5ヶ月ぶりのブログを投稿です。
色々と考えることに時間を取られておりブログにリソースを投下できてなかったのですが、心の余裕が復活してきたのでボチボチと再開したいと思います。
さて、今回はAudible会員でオーディオブックを聴き放題をして享受しているメリットの話です。
聴き放題に2022年1月に移行してから1年1ヶ月の期間が経過しました。
特にここ半年間、平日はほぼ毎日と言っていいほど耳読書をするようになりました。
Audibleの聴き放題を利用し出すと手放せなくなりますね。
月額1500円の利用料は限りある時間を有効に使うためのツールへの定期投資だと思ってます。
毎月定額の積立投資をして将来的にリターン(この場合は金銭的にですが)として返ってくるのをイメージしてもらうと分かりやすいかも。
暇潰しにネットサーフィンやSNSで時間を浪費するのが勿体ないなと感じるようになりました。
そんな無駄な時間の使い方をオーディオブックへ振り向けたこともあり、この1年1ヶ月で利用してきた総時間は丸23日間(552h)を越えます。
最近では聴きやすい環境を整えたこともあり飛躍的に耳読書をする時間が増えています。
車での移動時間、自宅で調理をしている時、ワークアウトをしている時、就寝前や寝起きに布団の中でコンテンツを聴いてることもあり、平日でも少ない時で2.5時間、多い時だと4時間近くも「耳読書」をしています。
このペースだと次の1年間は800〜900時間の勢いで聴くペースになりそうです。
要するに日常生活になくてはならないものになってしまいました。(私にとっては)
ネットサーフィンよりもTwitterよりもオーディオブックです。
もくじ
なぜ、耳読書をしているのか?
オーディオブックは耳で聴くことを目的としたコンテンツです。
耳で聴きたい時とはどんな状況でしょうか?
「座ってじっくりと本を読みたいけどそんな時間が取れないんだ! でも読書をしたいんだよ…」
という状況の時ですよね。
しかし、耳で聴くにしてもまとまった時間(20分〜1時間)を確保できるのが理想ですね。
そのうえで、
- 必ず決まったルーティン時間がある
- かつ、条件反射的にそのルーティンをこなしている状況に置かれている
そんな方に向いているコンテンツなのではないでしょうか。
身近で分かりやすい例だと、家事が多い人、車での移動が多い人、散歩をよくする人が該当するのではないでしょうか。
耳は空いているんだけど、手と目を他の活動に使っているがゆえに活字を読めない状況で、その活動をするうえで無意識に脳が働く状況の時ですね。
はい、これ、正しく私のことです。
私の5つの時間帯別による耳読書
私は5つの時間帯に分けてオーディオブックを聴いています。
- 寝起きに布団の中で20〜40分
- 朝の通勤に30分〜1時間
- 帰路で30分〜1時間
- 家事や筋トレ時に30分〜1時間
- 寝る前に布団の中で15分
それぞれの時間帯で異なったコンテンツを聴いてます。
理由はシチュエーション別に気分というか脳に入っているスイッチが異なるからです。
その方が集中して聴けますし。
この聴き方をしていると「あれ? 今日は4時間も聴いてたのか!」なんてことがザラにあります。
何というか頭を駆使したという感じがしないのですが、聴いた内容が情報となって知識なり視野の広がりが積み重なっている感じがするんですよね。
さて、5つの時間帯別に聴く(または今後聞く予定のある)コンテンツをコレクションに振り分けています。
オーディブルのコンテンツはアカウントに紐付いてるので、複数のデバイスで使うことができます。
私はシチュエーション別に使うデバイスを使い分けています。
それでは、オーディブルを利用することによって、どんな波及効果があったのか紹介していきましょう。
寝起きに布団の中で長編の文学を聴く
私は毎朝、5時前に目が覚めます。
アラームなしです。
枕元には外では使わない古いスマホを置いてます。
これには有線のイヤフォンを付けっぱなしにしています。
朝はこのスマホで文学を聴いています。
文学って長丁場なのでリラックスしている時間にじっくりと聴きたいですよね。
だから私は朝の少しまどろんでる時間帯に聴いてます。
再生速度は上げずに1倍速で5時30分頃まで流しています。
文学は新たな物事の見方や人の心情を読み取る力を養ったりするのに役立つと感じます。
必ず実社会でも必要になる能力です。
直近まで聴いていたのが、L.M. モンゴメリ著作の赤毛のアンです。
たかが児童小説と思っていたのですが、実際に聴くとぐいぐいと物語にひき込まれてしまいます。
ストーリーも素晴らしいですが、ナレーターの力も大きいですね。
棒読みしているのと感情移入しているのでは天と地の差があります。
大人としての経験を積んだうえでの発見もありました。
もし私が20代前半に持っていた知識と経験で赤毛のアンに触れたとしても発見できないことが多々あったと思います。
この時代(1880〜90年代)にもベーキングパウダーがあったのか!
