もくじ
一眼レフを始めたきっかけはVimeoでタイムラプスを観て心に残ったから
私がカメラを始めたきっかけはVimoでタイムラプスの動画を観たことでした。その時に心に残った動画はThe Mountainです。今でもこの動画が好きでSONYのWALKMANに入れて持ち歩いてます。
この動画を観ると何かこう力がみなぎる感じがするのです。自分自身がうまくいってない時でもこの動画から躍動する力を分けてもらっています。
この動画と音楽の組みわせが実に心地良いのです。自分もこういうのを作ってみたいなぁと思うようになって一眼レフの購入を考えるようになりました。
それまではコンデジさえあれば十分と思っていたのですが考え方が180度変わりました。そこでインターバル撮影ができる一眼レフを購入するに至ったというわけです。
初めて撮ったインターバル撮影はピンボケの写真を量産してしまう
一眼レフを手にし初めて撮影したインターバル撮影をした被写体は夜中の鷲羽岳でした。どうしてもThe Mountainで見たような動画を作りたくて夜中の撮影に挑戦したのです。
この頃は三脚を持っていなかったので、少し平らめな石の上にカメラを置いて星景インターバル撮影をしました。適正なISO感度もシャッター速度も分からないまま120枚ほど撮りましたが、高倍率ズームレンズを使っていたため無限遠の出しかたも分からずピンボケの写真を量産してしまいました。
それからも何度か挑戦しますが、何か釈然としない写真ばかり量産してました。しかし、三脚と超広角レンズを入手してからはインターバル撮影の質が見られるような形に変わってきました。そして場数を踏むことでシャッター速度やISO感度の感覚がわかるようになってきました。
タイムラプスを制作するうえで必要な機材
最近ではスマホでもインターバル撮影ができますが、景色を本気で撮るならやはり一眼レフがおすすめですインターバル撮影では数百枚の写真を撮影するためバッテリーも消費しますし、外気や湿気による堅牢性の問題もあります。
それから何と言っても、スマホと一眼レフのセンサーサイズの大きさによる差は埋められません。2000万画素のスマホを使うくらいだったら1600万画素の一眼レフを使ったほうが遥かにアドバンテージがあります。
カメラ機材はインターバル撮影さえできれば、どこのメーカーでもいいです。APS-Cに限って言えば中に積んでいるイメージセンサーの供給元はキャノンを除けばNikonだろうがFUJIFILMだろうがPENTAXだろうが同じですからね。
型落ちの中古モデルなら3〜4万円でインターバル撮影機能が入ったカメラが市場に出回っています。例えばK5IIなんかは3万円台で入手できます。
レンズはタイムラプスを作るんだったら超広角が欲しいところです。できれば単焦点の方がいいですね。無限遠出しがラクですから。そういう私はSigmaの10-20mm F4-F5.6のレンズを10mmで使っています。
タイムラプスでは1枚1枚の写真をつなぎ合わせて動画にします。そのため多少景色が流れたとしても動画にしてしまえば気になりません。ですから夜の撮影でも必ずしもF2.8 クラスの明るさを持つレンズにこだわる必要はありません。
それから月明かりの力を借りて雲の動きを表現できると、F4でも十分です。
タイムラプスの醍醐味は広大な風景の変化を人間の目で見ることが叶わない時間軸で表現することにあります。そのようなことから周囲の変化も捉えることができる広角レンズが適しいるというわけです。
気になるレンズの価格ですがSAMUYANGの14mmが3万円台、Sigmaの10-20mmでも中古なら3万円台という感じです。
そしてカメラを固定するには三脚が必要です。私はベルボンのウルトレック45Lを使っていますが、これも2万円あれば購入できます。コンパクトでザックにも忍ばせておきやすいのですが欠点もあります。風に弱いということです。重りをつけるフックがないんですよね。だから無理やりザックをぶら下げることもあります。
タイムラプスを制作するうえで必要な編集ソフト
Vimeoを観ていると動画にパン効果があることがわかります。タイムラプスを作り始めた頃は、どうしたらパン効果をつけることができるのが分かりませんでした。
後にドーリーという装置にカメラを載せてモーターで載せているカメラをスライドさせていることが分かりました。しかしドーリーを使うには三脚が2つ必要ですし山の中で撮るには装置もお荷物になってしまいます。
そこで見つけたのがPanolapseというソフトです。HD(出力解像度1280×720)までなら無料でパンやチルト効果をつけたタイムラプス動画を制作することができます。
タイムラプスを編集するのに必要なパソコンのスペック
AMD AhlonのCPUに4GBのメモリでタイムラプス動画を作っていましたよ。それも6年前に購入した5万円のパソコンですよ。さすがにRAW画像をレンダリングしている時はファンがずっと唸っていましが・・・。
パソコンだけは16GBのメモリと最低でもi5のCPUを積んだマシンを準備した方が良さそうですね。
それでは。