ついに昨日6月7日に四国から関東甲信越まで梅雨入りしましたね。
梅雨というと重く垂れ込めた雲が広がって、しとしと雨が降るイメージですが、ドラマチックな景色に出会える可能性が高くなるシーズンでもあります。
天気の変わり目が狙い目です。こんな日は雨奇晴好な景色に出会えます。雨から晴れに写り変わるような日。雲の裂け目から光が差し込むような景色が目の前に広がったりします。
こんな日にカメラを持ち歩かないなんて勿体ない!
最近の一眼レフにはインターバル撮影(微速度撮影)できる機能が付いています。使ったことありますか? 一定の間隔で撮影できる機能です。この機能を使って天気の移り変わりを撮ってみると面白いですよー。私は主にペンタックスのK-3 を使っています。
こんなやつですね。
非日常な世界を表現することができます。単純に楽しいです。カメラは人間には見えない世界観を切り取ってくれる手段です。搭載されている機能はバンバン使い倒しましょう!インターバル撮影機能も含めK-3の優位性についてはこちらの記事でも触れています。
さて、ここで問題になるのが数百枚の写真を撮影したんだけど、どうやって動画化したらいいんだ?という疑問が沸々と湧いてきます。カメラにインターバル撮影(微速度撮影)機能が付いても、動画化するマニュアルまでは付属してないんですよねー。
今回は撮影した写真データをAdobe社のPhotoshopで動画化しタイムラプスとして表現する方法を、手順を追って順番にご紹介します!
実際のやり方はこのページの中頃から載せていますので、そちらを見たい方は適当に読み飛ばして下さいませ。
もくじ
必要なソフトはAdobe Creative Cloud フォトプラン。月当たりの利用料は980円
Creatie Couldとは
- 動画編集
- デザイン
のソフトウェアの使用権を料金を支払って利用するサービスです。えーと、簡単に言うとお金を払ってソフトを一定期間レンタルして使用することです。例えるなら感覚的にレンタルビデオみたいなものですよ。
Creative Cloudには4つのプランがあります。
- フォトプラン(今回利用したのはこれ!)
- 単体プラン
- コンプリートプラン
- コンプリートプラン と Adobe Stock のセット
2台のパソコンまでインストールできます。私の環境ではWindows 10が入ったThink Pad E570と15インチのMacBook Proにインスールして利用しています。この2台の相関性については「Macに対するLenovo ThinkPad E570の優位点」を読んでみて下さい。
Creative Cloudの詳細です。今回のタイムラプス作成ではフォトプランでOKです。
フォトプランではLightroom とPhotoShopの2つのソフトを月当たり980円で利用できます。
私はオンラインコード版を購入しインターネットを通じて自分のパソコンにインストールして使っています。月払いが面倒なので、1年一括払いにしました。
Adobe Creative Cloud フォトプラン(Photoshop+Lightroom) 2017年版 |12か月版|オンラインコード版
Adobe Creative Cloud フォトプランとは
フォトプランではLightroomとPhotoShopのソフトが利用できます。
Lightroom :
写真データを管理するためのソフト。これ使うとフォルダ管理をするのがバカバカしくなってくるくらい楽。
【できること】
撮影日付、使用レンズ、カメラ、焦点距離、ISO感度、露光時間などでフィルターをかけ一括で横断的に写真データを抽出することができる。当然、RAWファイルも現像できます。
PhotoShop:
写真を加工したりデザインをするためのソフト。
【できること】
写真から画像(電柱とか人物とか)を消したり、追加したり、反転させたり、画像の水平を出したりすることができる。
タイムラプス編集の手順
※RAWファイルを写真をLightroomで取り込んでいることを前提に話を進めます。
大雑把な手順
STEP1:Lightroomで写真を任意のフォルダに書き出す①
STEP2:①のデータをPhotoShopで読み込む
STEP3:そのデータをビデオとして出力する
詳細手順
最初にLightroomから使います。
①Lightroomで書き出しを選択する
②Lightroomで写真を任意のフォルダに書き出す
③Lightroomで指定したフォルダに書き出し中
ここからPhotoshopを使います。
④Photoshopで開くを選択する
⑤Lightroomでファイルを書き出したjpgファルを読み込みます。先頭の番号だけ選択をし「シーケンス」にチェックを入れます。
⑥フレームレートが開くので任意のフレームレートを設定します。
※フレームレートとは、1秒間に流す動画の枚数です。
⑦静止画イメージ表示されます。
⑧Photoshopで [書き出し] -> [ビデオをレンダリング] を選択します。
⑨動画を書き出したいフォルダの場所、動画の解像度を設定し、レンダリングをします。
⑩データを動画化しています。
以上で終わりです。
こうして出来上がったのが、この動画。去年の6月に寺泊で撮影したものです。この時も梅雨らしい天気でしたね。でもドラマチックな風景ですね!ちょっとブレてるなぁー。ソフトで補正できるのかな??
是非、挑戦してみてくださいね!
それでは。