先日、岩手山に行った話を書きましたが、折角ですから早池峰山に登った話も書きましょう。
時は2015年の8月。
この時の早池峰山でも「霧、小雨、晴れ」と目まぐるしい天気にやられました。
(岩手県の山では必ず雨や霧にやられてるんですよね…)
8月の半ばということもあり、お花を見るには季節が遅過ぎた感も否めない登山となりました。
しかし、ランドスケープを楽しめた登山でもありました。
早池峰山の森林限界は標高1300m
早池峰山と高山植物の宝庫。
中でもハヤチネウスユキソウが有名ですが、残念ながらお目にかかることはできませんでした(それとも見逃しているだけ?)。
そんなランドスケープ有する早池峰山(1917m)は岩手県で第二位の標高を誇る山です。
北アルプスや南アルプスと比べたら標高が低いですが、標高が僅か1300mで森林限界を抜けアルプス気分を味わえます。
半日あればOK。河原坊から小田越ルートでピストンした
登山口の駐車場がある河原坊までは東北自動車道の花巻ICから約50分。
大迫を過ぎて県道43号線に入るとコンビニがないので行動食の買い出しは手前で済ましておいた方がいいですね。
河原坊からの登山口は2カ所あります。
- 正面コース(河原の坊から直登)
- 小田越コース
正面コースは河原の坊から直登できますが岩場が多いコースです。
(ここも歩いたことある)
今回は河原の坊から東方面に2km先にある小田越コースまで車道を歩き、そこから早池峰山の山頂を目指すルートを選択しました。
河原坊 ⇄ 小田越はシャトルバスがありますが、早朝なのでどの道歩くことになります(なお、2020年は新型コロナの影響で運休です)。
河原坊から小田越を経由して山頂までピストンしてきても6時間ほどの時間があれば楽しめますよ。
小田越。
携帯トイレを使う時、人から見えないようにブースが設けられています。
北アルプスにもこういう場所があるといいな。
標識。
小田越から山頂までの距離は2.7km。
近いですね。
ガスガス!
先ほど書いた通り標高1300mほどで森林限界を抜けます。
手軽にアルプス気分を味わえますね。
北アルプスだと標高2400mまで登らないと樹林帯を抜けませんもんね。
時折、晴れ間はあるんだけど…。
湿っぽい。
こういう天気の時って下界は晴れているんだけど山はガスガスみたいなパターンが多いです。
年季が入った看板。
北上山地。
低い雲が立ち込めています。
目の前に見える山は薬師岳(1645m)。
稜線に出ます。
これで標高1900mですからね。
早池峰山はお花の名山ではありますが、残念ながらピークは過ぎ去っていたようです。
お花の旬が過ぎているのであればランドスケープを見ましょう。
晴れていたらなぁ。
早池峰山朝避難小屋。
東北の山にある避難小屋はどこも立派ですね。
避難小屋から歩いてきた稜線を眺める。
天気は芳しくないけど、人はそれなりに多い。
下山を開始したら晴れてきた!
いい天気じゃねーか! タイミングが1時間遅かったぞ!
今度は光が当たっている薬師岳をお目にかかることができました。
イエス。
小田越まで下山したら完全に天気が良くなりましたね。
早池峰山は遠野市と花巻市に跨っています。
7時頃、駐車場を出て12時30分頃に戻ってきました。
以上です。
それでは。
今回、掲載した写真はすべて
- PENTAX K-3
- SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC(PENTAX用)
で撮影しました。