人は都合のいいように記憶を書き換えてしまう動物。だからこそ旅では写真を残そう

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自分と近い距離にある人間ほど気をつけた方がいい。なぜならば時には最大のドリームキラーになるからです。

 

つまり、否定的な意見を持っているということです。親、親戚、友達、学校の先生などですね。やたらと手入れをしたがるのもこの身近にいる人間です。

 

 

人は物事を自分の都合がいいように見たい生き物  

 

実家に帰ると親に「お前のお尻は中年になった」と言われます。ここ4、5年、毎年同じこと言われるんですよ。私の臀部は20代の頃よりも現在の方が筋肉ついてるんですけどね。

 

どうやら私の親は年を重ねていくと体は衰えていくものだと固く信じているようです。自分の身近にいた人間がワークアウトや登山をやって年齢は相反する体を手に入れているという事実を認めたくないのだろうな、と思ってます。悪気はないんですけどね。

 

これって親だけじゃなくて友達の関係でもありますよね。人は物事を自分の都合に合わせて色メガネをかけて見ます。私もですけど。

 

人は自分が見たいように物事を見てしまう生き物なんです。人は起きている現実を事実として解釈をしますが事実は人によって異なるということです。

 

強烈に感情が動いたことは脳裏に記憶として焼き付けられる

 

ヤンガヌコ峠

自分の脳裏に刻み込まれるほどの出来事は自分の感情が揺さぶり動かされた時です。いい意味でも悪い意味でも。

 

涙が出るほど笑いこげた、これまでの人生で見てきた何よりもスゴイ大絶景を見て感動した、メチャクチャ旨い食べ物に巡り会えた、今までの人生では信じらないくらい人に親切にされたなどがそうです。

 

今でも強烈に記憶に残っていることがあります。

 

ペルーのワスカラン国立公園には標高6000m級のアンデス山脈が連なっています。そこにはトレッキングコースの1つである「サンタクルス・トレイル」というコースがあります。トレッキングコースの出口にある村「バケリア」から麓の町へ戻るには標高約4700mあるヤンガヌコ峠を乗り合いバスで越えてこなければなりません。

 

ヤンガヌコ峠の東方向の眼下に2つの大きな湖(ヤンガヌコ湖)が目に飛び込んできます。ヤンガヌコ湖は標高5000m級の山間に存在し高くエメラルドグリーンの色を解き放っています。

 

 

これがスゴイのです。標高4700mから見下ろす遥か900m下の湖との高度感がです。

 

ヤンガヌコ峠から湖までの直線距離は3、4kmといったところです。標高差900mを下っていくためにつづら折りの道を下っていきます。圧巻です。壁のような山間からつづら折りの道が永遠と続きます。眼下に存在しているヤンガヌコ湖の姿が何とも言えないのです。世界にこんな道が存在していることに感動しました。

 

この光景が脳裏に強烈に焼き付いてる理由はもう一つあります。ぎゅうぎゅう詰めの乗り合いバスで、ヤンガヌコ峠を下っている最中にiPod shuffle(世代は違うけど同じタイプ)で音楽を聴いていたのです。「時には昔の話を」という曲です。今でもこの曲を聴くとあの時の情景や感覚を思い出します。

 

 

記憶は薄れるもの

 

感情が入り込んでいる出来事は自分の体験として確固たる軸として残りますが、もや〜っとした感じの記憶もあります。

 

あまり感情に触れなかった出来事ですね。後から何とでも脚色できちゃうので解釈がころころと変ります。その解釈を通じた見方が事実として独り歩きをはじめてしまうタイプのものです。

 

人の記憶はいい加減で残念なほど抜け落ちていきます。旅で色々なものを見たり食べたりしていてもです。自分の中に残るのは強烈に感情が動いた出来事だけがエッセンスとして自分の心に残ります。

 

そこに何となく覚えていることに解釈をつけて「あの時はあーだった」と結論づけていることってよくあることです。要するに記憶をでっち上げているんですよ。

 

写真を残しておくとあの時の記憶を瞬時に蘇らせることができる

 

一つだけ記憶を鮮明に蘇らせる方法があります。それは写真を残しておくことです。

 

写真を見ると忘れかけていたあの時の情景が一気に蘇ります。肌で感じた風の感覚、体感温度、その土地の匂いなどです。

 

周囲にあるもの、天候、人々の顔、町の様相をその一瞬の時間をフレームに収めることができます。人間の脳の代わりに仕事をしてくれます。写真は人間の脳と違い解釈が入りません。色や構図には差があれどシャッターで切り取られた風景は事実そのものです。

 

ちなみにアイキャッチで使っている写真は700万画素のコンデジで撮影したものです。これをちょっとLightroomでいじっています。もっと早く一眼レフに開眼していたらなぁ、と思いますね。

 

さぁ、カメラを持って旅に出かけよう!

 

旅とカメラは相性がいいです。とても。旅は人との触れ合いで感情が入り込みます。平面的だった風景が立体的になります。

 

記憶は抜け落ちると言いました。だからこそ自分の中にエッセンスだけが残り、その後の人生に活きるのではないでしょうか。その補助にカメラを旅のお供にさせたらいいと思うのです。

 

今、様々な景色を見て経験を積んだ私ならこんなカメラを持っていくかな。詳細は「オリンパス・富士フィルム・ペンタックスのどれ?長旅・海外のフィールドに相応しいカメラ」を読んでみてくださいね。

 

それでは。

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