カメラメーカーから教わったボディを内部結露から守る方法


各メーカーに訊いて知ってしまった防塵防滴カメラの本当の実力」からの続きです。

 

さて、どこのメーカーの防塵防滴仕様のカメラを使っても内部結露が発生することは各メーカーに質問をして分かりました。そして電子基板が腐食する可能性があることも分かりました。(但し質問をしたすべてのメーカーが言及してくれたわけではない)

 

大抵の人が、防塵防滴=雪や霧雨に強いと思っています。私もそう思っています。ただし条件が付きます。ボディ内部の湿気が結露しないこと。この大事な情報をユーザーが取りに行かなければ、カメラ内部の弱さに対する情報が入ってくることはありません。メーカーはに購入前のユーザーに対してこの情報をパンフレットなどに掲載してないのがマズイ。

 

 

カメラメーカーが提示する内部結露から守る方法

 

さて、各カメラメーカーが提示してきた結露に対する防止策です。

 

  • 寒いところから暖かいところへ移動させるときは、結露の発生を防ぐため、カメラをビニール袋に入れて袋の口を閉じ、周囲の気温になじませてから袋から取り出し、使用する
  • 直接外気に触れないように、事前にカメラバッグなどにカメラを入れた状態で置いて(1~2時間ほど)から使用する
  • カメラ本体をビニール袋などで密閉し、袋の中には事前にシリカゲルなど入れ、徐々に温度を変えていく
  • 結露してしまった場合は、カメラを風通しの良い場所で乾燥剤などと一緒に乾燥することで結露した状態の改善が見込まれる
  • 雨の野外から暖かい場所に入る際には、機密性の高い袋やバッグに入れ、室温になじませてから取り出すこと
  • 結露が発生した場合は、電源スイッチをOFFにして2時間ほど周囲の温度になじませてから使用する
  • 結露対策は密封性の高いモノにカメラを入れてから移動する

 

ここで言っているポイントは3点。

① 気温の低いところから気温の高い場所へ移動する時は、カメラを密封性の高いものに入れる。
② 密封性の高いもの内の温度が、外温と差異がなくなってきたら取り出してもOK
③ 万が一結露が発生したら、絶対に電源を入れるな。

 

以上の3点を守らなかった場合、電子基板が腐食してしまう事態に陥る可能性がある、と私は解釈しています。

 

 気温の低いところから気温の高い場所へ移動する時の対策

 

登山をする人ならあまり大きなケースは持ち歩きたくないです。今の私なら3点の道具を準備します。

1.ジップロック。チャックが二重のやつね。もちろんLサイズ。こいつにカメラのボディやレンズを入れます。

2.シリカゲル乾燥剤これをジップロックに入れておきます。吸湿したらまた日なたで干せばいい。

3.カメラバッグジップロックに入れたカメラを入れます。これまでは不要だと思っていたけど考え方が変わりました。以前、登山中に素早くシャッターを切るためのカメラと交換レンズの持ち運び方でこんな見出しを書きました。

チェストバッグは利便性が高い。しかし夏場だと胸が暑苦しくてNG

しかし、厳冬期や小雨に限りトップローダー式のカメラバッグにカメラを閉まってしまった方が結露対策という面で有効なのではないかと考えています。厳冬期なら胸が暑苦しくなることもないし。50 AWはAPS-C機+標準ズームレンズを収納するのに丁度いい大きさですね。

 

以上の施しをすることで、結露防止になるのではないかと考えております。

 

2018年2月9日時点の対策。ネックウォーマーかニット帽にカメラを包んで、手元にあるカリマーのヒップバッグにカメラを入れることで急激な温度上昇に伴う結露対策を施しています。もちろん、ジップロックも忍ばせてます。

 

それでも結露した場合の最終手段はズームレンズの焦点距離を何回か変えてボディ内部の空気を入れ替えてやる

 

こんな方法があるとは知りませんでした。

 

メーカーから訊いた話では、万が一、行動中に背面の液晶画面等が結露してきたら、ズームレンズを回してやるといいという話。そうするとボディ内部の空気が循環して外部に出て行くそう。

 

ボディ内部の空気を外に出してやるには、SDスロットのカバーを開けておく必要があります。ズームを動かせば本当に空気が出て行くのが分かります。私が試したのは DA16-85mmのズームレンズです。

 

こんな手法があるならパンフレットや製品ページにも載せればいいのに。ユーザーに事前に回避策を宣伝するのも重要だと思うんだけどなぁ。

 

ところで、単焦点レンズの場合はどうなんでしょう?と思ってD FA100mmの単焦点マクロレンズの距離指標を0.3m〜1mに回してみましたが、空気の流れは感じませんでした。

 

ちなみに動画は防塵防滴マグネシウム合金のPENTAX K-3はK-30よりも結露しやすい?に載せてます。

 

それでは。


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