へぇ、サクランボは砂糖漬けにして保存してたのかぁ。
ほう〜、標高が低いプリンスエドワード島にもゴゼンタチバナが咲くのか!
と言った具合です。
余談です。
ゴゼンタチバナ(御前橘)ってこんな花で亜高山帯に咲きます。
本州だと1500m前後の標高に行かないと見ることができません。
メインのコンテンツを聴き終えてから「訳者のノート」を聴いたのですが、旧約聖書と新約聖書とギリシャ神話に関する基礎知識が抜けていることも痛感しました。
断片的にしか知らないんですよね。
これらの概要を掴んでもう一度聞いたらもっと立体感がある世界が広がるんだろうなぁと思いますね。
これって、他の海外文学にも言えることですよね。
最近は周辺知識を得たいなと思って「聞く聖書シリーズ」も少しずつ聴いてます。
少しずつ聴けるから全然負担にならないんですよね。
朝の車通勤でビジネス、教養、資産金融のコンテンツを聴く
日本全国を見渡せば車で通勤している人も相当数いるのではないでしょうか。
そんな車通勤の皆さんの中には音楽を聴いたり英会話を聴いている人も少なくないでしょう。
私も音楽や英会話を聴いてましたが、次第にマンネリ化がやってきて、ただの聞き流しになってしまうことが多くなりました。
何の身にもなっていない状態だったんですよね。
「時間がもったいないなぁ、もっと時間を有効活用できないものか?」と思ってAudibleでオーディオブック継続して聴いてみることにしたのです。
2〜3ヶ月間、聴き放題で様子見をしたらハマった(いい意味で)というのがここまでオーディブルを聴くキッカケになったというわけです。
(今でも英語のリスニングをしますし、オーディオブックを聴く気分じゃないなと感じる時は音楽を聴きますよ)
運転中はAudilbeアプリ入れたiPad mimiを車載して車のスピーカーから聴いてます。
コンテンツは家のWiFi環境で予めダウンロードしておきオフラインで聴いてます。
よく聴くのは、ビジネス、実社会での教養、資産に関するコンテンツです。
文学のようにじっくり聴くことはありません。
この手の本は一つのコンテンツだけ聴いて考えが偏ってしまうことを防止する意味で、同じジャンルで複数の種類を聴くことが多いです。
そのため、既に知っていることもありますが、能動的に情報を取りにいくスタンスで聴いてます。
聴く速度は1.3〜1.8倍速です。
この時間を利用して聴いたコンテンツからも影響を受けています。
何気なく聴いてるコンテンツから日々の生活に波及しているのが些細なお金の使い方です。
物の価格がじわじわと上がっています。
現役世代は確実に年金の受給額が減ります。
貯金も預けるだけでは増えません。
団塊世代のように定年まで勤めて退職金を貰い年金で安泰という時代は過ぎ去りつつあります。
現役世代は能動的に資産を形成していくマインドが必要です。
些細なことでも死金を使うのではなく生きたお金の使い方をしないとなぁと思います。
この半年で変えたことを箇条書きにします。
- タンブラーにコーヒーやココアを入れて持ち歩くようになった
- 登山用の行動食をコンビニで買うのをやめた
- ふるさと納税を利用するようになった
- セルフカットに切り替えた
- 車の保険を見直した
こうした行動はオーディオブックを聞いた影響を受けています。
帰路の運転で社会科学、歴史のコンテンツを聴く
帰路の運転では受動的なスタンスで聴けるコンテンツを聴くことが多いです。
「へぇ〜、そうなのかぁ」と感じられるような内容がメインです。
ジャンル的には社会科学や歴史の解説物です。
色々と聴いてますが、一番、聴いていてタメになったのが「池上彰の世界の見方シリーズ」です。
なぜ現在、世界はこうなっているのか? という背景事情を知ることができます。
突き詰めていくと、日常生活に影響を及ぼしている範囲まで展開して考えることができます。
なぜ、電気代が高くなったのか?
なぜ、食品の値上げラッシュに結びついているのか?
