米国に本拠を置くソフトウェア開発会社 Skylum社より人工(AI)知能搭載の写真編集ソフト Luminar 3のレビューの依頼がありましたのでご紹介します。
想定読者対象
- Lightroomなどの現像ソフトの経験があるひと
- Lightroomを今後続けようかどうか迷っている人
- サブスクリプション型の支払いに縛られず買い切りソフトを探している人
- 現像に時間をかけたくない/かけられない人
- 直感的でシンプルな操作で写真編集をしたい人
- 自分が感じたように写真編集をしたい人
- 人工知能(AI)を導入してみたい人
9000文字近くあるので、コーヒー片手にごゆっくりお読み下さい。
※今回、SKYLUM社よりLuminar 3をご提供いただきました。
実際に使い込んで感じたメリット、最後に改善して欲しい点について触れていきます。
もくじ
Skylum社はどんな会社なのか?
最初にSkylum社について触れておきましょう。
実は私自身、Skylum社のことは知りませんでしたので調べました。
Skylum社は米国(ワシントン州のベルビュー)に拠点を置くソフトウェア開発会社です。
Aurora HDRとLuminar写真編集ソフトウェアで最もよく知られています。
前身はMacphunという社名で2008年に設立されました。
Macphu社(Skylum社の前身)はiOS(iPhone向けのOS)向けにソフトウェアを開発しており、最初の3年間で60以上ものアプリを世に送り出します。
中でも写真向けのアプリは爆発的なダウンロード数を記録をし、MacOS向けにもアプリ開発をすることに決めました。
2013年に写真編集アプリ「Intensify」をリリースし、同年のベストMac App Storeアプリに選ばれました。
以降、毎年のようにアプリをリリースしていきます。
2014年には、白黒写真エディターソフト「Tonality」をリリース。
2015年には、画像ノイズ除去アプリ「Noiseless」をリリース、同年の11月にはHDR編集ソフト「Aurora HDR」をリリース。
2016年11月、Macphu社はAdobeのLightroomに代わるオールインワンの写真編集ソフトウェアLuminarを開発しました。
2017年、同社はAurora HDRとLuminarをWindows向けにリリースしました。同時に、Macphunが社名をSkylumに変更しました。
Macphun has just announced that it’s changing its name to Skylum. The company, which became well-known for its popular photo editing apps for Mac, is expanding to Windows and needed a new name as a result.
PetaPixcel:Macphun Renaming Itself Skylum as its Photo Apps Land on Windows
Luminar 3についての概要
Lumiar 3の機能感を例えるとこんな感じです。
Adobe社のLightroomがMicrosoft Office製品なら
Skylum社のLumiarはApache OpenOfficeです。
Luminar 3は写真現像・編集をするソフト(Windows/Mac対応)なのですが、デファクトスタンダートなソフトなのか、そうでないのかの違いです。(強引に例えると)
Luminarならではの特徴(強み)があります。
私はLightroom CC(クラウド版)を利用してきましたが、格段に調整機能が多いです。
一言で表現すると、直感的に事細かく写真編集ができるソフトです。
- すべての機能をスライダーで直感的に操作できる
- AIを搭載し現像の最適化が可能
- 70ものプリセット(Luminar Looks)でエフェクトをかけられる
- 51ものフィルター機能で細かく写真編集ができる
- 買い切りなので月々の利用料が発生しない
Luminar 3は使いたい機能(フィルターやプリセット)を自分で選び、スライダーで細かく調整していく感じのソフトです。
それでは順番を追ってどんな感じで使えるのか説明をしていきましょう。
写真管理:ストレージからデータを読み込みライブラリパネルで表示
Luminar 3ではストレージからRAWファイルやJPEGファイルを読み込んでライブラリパネルで表示されます。
データーはパソコン本体ののSSDや外付けHDD、NASからの読み込みもできます。
今回はNASに保存してあるデータから読み込みました。
写真の管理方法はLightroomと同様にカタログとデータとを分けて考えます。
カタログはパソコンのSSD、データは外付けHDDやNASへ置くという感じです。
カタログに現像の設定データを置いておき、外付けのデータと紐付けするイメージです。
カタログは幾つでも作れます。
