ワークアウトの習慣のない人間からこう言われることがあります。
「何を目指しているの?」
「筋トレって単調でつまんないよね?」
「筋トレをすると服が着れなくなるよね」
日本人はワークアウトに対してまだまだ無知と偏見を持っている人たちがいます。そりゃそうですね。学校教育も親もワークアウトに対する知識がない人が大半ですからね。
逆に質問してみましょう。あなたはなぜワークアウトをやらないんですか?
もくじ
あなたが目指しているものは何ですか?
あなたは弛んだお腹を何とかしないの?成人病って昔より増えていることは知っているのでしょうか。食べ物と運動習慣のなさが原因だということが分かっているのでしょうか。
何も運動習慣がない人間はが体をキープできるのは20代半ばまでです。30代・40代に突入して体をキープできると思ったら大間違い。ワークアウトもせず体を維持できるわけがありません。
ワークアウトの習慣を身につけること、食べ物を取捨選択していく能力を養わなければ体はどんどん衰えていく一方です。
頭はハゲても、腹がブヨブヨで、手足が細くて、猫背で、脂ギッシュな顔のオヤジになんか絶対になりたくない!
いつまでも軽やかに動ける体でいたい!
私が目指すべきものはクロスフィット系アスリートの体
私が目指すきべき体はクロスフィット系アスリートの体です。
ボディビルダーやパワーリフターとは一線を画しており特的部位の特定の動作に偏らない体つきです。フィジーク系に近い体系ですがそれでもちょっと違いますね。
フィジーク系との決定的な違いは、筋肉の形を気にしないということです。肩の形がどうだとか、脇腹のラインの具合だとかを気にかけないということですね。一番重要視すべき点は複合的な動作を持続できる能力があるかどうか、です。
あなたに目指すべき憧れる人はいますか?
私が憧れている人はChris Spealler(クリス・スピーラー)さん。背丈も私とほぼ同じ165cm。通常時の私の体重にも似ていて、クリスの体重は68〜70kgです。
彼はワークアウトを継続していますよ。Instagramに写真と動画が日々更新されています。
ちょっと古いデーターですが、クリスのベンチマークが載っていました。
スクワット:182kg(私は推定で160kg)
デッドリフト:200kg(私は推定で180kg)
懸垂:106回!反動を使っていたとしても凄い!(私は36回)
他にはクリーンやスナッチも100kgオーバーですね。
ちなみに私の推定は体重が67〜68kgの時ですね。140kgなら連続10回が最高記録です。クリスは315ポンド(143kg)のデッドリフトを20回やるそうです。
クリスと私はほぼ体格的には同じですが、私よりも基礎的な筋力がありますね。でも、圧倒的に筋力差があるというわけではありませんね。
ベンチプレスに至っては205ポンド(93kg)で少しキツイように感じているみたいです。ベンチだけなら私の方が強いかもしれません。
Just work at 205 and struggling a bit with it.
じゃ、私にこんな動作ができるのか?と問われるとムリ!ですね。
ハング・パワークリーン 225ポンド(103kg) → 動画です。
一体、クリスと私の何が違うのか? もちろん動作上のスキルの差はあります。でもそれだけじゃないです。全身の筋肉を瞬時に連動する能力に圧倒的な差があります。加えてそのパワーを持続できる持久力です。
もう一人注目している人物がいます。Josh Bridges(ジョシュ・ブリッジ) さん。同じく身長165cm、体重78kgです。身長の割に体重が重いですが正真正銘の動ける体です。
自重トレ (カリセニクス) VS ウェイトという議論は無意味
自重トレがいいだとか、いやいやウェイトを使わなきゃダメだとかという意見があります。そんな議論はどーでもよくて両方やったほうがいいに決まってます。
双方のワークアウトの利点については、この動画が参考になります。
動ける体という観点からは自重ワークアウトのスキルを身につけるのが一番だと思っています。そこでやるのが加重を組み合わせた自重系のワークアウトです。バーベルを使わずに高い負荷をかける手法ですね。
ジム環境が近くになく頻繁に行くのが億劫、ホームジムを作るのは困難という人もいます。そんな人はケトルベルと加重用にロープ1本を準備することです。
やるべき運動は5種類
・加重ディップス
・逆立ち腕立て(またはミリタリープレス)
・懸垂(加重しなくてもこの方法で負荷をかけれます。)
・ケトルベルでスナッチ & スイング
・オーバヘッドスクワット & 片足スクワット(ピストル)
以上をやり込んでジムには2週間に1回、最悪1ヶ月に1回行きましょう。
ジムでやるべきことは、2つ。
1つ目は、ベンチプレス、スクワット、ラットプルダンで筋力チェックのみをします。
2つ目は、デッドリフトを中心としたワークアウトです。本気で鍛えるのはこの種目です。
クロスフィット系の動作では、デッドリフト、スクワット、オーバーヘッドプレス、懸垂の能力が問われます。
不思議だと思いませんか?
クロスフィットでは、ベンチプレス、ベントオーバーロー系の動作がほとんど出てこないんですよね。これってボディビルではとても重要視される種目です。つまり、動ける体を得るのにベンチプレスもベントオーバーローもほとんど要らないってことです。
あなたは何を目指しますか?
それでは。