先日、メイン機材をXシリーズ1本化するお話をした折にXF10-24mmF4 R OISを導入したことに触れました。今回はこのレンズを導入する決定打となったコンテンツに触れましょう。
それはYouTubeで流れていた検証画像です。
先ずは思考プロセスについて触れましょう。実はこのレンズ、まったく眼中になかったんですよ。
もくじ
XF10-24mmを借りて試し撮りをした時は無感動だった
実際にこのレンズを借りて試してみましたが、XF16mmやXF90mmで受けたような感動がなかったんですよね。
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なんというか、XF16mmやXF90mmのような艶やかさがまったく感じられませんでした。それ以来、XF10-24mmはほとんどスルーしていたんですよね。もう眼中にもなかったんです。
しかし、FUJIFILMへの機材拡充をしていくと決めてからこのレンズの調達も自然と視野に入り始めたんです。
日本語だけの情報ではなく英語圏の情報も調べまくって納得する
一度、調達の視野に入り始めたら徹底的に調べます。調べて本当にそれは手にする価値があるのかどうかを洗い出すんです。もしかしたら実際に手にしてみなければ分からないかもしれない、という前提に立ちつつも可能な限り納得のいく情報を得るんです。最近だとLUMIX GX8を導入した時の思考プロセスがいい例です。
何でもそうですが、ネガティブな意見もポジティブな意見もあります。どちらの情報にも触れて調達対象となるレンズの情報を比較します。
XF10-24mmF4 R OISってネガティブな意見も散見されます。例えば、絞りリングの刻印がないことや絞り開放での周辺画質の流れなどです。
しかし思うのです。じゃあ、なんでポジティブな意見も多いんだ?と。
このレンズを購入する前にレビューをガッチリと読みました。
情報を探す時、日本語のレビューだけだと偏りが出てしまいます。ですから必ず英語圏の情報も得るようにしています。情報量が圧倒的に違うんですよね。
概ね評価は高い印象で彼らはXF10-24mmをランドスケープ(または建築)で使っているんですよね。つまり絞って使うようなシチュエーションが多いんですよ。絞り開放で使うようなシーンで評価している意見は少ないように思いました。
ところでですが、欲しい情報くらいイングリッシュで取れるようになった方がお得です。基本的な語彙習得にはDUOがおすすめ。内容はとてもつまらないです。
XF10-24mmF4 R OISは画角を調整できるランドスケープ専用のレンズである
XF10-24mmF4 R OISは絞って使うランドスケープ用のレンズって考えればさほどストレスもないだろうと考えたわけです。
そこで決定打になった動画(周辺画質)がこれです。XF8-16mmとの比較が非常に参考になります。(6:24〜6:40辺りが参考になります)
動画からは絞りF8やF11で使うなら実用上、何ら問題なく描写できるレンズだというのが窺えます。
その結果が先日、掲載した検証の記事です。
あなたなら何の情報を信じて、何を考えて、どのようにレンズを選択しますか?
それでは。