プロテインパウダーがないと嘆いているあなたへ。
そんなの「きな粉」を作ればいいじゃないですか。
簡単に作れちゃうんですよ。
当記事の対象読者
・サプリがなくてもOKな人
・プラントベース 中心のタンパク源を手軽に補給したい人
・保存ができるタンパク源を入手したい人
・登山の携帯用タンパク源が欲しい人
・摂取カロリーアップをしたい人
当記事では大豆ベースから作るきな粉を紹介します。
※栄養価はすべて乾燥しているもの、つまり無加工の状態(煮てない)の重量を基準でお考え下さい。
もくじ
きな粉の脂質が気になる方へ
一般的にきな粉は大豆がベースです。
しかし、脂質が気になる方もいると思います。
その場合の解決方法を3つ提案。
1つ目。
脂質の含有量が少ない豆を使うこと。
大豆は100g辺り34〜35gのたんぱく質を含んでいますが、脂質は19〜20gあります。
ところが、ひよこ豆(ガルバンゾー)は100g辺り20gのたんぱく質に対し脂質が5gしか含まれていません。
大豆と同じ手法できな粉にするイメージです。
この場合、粉末にしたひよこ豆をケーキやスープなどの調理に使う感じですかね。
いずれにせよ、きな粉の作り方は大豆と同じです。
2つ目。
基本的に大豆ベースでの「きな粉」作りを紹介しますが、前述した通り脂質が多いです。
じゃあ、その脂質をエネルギーとして使っちゃいましょう!
きちんと運動をやって相応のカロリーを消費する、あるいは筋肉をつけて基礎代謝を高めること。
3つ目。
ソイプロテインの導入です。
プロテインはたんぱく質を抽出していますので、脂質の含有量が少ないです。
例えば、ソイプロテインなら100g辺りたんぱく質が84g、脂質が0.2gです。
粉末のプロテインのメリットは手軽にコンパクトな量でタンパク質を補給できることです。
しかし、私は脂質も摂っていいという立場を取っています。
朝にソイプロテインを20g(つまりタンパク質が16g含まれている)、そしてオリーブオイルやナッツの摂取で、脂質も積極的に摂っています。
意識的にカロリーをアップさせているんです。
ですから、意識的に脂質を避ける理由はありません。
じゃあ、何でソイプロテインを摂っているんだ?の理由はこちらの記事を。
個人的にはそろそろ市販品から卒業してもいいかなと思っています。
ということで気になる点を解消しましたから、実際に作ってみますか!
大豆をフライパンで煎る
使った大豆は330g。
フライパンに大豆を入れて、弱火で15分ほど炒ります。
時折、ヘラで混ぜやるといいです。
動画からBGMが聞こえてきますが、YouYubeで音楽を流して、ネットサーフィンをしてる(物欲…)合間にきな粉を作っています。
ほんと、手間が掛からないですから、日常の「ながら」作業で作れちゃうんですよ。
大豆の粗熱を取る
大豆を炒り終わったら粗熱を取りましょう。
30分から1時間くらい置いておけばいいでしょう。
今回は一晩そのまま放置しました。(単なる出不精ですw)
大豆もそうですが、豆類の利点は何と言っても放置しても腐敗しない点が挙げれらます。
これだけでも凄いアドバンテージですよね。
肉や魚なら塩漬けにしないと保たないですからね。
大豆をミキサー(バイタミックスS30)で粉末にする
炒った大豆をミキサーに投入しスイッチON!
ほい、こんな感じですよー。
大豆が粉砕できてきたら、回転速度をアーーップ!
そして、きな粉が出来上がります。
我が家で使っているミキサーはVitamix(バイタミックス)S30。
炒り大豆なんて動画を見ての通り簡単に粉砕できます。
とにかくパワーが強力ですね。
バイタミックスS30は日本で購入すると価格がやや高めですが、それはそれは価値のあるものです。
こうしてきな粉ができるわけです。
きな粉は、スムージーに入れて飲みます!
30gのきな粉に対して10gのプロテインが摂取できます。
市販のプロテインとの相違点は、前述した通り脂質がやや多めに含まれているということです。
私は全然気になりません。
むしろ、カロリーが欲しいくらいですから。
保存性、携帯性も抜群ですから登山のタンパク源補給にも使えますね。
興味のある方は、是非、プロテインパウダー(きな粉です)を作ってみてはいかがでしょうか。
それでは。