは一定の力を発揮し続ける筋力と持久力です。
ジンバルを持ち続ける筋力を養うためには、アイソメトリック・トレーニングが有効的です。やり方は簡単です。
ハンマーカールのフォームで腕の角度を90度に保持(L字型)しそのまま静止するだけです。セットを重ねるごとに保持できる時間が減っていきます。
実際に私がやったワークアウトの内容です。使った重量は20kgです。ケトルベルにタオルに巻いたタオルを握ってひらすら耐えるだけです。
1セット目:20秒
2セット目:16秒
3セット目:10秒
4セット目:10秒
2018年1月現在、40秒以上、保持できるようになりました。
締めに、ジンバル+一眼レフを持って、長めのアイソメトリック・トレーニングを入れてもいいかもしれないですね。実際の重量で筋肉の持久力を鍛えるためです。
最初はゴムチューブや軽めのダンベルからスタートして下さい。あまり重い重量でスタートすると肘周りの筋肉を傷める可能性があるためです。
このワークアウトをやったら、力こぶ(上腕二頭筋)が少し筋肉痛になりましたね。腕橈骨筋以外はあまり使っている感じがしなかったのですが、上腕二頭筋も使っていたんですね。
アイソメトリック・トレーニングをやることにしたので上腕二頭筋の反復動作を伴ったワークアウトはやめることにしました。私は力こぶの形を作るよりも実用的な筋肉を作ることに注力します。力こぶ自体は懸垂でも使っているのでワークアウトの的を絞ることにしたのです。
目標は2分間、20kgのケトルベルを保持し続ける筋力と持久力を養うことです。ワークアウトの頻度は感覚的には2〜3日に一度の頻度でやればちょうどいいかなって感じです。
是非、トライしてみて下さい。
それでは。