私の例では「Luminar Hiking 2019」と名称でカタログを作り、その中に2019年の登山の写真をイベントごとのフォルダとして格納してます。
そのフォルダが右パネルの「ライブラリ」タブに一覧で表示されます。
<例>
2019-
2019-0907-XXXX
2019-0915-XXXX
右パネルの「編集」タブには画像の編集に必要な情報が表示されます。
それはヒストグラム、レイヤー、フィルターです。
「情報」タブにもヒストグラムが表示され、撮影時のEXIF情報が表示されます。
ライブラリパネル内での検索機能
検索の仕方は大きく分けて2つあります。
一つは、右パネルの「ライブラリ」からフォルダやアルバムを選択し、その中から目的の写真を探すやり方です。
ライブラリパネルの「表示:並び替え」機能で並び替えもできます。
もう一つは「表示:全ての写真」から予め設定しておいたお気に入り、星印、色ラベルから検索するやり方です。
ちなみにライブラリパネル内に表示されている写真の上で右クリックを押すと、フラグ(お気に入り)、評価(星印)、色ラベルの設定ができます。
選択肢した画面の上で星印、お気に入り(ハートマーク)の設定もできます。
とまぁ、検索機能についてはこんな感じでしょうか。
横断的に検索ができるLightroomには敵いませんが、目的の写真は探せます。
それでは、いよいよ編集機能についてご紹介していきましょう。
これは凄い機能が満載ですよ!
Luminar 3の編集で題材にした舞台とカメラ機材
それでは2018の初冬に登った燕岳登山で撮影した写真を使ってLumiar 3の機能をご紹介していきましょう。
Luminar 3の編集で登場する使用機材
マイクロフォーサーズ機(日中の撮影で使用)
・LUMIX GX8
・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
APS-C機(夜の撮影で使用)
・FUJFILM X-T2
・SAMYANG 12mm F2.0 NCS CS
2種類のAIを使ってほぼ現像ができてしまう
Luminarの特徴はなんと言っても2種類のAIが搭載されていることでしょう。
スライダーを使うことで数十種類に及ぶ調整ができちゃいます。
それも直感的にです。
先ずはオリジナルの写真(RAW)です。
Accent AI 2.0
その名の通りスライダーを左から右へ動かすことで、写真にアクセントをつけてくれる機能です。
ここではAccent AI フィルターを80に設定しました。
露出、階調、明暗差の調整などをいい感じにやってくれます。
ぶっちゃけ、時間がなければAccnet AIのスライダーを動かすだけでいいんじゃない?って感じるくらいよく出来た機能です。
AI スカイエンハンス
スカイエンハンス。
空の色を高めてくれる機能なのですが、なんと言っても凄いのは空の領域だけを自動で認識してくれることです。
周囲の風景の色合いや露出をほぼ残したまま空の霞を除去しを青さを強調することができます。
ここではAIスカイハンサーをを80に設定しました。
Accent AIフィルターとAIスカイハンサーをそれぞれ80で設定した写真がこれです。
いかがでしょうか。
たった2つのスライダーを動かすだけで、これだけの絵が出てくるんです。
わずか15秒もあればできてしまう作業です。
この2つのAI機能は賢いうえに、作業者の現像時間を大幅に軽減してくれます。
と書きつつもそれって本当かよ?と思ってLightroomでも同じ写真を現像してみました。
当てずっぽうでそれらしく現像するまでに1分ほどかかりました。
調整したパラメータは11個です。
ちなみにどちらの写真が良いだとか悪いというのはありません。
強いて言えば、Lightroomで現像した方が個人的には好みかな。
でもここで言いたいのはそんなことではありません。
Accent AIフィルター、それからAIスカイハンサーのパラメータを調整するだけでほぼLightroomに匹敵する絵を叩き出すということを言いたかったのです。
Lightroomの現像に匹敵する絵を出すことは分かった。
でも、好みの絵じゃないじゃない時もあるでしょう。
そこで登場するのがこれから紹介するフィルターの話です。
細かなパラメーターを調整して好みや自分のイメージ通りの絵に近づけていきましょう、というコンセプトです。
51種類ものフィルターで細かな調整ができる
右パネルの編集タブの画面で「フィルターを追加」を選択すると、フィルターカタログの一覧が表示されます。
このフィルターカタログは5つのカテゴリに分かれています
- エッセンシャル
- フィクサー
- クリエティブ
- プロフェッショナル
- ユーティリティ
そのカテゴリに入っているフィルターは実に合計51にも達します。
シーン別にフィルターを束ねたプリセット(ワークスペース)の設定ができる
51種類のフィルターをシーン別に最適化し予めプリセットしたものが、ワークスペースです。
これまでの説明では「スピーディー」をプリセットした画像を使ってきました。
上の画像のスピーディーを選択するとワークスペースが現れ、それぞれのプリセットを設定できます。
