家庭で食べる食事、飲み会で食べるモノ、コンビニのお弁当が当たり前に存在する理由って考えたことありますか?原材料を気にしたことりますか?
私はかなり食事の原材料を気にするタチでして、なるべく市販品の「素」を使わずに料理をする習慣があります。そこで今回は「素」を使わずにシチューをご紹介しましょう。
シチューの素を使うとクリーミーになる理由。それはパーム油や牛脂が混ざっているからだ
よくテント泊の縦走登山をすると、レトルト食品のお世話になることがあります。麻婆豆腐の素、パスタの素、お湯を入れればできるスープという具合に。そう、便利品に慣れきってしまうと、この◯◯の素が当たり前に存在していることに疑問すら持たなくなります。
夕方の残照を浴びて背後の山が染まる頃、真っ白な雪原に立ち尽くす私のお腹がグーって鳴ります。外は気温がどんどん低下しています。体が芯から冷えてきます。そんな時、脳裏にジャガイモがタップリと入ったホクホクのシチューが浮かびます。
そう。あのホワイトでトロトロなシチューです。体が芯から冷えている時に食べたら昇天してしまうくらい幸せを感じること間違いなしです。なにせ私がそうですからw
なぜ、シチューの素を使うとクリーミーになるか考えたことありますか?
それは油脂類が入っているからです。それもパーム油や牛脂など固まってしまう油脂類です。あなたが太ってしまう原因はその固まってしまうハイカロリーでデンジャーな油脂類のおかげです。
ところが、シチューの素を使わなくてもトロトロでクリーミーなシチューを作る方法があるんですよ。それも健康的に。
風味は摩り下ろしたゴマで。味付けは塩とコショウで作った超健康なシチュー
作り方をご紹介しましょう。
使う具材は材料はシンプルです。
・玉ねぎ(大)3玉
・豆乳
・ゴマ 40〜50g
・オリーブオイル
・塩、コショウ
以上!
作り方の手順
1.オリーブオイルで玉ねぎが飴色になるまで炒める
我が家ではティファール のフライパン を使っています。少量のオイルでも焦げにくいのが売りです。とは言うけど私は好んでオリーブオイルを多めに入れています。炒め専用のオリーブオイルはBOSCOエキストラバージン を使っています。サラダ等にかけるわけではないのでコストパフォーマンスがいいエキストラバージンでいいと思います。
2.水を少し入れ、グツグツと煮立ったら豆乳を適量入れる
もちろん無調整豆乳を使っています。ジュースでも調味料でもパッケージの裏を見た時、種類が少ないほど良い製品です。シンプルな材料できちんと作られているんですから。私がよく摂っているのはキッコーマン無調整豆乳 です。
3.ミルで砕いたゴマを豆乳する
ゴマをマジックブレットのミルで粉砕したものを鍋に入れます。ゴマを入れることで液体状だったスープがトロトロになります。ゴマにも油が入っていますがコレステロールが体に溜まらない良質な油です。私もゴマを好んで摂取しています。おかげで悪玉コレステロール値が20代の男性よりも低いんですよ。
4.塩、コショウで味を整える
塩は「山塩」がオススメです。山塩は温泉水を煮詰めて採取した塩で豊富なミネラルを有しています。この塩、ほんのり甘くて「味」があるんですよ。Amazonでは購入できません。長野県の大鹿村まで足を運び現地でのみでしか購入できません。旅行がてらにふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
過去記事:現地でしか買えない幻の塩。山塩の産地「長野県・大鹿村」を訪ねてみる
このシチュー、シンプルだけど美味しんですよ。ゴマとオリーブオイルの風味にほんのりと塩味が効いてるんですよ。
こういうシンプルなシチューを食べるようになったら、市販の素やルーを使う気が起こらなくなってしまいました。現代人は色々な素で味が作られた物ばかり食べていて味覚がおかしくなっています。
やっぱりね、食べ物は素材の味を噛み締めながら食べるのが一番幸せです。
それでは。