1年ほど前(2016年の2月頃)にセカンドショップで2000円で購入したレンズで撮影しました。
どうですか?この写り。
なかなかイイですね!
smc PENTAX-F 80-200mm F4.7-5.6は絞りリングがついているタイプで、K-3でもAF対応しています。
重量もわずか300g。
軽いんですよ。
冬になると山に入ることも少なくなる反面、空気が澄んでいるので遠くの山がよく見えます。
そのため望遠レンズが欲しいなぁと思っておりました。
しかし、山の最盛期に望遠レンズが必要かと問われると否って答えます。
登山ではDA16-85mmをメインで使っていますが望遠側は85mm(フルサイズで130mm相当)必要十分なんですよ。
それから望遠レンズは重いです。
使用頻度も低く、重いレンズにお金をかける意味があるのかって思ってたんですよ。
あるとき、セカンドショップで2000円の望遠レンズを見つけたんです。
それがsmc PENTAX-F 80-200mm F4.7-5.6です。
安いしお試しで使ってみてもいいんじゃないかと。
200mm(300mm相当)の世界がどんなものかさえ分かればそれでいい、画質は期待してませんでした。
ところが実際に撮ってみたら想像以上に写りがよかった!というわけなんです。
それが冒頭で紹介したような写真です。
欠点もあります。
逆光に弱いんです。
光がポワ〜んとした感じですね。
クリア感が阻害された感じ。
逆光性能はHDコーティング化されたレンズには及びません。
だから大きい太陽を引き寄せて大きく撮るのには向きません。
まだ一眼レフをやり出す前、レンズの基本的な知識もなかった頃、アフリカの地平線に沈む夕日は巨大なものだと思っていました。
でもカメラをやり始めてだんだんと分かってきました。
あれって太陽を望遠レンズで引き寄せて撮っているんですよね〜。
いい大人が少年心を挫かれたような気分になりましたよ〜。
数十キロ離れた被写体を撮影するとコンデジ並みです。
200mmで撮影。
D FA Macro 100mm F2.8で撮って2倍にトリミングした方が解像度が高いという….。
結論です。
パンフォーカス狙いで数十m〜7、8km離れた被写体を狙うんだったら、SMC Pentax-F 80-200mm F4.7-5.6はオススメです。
メインは真昼間の風景撮影、かつ、逆光でないことが前提条件となります、この条件を満たすシーンってあると思うんですよね。
登山では望遠を使う頻度が多くないのですが、重量300gということを考えるとザックの片隅にでもしまっておけるコンパクトさにアドバンテージがあります。
それからちょっとしたお出かけに持って行っても邪魔になりません。
機動性が高くなりますね。
ちょっとデザインが・・・。
レビュー数の母数が少ないのですがPENTAX FORUMSでは高評価ですよ。
安いレンズも使い道があるってものです。
それでは。