例えば、エッセンシャルを選択すると以下のフィルターがプリセットされます。
・RAW現像
・Accent AIフィルター
・AIスカイエンハンサー
・彩度/自然な彩度
・偏光フィルタ
・縁取り
・トーンカーブ
・ビネット
詳しくはこちらの下の表をご参考ください。
ワークスペースとプリセットされるフィルター
フィルターの種類 | ワークスペース | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
プロフェッショナル | スピーディー | エッセンシャル | 航空写真 | 白黒 | 風景写真 | ポートレート | ストリート | |
Accent AIフィルター2.0 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
AIスカイエンハンサー | ● | ● | ● | ● | ● | |||
白黒変換 | ● | |||||||
RAW現像 | ● | ● | ● | ● | ● | |||
彩度/自然な彩度 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
縁取り | ● | ● | ● | ● | ● | |||
トーン | ||||||||
ビネット | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
明瞭度 | ● | ● | ||||||
霧軽減 | ● | ● | ● | |||||
ノイズ軽減 | ● | |||||||
ディテール調整 | ||||||||
緑樹の増強 | ● | |||||||
偏光フィルタ | ● | ● | ● | ● | ||||
色かぶり除去 | ● | |||||||
シャープ | ● | |||||||
ブリリアンス/ぬくもり | ||||||||
クロスプロセス | ● | |||||||
ドラマチック | ||||||||
霧 | ||||||||
ゴールデンアワー | ● | ● | ||||||
粒子 | ● | ● | ● | |||||
ハイキー | ● | |||||||
色相シフト | ||||||||
ラディエンス | ● | ● | ||||||
マット | ● | |||||||
オートン効果 | ||||||||
ソフトフォーカス | ● | |||||||
ソフトグロー | ● | ● | ||||||
スプリットトーニング | ● | ● | ||||||
太陽光 | ||||||||
テクスチャーオーバーレイ | ● | ● | ||||||
高度なコントラスト | ● | ● | ● | |||||
チャンネルミキサー | ||||||||
色バランス | ||||||||
色コントラスト | ||||||||
トーンカーブ | ● | ● | ● | ● | ● | |||
覆い焼き&焼き込み | ● | ● | ||||||
HSL | ● | |||||||
LUTマッピング | ● | ● | ● | |||||
細部の強調 | ||||||||
写真フィルター | ||||||||
色温度分割 | ||||||||
調整可能なグラデーション | ● | |||||||
バイカラー色調調整 | ||||||||
明るさ/コントラスト | ||||||||
色温度 | ● | |||||||
露出 | ||||||||
ハイライト/シャドウ | ||||||||
トップ&ボトム・ライティング | ● | |||||||
白レベル/黒レベル | ● |
個別にフィルターをセットできる
ワークスペースのプリセットだけでなく、個別でフィルターを割り当てて利用することもできます。
例:フィルターカタログからLUTラッピングを選択すると、右パネルにパラメータが表示されます。
こんな感じで必要なフィルター幾つでも追加できますし、必要に応じて非表示にしたり削除ができます。
さて、それでは個別のフィルターを選んで触ってみましょう。
色々とありますが、写真の現像や編集をするのに直感的に操作できるフイルターをピックアップしてご紹介しますね。
一発で世界観を変えてしまうLUT (Look Up Table) マッピング
フィルターカタログのプロフェッショナルからLUTマッピングを選んでみましょう。
予め用意されているLUTは17種類あります。
今回はその中の1960というLUTを適用してみます。
(パラメータの量だけ100にしてます)
こちらはTritoneを適用してみました。(同じく量だけを100に設定)
もう一つやってみましょうか。
今度はカラフルな色彩も入った作例です。
元画像<RAW>です。
Accent AIフィルターを70に設定し、Kodak chrom 3 という名前のLUTを適用した画像です。
Kodak chrom 3はコントラストが高く少し彩度が低いので、パラメータのコントラストを-20、彩度を+20に設定してみました。
いかがでしょうか。
LUTを適用することで写真の中の世界観がガラッと変わりませんか?
