つくづく思うのですけど、豆腐という食べ物は万能ですよね。
私が思う豆腐という食べ物の位置付けはこんな感じです。
- シンプルな味で美味しい
- サラダ、煮物、炒め料理と調理法が幅広い
- 肉より低価格なタンパク源(節約にも向いている)
- プラントベース食を実施している人のタンパク源の一つ
私自身、豆腐という食べ物は、日本という国で
- 菜食ベースを中心とした食事をする人が体を作るために摂取するタンパク源の手段の一つ
として捉えています。
物事の見方は色々とあります。
値段が安く節約するためのタンパク源と捉える人がいるかもしれません。
はたまた、調理が楽なタンパク源と捉える人がいるかもしれません。
そうです!
豆腐という食べ物に対する見方は千差万別なんです!!
一つ言えることは….
豆腐って美味しいよね!
そんな豆腐ですが、今回は豆腐の中でもその中でも調理法に目を向けて、「豆腐ステーキ」を作るための下ごしらえと調理の流れをご紹介します。
(とっても簡単だよ!)
結論を先に言っておくと、
- 豆腐から水分を抜け(手間は2分だけでOK!)
- そして、炒めろ
です。
もくじ
豆腐の本質は20%の固形にあり
豆腐には80%以上もの水分が含まれています。
そうなんです。
豆腐がボリュームがあるように見えるのは、水分が多いからなんです。
豆腐が肉に比べてタンパク質の含有量が少ないですよね。
同じ重量であれば。
例えば、私は日常的に木綿豆腐を食べています。
この豆腐には100g辺り6.6gのタンパク質(パッケージ記載)が含まれています。
一見、肉と比較するとタンパク質の含油量が少ないように見えますよね。
ここで盲点があるんですよ。
木綿豆腐なら約86%の水分が含まれているんですよ。
でも、本当の栄養素(ここではタンパク質としましょう)は、残りの20%に含まれていると言えますよね。
ならば、実のところ6.6gのタンパク質は、14gの固形部分に含まれていると考えることができますよね。
その比率は47%、つまり固形部分に対して約半分がタンパク質なんですね。
と、もっともらしいことを書き連ねてみましたが、実際のところ80%もの水分を水抜きはできませんね(断言)。
では、実際にはどのくらいの水抜きができるのでしょうか?
豆腐の水抜きをして「ステーキ」仕様にする
それでは豆腐をステーキ仕様にするために水抜きをしましょう。
水分が多いので豆腐のパックに包丁で切れ目入れて、シンクの端に置いてある程度の水分を抜きます。
次に豆腐をバットやお皿の上に置いて放置します。
ちなみに写真のようなバットは野田琺瑯シリーズで販売されていますよ。
調理で使う程度なら15取サイズが使いやすいと思います。
(余談ですが、野菜サラダも琺瑯のバットで大量に作ってますよ)
バットで豆腐の水分が抜けないなと思ったら、最後は豆腐に重りを載せて水分をにきます。
写真では、豆腐の上にまな板を置き、その上に水を入れた茶碗とボトルを置いています(2〜3h)。
さて、どのくらいの水分が抜けたでしょうか?
400gあった豆腐が310gになりましたね。
90gの重量が水抜きによって減ったことになります。
タンパク質の含有量が100g辺り8.5gということになりますね。
この水抜きした豆腐一丁で摂取できるタンパク質が約26gです。
ご飯や味噌汁と合わせると、35g程度のタンパク質が摂れますね。
これだけの水分を抜くと、豆腐を切ったときに崩れなくなりますよ。
豆腐を炒める(焼く)
ここまでやれば豆腐炒め(焼き)が簡単にできますよ。
フライパンで焼いてもよし!
サイコロ状に切って炒めてもよし!
全然、崩れないのでとーっても炒めやすいんですよ。
ごま油をベースとして醤油系で味付けをすることが多いですね。
その際に使うのが、ティファール(T-fal) フライパンです。
少量の油でも馴染みやすく焦げ難いんですよ。
(ただし、使用期間が長くなるとテフロンの効果がなくなってくるので定期的に買い替えは必要)
味付けの種類
豆腐も肉と同じ考え方で味付けできますよ。
和食や中華が好みなら醤油や味噌で。
私はこんな感じで味付けをしています。
- 醤油(or 味噌)、酒、みりん、甜菜糖、生姜
- 麺汁
- オイスターソース、ニンニク
洋食が好みなら、油をオリーブオイルに切り替え、塩、胡椒で味付けをすることもできますよ。
インド風味が好きなら、カレー粉を加えてもいいですね。
という感じで、水抜きをすると豆腐を焼いたり、炒めるのは簡単だよっ!というお話でした。
最後に豆腐を水抜きする利点をまとめておきます。
- 水抜きをすることで嵩が減る
- そのことにより、十分なタンパク質を摂取しやすくなる
- 肉より調理が楽で味付けもシンプル
- 調理で使う油はサラサラ系なのでベタつかない
是非、やってみはいかがでしょうか。
それでは。