と。
単に目の前で続く値上げラッシュを呆然と眺めているのと、背景の世界を理解しているのとは大違いです。
いい意味でオーディオブックを利用したことによる影響を受けています。
車でのAudibleアプリの操作はリモコンを使ってます
車載しているiPad miniのAudibleアプリの操作は車のハンドルに取り付けられるリモコン(Satech Bluetooth メディアボタン)を使ってます。
予めペアリングしておくと車にiPad miniを持ち込んだ際にリモコンと自動で接続されます。
使える機能は再生、一時停止、曲送り、曲戻し、音量調節です。
暖かい季節は窓を開けて走行することも多くなります。
そんな時に信号待ちでスピーカーからオーディオブックの読み上げ音声が通行人に聞こえてしまうことに抵抗を感じる時に、一時停止や音量のボリュームダウンをする時に使ってます。
リモコンのバッテリーは5ヶ月ほど持ちました。
(バッテリー残量が減った時の症状としてはペアリングが断続的に切れやすくなった)
リモコンのバッテリーはCR2016を使っています。
コンビニで買えます。
家事やワークアウトをする時に、食、健康、ライフハック的なコンテンツを聴く
実は帰宅してからも耳が空いてます。
ただボーッとすることもあるのですが、余力がある時はやはり耳読書をしています。
家事やワークアウトの時間を利用して、食や健康、ライフハック、自己啓発的なものを聴いてます。
ラジオ的に聴けるものが多いですね。
帰路の車の運転と同じく受動的に「へぇ〜、そうなのかぁ」と感じられるような内容がメインです。
ワークアウト最中なら呼気が乱れない種目なら聴きながらできます。
高回数のブルガリアンスクワットをやりながら食に関するコンテンツを聴くのは無理ですが、懸垂をやりつつ聴くことは可能です。
野菜を切りながらじっくりと文学を聴くのは無理ですが、自己啓発的なコンテンツは聴けます。
家の中ではワイヤレススピーカーとネックスピーカーを併用しています
家の中でも動き回る時はネックスピーカーをiPad miniとBluetooth接続して聴いてます。
私はワークアウトのセット間の休憩に家の雑事をしつつ、ワークアウトに戻るという感じでやっています。
こんな時はワイヤレススピーカーよりもネックスピーカーの方が使い勝手がいいですね。
大音量にしなくても耳元から音が聞こえますし、部屋の越しで動く範囲ならBluetoothの接続が切れてしまうこともありません。
どこのメーカーの物でもいいと思うのですが、私はMongeese ネックスピーカー を使っています。
別に聴く上で困ることはないですね。
逆に部屋の中でも特に動き回らない時はJBL FLIP5のワイヤレススピーカーを使ってます。
同じくiPad miniとBluetooth接続して使っています。
スピーカーを好きな場所に置けますのでiPad miniと物理的に離れていても聴けます。
これなら調理音があっても十分な音量を確保できますし、モノラルながら音質もいいです。
寝る前に布団の中で文学を聴く
寝る前も朝と同様に寝床に置いてある古いスマホを使って文学を聴いてます。
朝とは違う内容のコンテンツを聴いてます。
そのままかけっぱなしにしておくと寝落ちしてしまうので、聴く時間は15分程度です。
それ以上は集中して聴けないんですよね。
あくまでも心を豊かにするというスタンスなのでリラックスしながら聴けばいいかなと思ってます。
半年間、聴いてみたらいいんじゃないですか?
無料体験で聴けますが、個人的にはそのまま半年間、継続してみたらいいと思っています。
あなたが一番耳が自由になる時間って平日の通勤、もしくは家事をやっている時ではないでしょうか?
意外と休日は聞く時間がなかったりします。
遊びに行ったり、人と一緒に過ごしたりと。
だとすると、聞ける時間って限られてくるんですよね。
通勤時間にオーディオブックを聞く人だったとしたら1日に30分の通勤を2回聴いて毎日1時間です。
平日だけでカウントすると1ヶ月間で20時間です。
確かに馬鹿にできない時間ですよね。
しかし、このくらいの時間だと「こういう感じなんだ」という雰囲気を掴んで終わりではないでしょうか。
その先は時間を積む必要があると感じます。
通勤や家事の時間を除くと、その先の時間は意識的に環境を整えないと増えませんね。
本気で聞こうと思ったら、20時間や30時間のコンテンツもありますし。
先に挙げた「赤毛のアン」もメインのストーリー部分だけで15時間以上、解説などで4時間近くもあります。
コンテンツが合う/合わないなんてこともあります。
私にとって合うコンテンツでも、あなたにとってはダメダメのコンテンツもあります。
- 内容が良くてもナレーターの声や抑揚が自分には合わない
- ナレーターが良くても内容がダメダメ
- 両方ともダメダメ
聞き始めて10分で「これ、無理だわ」なんてのもありました。
その限られた時間に、聞いていて心地良さを感じ、身になるコンテンツに出会えればいいのですが、必ずしもそうとは言い切れません。
やはり色々と聞くのが一番です。
有効な方法は総リスニング時間を増やすのが一番です。
先ずは半年間試してみてはいかがでしょうか。
サービスに支払う利用料は初めの1ヶ月間が無料だとしたら7500円で済みます。
それでは。