幻想的な世界観を醸し出すオートン効果
Luminarを使ってみるまでは知らなかった言葉なのですが、オートン効果を使うとまるで幻想的な世界にいるかのような写真表現ができます。
オートン効果(Orton Effect)とは?
風景写真家のマイケル・オートンによって開発された技法。
元々はフィルム写真の技術だそうです。
この技法は、ピントが合った写真と意図的にピントを外した露出オーバーの2つの写真を重ねることによって、シャープさとぼやけた雰囲気を表現します。
オートン効果によって、画像に抽象的でかつシュールな印象を与えます。
参考:How to Use the Orton Effect in Landscape Photography
では作例を見てみましょう。
こちらはFUJIFILM X-T2と広角単焦点レンズ SAMYANG 12mm F2.0 NCS CS で燕岳のテント場をJPEG撮って出しで撮影した様子です。
これからこの写真のRAWデータからAccent AIフィルターをかけて、上からオートン効果フィルターを適用していきます。
Accent AIフィルターのパラメータを100に設定。
JPEGで撮影したものより岩山のシャドー部が持ち上がりましたね。(ホントっ賢い!)
ここからオートン効果を適用していきますよ。
パラメータを拡大します。
個人的にオートン効果っていいんじゃない?って思ったので★をチェックし、お気に入りに入れました。
タイプは1と2がありますが、タイプ1のほうがコントラストが高くなります。
この設定でオートン効果を適用した写真です。
次にソフトのパラメータを0にした写真です。
数値を低くするほどふんわりとした印象を与えます。
解像度が落ちているのかと言うと、先ほど説明した通りそうではありません。
ピントが合った写真と意図的にピントを外した露出オーバーの2つの写真を重ねることによって、シャープさとぼやけた雰囲気を表現します。
では、実際に解像度(シャープさ)が維持されているのかどうかを見てみましょう。
画像の左下をトリミングしてみます。
横のサイズを元画像の6000ピクセル分から1/3の2000ピクセル分を切り出しました。(※ブログ掲載用にそこから更にリサイズかけています)
Accent AIフィルターのみ(パラメータ100)を適用したもの。
更に上からオートン効果(ソフトのパラメータを50)をかけたもの。
オートン効果でソフトのパラメータを0にしたもの。
いかがでしょうか。
光の具合が滲み雪面の質感がふんわりとしていますが、よくテントを見てみると解像度(シャープさ)は落ちてないことがお分かりいただけたのではないかと思います。
さて、ここまでLUTマッピングとオートン効果について紹介しきましたが、こんなフィルターが51個あるんですからね。
実はまだあるプリセット。それは 服を着替えるように使える”Luminar Looks”
実はまだプリセットがあるんですよ。
それはLuminar Looksです。
まるで服を着替えるように使えるプリセットなんです。
操作は画像の通り。
Luminar Looksには7つのコレクションがありその中には合計70ものLooksがあります。
- Essential(10個)
- Street(10個)
- Landscape(9個)
- Portrait(9個)
- Lifestyle(11個)
- Dramatic(11個)
- Aerial(8個)
さて、ここで気になったかもいらっしゃるかもしれません。
「ん?さっきのワークスペースとカテゴリ似てない?」と。
ところがプリセットされるフィルターは違います。
すべてのLuminar Looksごとにパラメータが予め最適化されたフィルターがセットされます。
皆さん、休日には自分が好きな服を着て、髪型を整えたり、靴紐の種類を変えてみたり、サングラスを気分で変えてみたりしますよね。
Luminar Looksはまさしくそんな感じで使うプリセットなんですよね。
好きなLooksを選び、ちょっと明るさや彩度を調整したり、コントラストを上げてみたりする感じで使います。
