街歩きからテーブルフォトまでスナップ撮影なら万能とも言えるGX7+20mm F1.7 II ASPHの組み合わせ。
このカメラとレンズは旅先で大活躍してくれます。
どんどん新しいカメラが出てきますが、私的にはこの組み合わせで十分に満足しております。
最新機種の作例と比較しても撮れる絵はそんなに変わらないんだもんね。
後継機種としてGX7 MarkIIやGX7 MarkⅢが出ていますが、ここでは前機種であるGX7について紹介します。
スナップ撮影する分にはMark IIやⅢと同等と考えていいでしょう。
もくじ
旅先の街歩きならマイクロフォーサーズ機 + 単焦点1本があれば十分
お出かけするとカフェやレストランに入ることがあります。
そんな時にゴツイ一眼レフに大口径のズームレンズなんかつけていたら、ちょっと場違いな感じがします。
そこでマイクロフォーサーズ規格のミラーレスカメラ一眼カメラが登場します。
1、2万円のコンデジよりもドラマチックな絵が撮れるし何だかんだ言ってスマホよりも綺麗に撮れます。
マイクロフォーサーズ機に単焦点1本あれば街歩きが楽しくなりますよ。
ズームレンズを使わなくてもいい理由は街中なら自分の足で歩いてフレーミングができるからです。
40mm相当の画角が丁度いい感じ
20mm F1.7 II ASPHはフルサイズ機換算で40mmです。
旅先での散歩にはちょうどいい焦点距離ですね。
いわゆる準広角レンズより少しだけ狭めですが、スナップ撮影して歩くには程よい広さです。
LUMIX GX7を山に持って行くときは同じマイクロフォーサーズ規格であるオリンパスのズームレンズ(ED12-50mmF3.5-6.3 EZ )をつけて使う時もありました。
しかし、下界ではパンケーキレンズを使いたくなりますよね。
GX7+20mm F1.7 II ASPHの組み合わせは、旅先でスナップ写真を撮るのに、とて〜も向いていますよ。
カフェで使っても周囲の雰囲気に溶け込む!
LUMIX GX7と20mmのパンケーキレンズは、カフェに持って行っても違和感がありません。
コンパクトだもんね。
このレンズはF1.7と明るいのでカフェの中でも大活躍です。
ちなみにこのケーキの写真はF1.8で撮りました。
街撮りでも使える!
GX7+20mm F1.7 II ASPHのいいところは、街中で持ち歩くのに丁度いい大きさだという点にあります。
被写体を追いかけるようなスピードは求めないけど、歩きながらカシャカシャっと写真を撮り歩くには、とても取り回しがいい組み合わせですヨ。
風景だってクッキリとバッチリ写す!
LUMIX GX7と20mmのパンケーキレンズは、ちょっとテント場から撮影!という時にいいですね。
行動中のメイン機材というよりはテント場や山小屋に泊まった時や稜線周辺をお散歩する時にお供させたいカメラです。
ブツ撮りにも使えますよ。
薄暗い森の中でも大活躍! 小さな被写体を浮かせてくれる描写力
日中でも森の中はちょっと暗いですよね。
じゃあ、森の中でデカくてゴツいF2.8クラスのズームレンズを一眼レフ機につけて歩くのか?と言われるとそんなことやりたかありません。
大口径の明るいズームレンズを持って行ったとしても、必要なシーンは限られています。
展望のいい場所へ出ればパンフォーカスで撮影するためF2.8クラスのズームまで必要ありません。
そんな時にオススメなのがGX7+20mm F1.7 II ASPHですよ。
F1.7の威力で森の中の被写体を切り取ってくれます。
単焦点「FA 31mm F1.8 AL Limited 」 VS 「20mm F1.7 II ASPH」
PENTAXユーザー間では絶大な評価を誇るFA31mmF1.8AL Limited。
日本でも海外でも非常に評価が高い単焦点のレンズです。
このレンズはフルサイズ機換算でも47mm相当とスナップ写真に丁度いい画角になります。
しかし、手元にGX7と20mm F1.7 II ASPHがあるためこのレンズの購入を見送りました。
その理由はGX7+20mm F1.7 II ASPHの写りはFA31mmと遜色がないと思ったからです。
K-3 + FA 31mm F1.8 AL Limitedで撮影した写真です。
このレンズは味わいがある絵を撮れると言われますが、本当にその通りだと思います。
しかし、私にはGX7+20mm F1.7 II ASPHに対するアドバンテージが見出せませんでした。
そんな訳でGX7+20mm F1.7 II ASPHをイチ押してみました。
もちろん、GX7には欠点もある
どんな製品にも必ず欠点があります。
GX7の欠点は・・・
防塵防滴ではない。
GX7をフィールドに持ち出すには気を遣います。
バッテリーの持ちが悪い。
一つのバッテリーで300枚弱しか撮れません。
それでもGX7はイイ!
LUMIX GX7は購入時にレンズと合わせて10万円以上しました。
後継機種であるGX7 MarkⅡも値段が落ち着いてますね 。
20mm F1.7 II ASPHなら中古なら2万円台、新品でも3万円で購入できます。
予備バッテリーは持っておいて損がありません。
旅行先でバッテリー残量を気にすることなくアグレッシブにシャッターを切ることができますよ。
ちょっとした失敗がありまして、安いからという理由で1000円台で販売されていた互換品のバッテリーを購入しましたが、あまりにもバッテリーの持ちが悪いので返品しました。50枚くらいで撮れなくなりました。(悲)
ということで、この時は純正品のバッテリー(DMW-BLG10)を追加で購入しました。
カメラを始めた当初は、なぜカメラを何台も持つ必要があるのか理解できませんでした。
しかし、今は使い分けのツボが理解できました。
1台で全てのシーンを対応するのは難しい。
カメラも使用シーンで使い分けた方が楽しい!
それでは。