登山で愛用しているサーモスの山専ボトルが保温できなくなりました。
この山専ボトルですが、前夜に沸騰したお湯を入れた状態で、翌日に外温がマイナス3〜5℃の環境でザックにボトルを入れて歩き、翌日の午後3時になってもまだ白湯として飲めるくらいの保温性があります。
そんな信頼性の高いボトルでしたが、もう7〜8年使っており寿命が来たのだろうと思います。
どんな症状かというと、沸騰したお湯を入れると筒が熱く時間が経過すると保温されるべきお湯が水になっちゃうんですよ。
ということで、一応、メーカーに問い合わせてみました。
問い合わせた内容
以下の問い合わせをしました。
※0.5L(FEK-500)と0.9L(FEK-800)を使っています。
件名:突然、保温性が低下しました
FEK-500と併用していますが、同じタイミングで沸騰したお湯を入れるとFEK-800のほうは8時間ほど経過すると冷たくなっています。
一方でFEK-500は手で触れてもまだ熱々(おそらく80度はあると思われる)の温度を保っています。
また、FEK-800はお湯を入れた直後、手に持つと温度が伝わってきて筒が温かいです。
この症状は内部で保温する機能が働かなくなり、外部に温度が逃げているということだと思うのですが、耐久性はどのくらいあるのでしょうか?
それに対して貰った回答がこれ(抜粋)。
てことで、製品の解体したものは戻せないことを承知で現物をメーカーに送り解析してもうらうことにしました。
で、結果はどうだったのか?
解析してもらった結果、やはり錆が原因で真空状態を保てなくなったとのことでした。
ラフに扱ってましたし、お湯しか入れてなかったので洗ったことはありません。
せいぜい、使い終わったらタオルを敷いて逆さまにして保管するくらいでしたね。
ということで、たとえ白湯だけを入れるのが目的だとしても定期的に食器用中性洗剤を含ませたスポンジ等できれいに洗い、よく振って水を切り、十分に乾燥させるのが望ましいと言えます。
とは言え、結構、ラフに扱ってきて7年も8年も使ってきたということを考えれば、そこまで神経質になることもないかな。
0.9L(FEK-800)はお気に入りの製品ですからまた新調しましたよっ。
冬山ですごく重宝するんです。
何たって前夜に入れておいたお湯が翌日になっても暖かいんですからね。
体が冷えているとき、白湯を飲んだだけで体が温まりすよ。
私はいつも今回、新調した0.9L(FEK-800)と0.5L(FEK-500)の2つを持って雪山に入っていきます。
それでは。