Luminar Looksは休日に服を着替える様に使えるファッション感覚のプリセットと言えましょう。
折角ですから、作例も載せておきましょう。
ルミナーコレクションのDramaticからKrushedというLuminar Looksを適用しました。
ざっとコレクションからLooksを探してボタンを押しただけです。
この服(Luminar Looks)が嫌いなら着替えればいいし、ちょっと些細なことが気になればパラメータ(フィルター)を調整すればいいだけです。
改善して欲しい点もある
多くの方がAdobe社のLightroomを利用されているのではないでしょうか。
そこで、現像界のデファクトスタンダートとも言えるソフト、Lightroomと比較して改善して欲しいなという点にも触れておきましょう。
それは、写真をカメラの機種、レンズ、焦点距離、絞り、シャッタースピード別など横断的に検索できる機能の実装です。
この機能があるだけで、自分の撮影傾向を知ることができ、どこでどんな機材が必要なのか?を導き出せるヒントにもなったりもするんです。
是非とも、今後の開発で実現して欲しいですね。
もう一つ残念だなと思ったのは、FUJIFILMのフィルムシミュレーションが入ってないことです。
LightroomやCapture One 12 (Express)ではフィルムシミュレーションのプロファイルが入っていますので是非とも採用して欲しいと切に願います。
現像に関しては縦横無尽にできるソフトだなと感じましたが、FUJIFILMの色とコラボできたら最高じゃないですか。(←自分勝手w)
最後に辛口な意見。
バグが散見されます。
現像をするうえで致命的ではないですが、小さなバグがあることで、ユーサビリティが低下します。
具体的には、以下の2つ。
フィルターカタログで同一のフィルターを選択できてしまう。
同じ機能が重複して設定でき、かつ、パラメータも二重で操作できてしまうのは、ユーザーにとって、迷いを生じさせる要因になります。
macOS Mojave Ver.10.14.6とLumiar Ver.3.1.3の組み合わせにおいて、タスクバーのビュー内の「RAW+JPEG Pairs」でShow RAW Only(JPEGも)効かない。
こちらのコミュニティではLuminar Ver.3.1.3で修正されている報告があるようですが、少なくとも私の環境ではバグっておりました。(繰り返しになりますが、現像をするうえでは致命的ではない)
小さなストレスの積み重ねはやがて大きなストレスになります。
小さなバグを見逃さないで是非ともアップデートや修正プログラムの配布などで対応して頂きたいと思います。
現像を通じた未知への世界へ誘う可能性を幅広い層に向けて提供しているという点でとても優れたものを持っていると感じてますので、切に細かなユーサビリティの向上を期待しております!
というのが、実際に使ってみての私の意見です。
結論
現像なんてトーンカーブをきちんと理解したうえでやるもんだ。
色彩学を勉強しないとダメだ。
なーんて思っている人もいるかもしれませんが、逆のアプローチがあってもいいんじゃい?って思います。
好きな服(Luminar Looks)を選んで、好きな髪型にセットアップして(各フィルターの微調整)、それで楽しかったらヒストグラムを見て自分の眼力を磨いていけばいいじゃないですか。
私はLuminar 3というソフトが十分にLightroomの代替えになる、と感じました。
「自分はこんな絵と相性がよかったんだ、好みなんだ。」
そんな自分が知らなかった世界への扉を開いてくれるパスポート、そんな可能性に満ちているんだというスタンスでご紹介したLumiar 3。
是非、導入してみてください。
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さて、Luminar 3では風景写真をメインに取り扱ってきましたが、Luminar 4では、ポートレートに特化したエンハンサー機能が追加されます。
Luminar4の記事はこちら→
それでは。