(当記事は2016年12月に公開したものから加筆修正した内容になります)
私は赤身の肉を食べません。
週に1〜2食、鶏肉(※1) を食事に盛り込む程度です。
他にも動物性食品を摂取しています。
卵(※2)、魚、そして月に数回は発酵した乳製品(ヨーグルトやチーズ)を食べます。
(※1) 2020年7月現在、日常的に食べなくなりました。
(※2) 2020年2月現在、稀に食べますが日常的に食べることがなくなりました。
私はいわゆるペスカタリアンに分類されます。
Cambridge Dictionaryによるとペスカタリアン(pescetarian)とは「魚は食べるが肉は食べない人」と定義されています。
someone who eats fish but not meat
引用:https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/pescatarian?q=pescetarian
もくじ
赤身の肉を中心とした食生活をやめたわけ
宗教的や健康上の理由で肉を食べない人もいるでしょう。
あまり好きじゃないという人もいるでしょう。
私は健康体ですし赤身の肉を食べてもきちんと消化でます。
肉は美味しいと感じます。
それでもあえて遠ざけた理由があります。
それは
- 食材の種類の少なさに面白みを感じなくなった
というのが発端でした。
肉をやめた当初は上記の理由でしたが、肉を食べない生活を長く続けていると、純粋に肉独特の臭みに対して拒絶反応を起こすようになってきました。
普段の生活で選択できる肉は「牛」「ぶた」「チキン」のいずれかになります。
確かに部位別や産地、血統などを細かく意識すると選択肢の幅は広くなります。
しかし、私には何か選択肢が少なく思えたのです。
野菜や魚は種類が多いですよね。
ならば他の食物から摂取するたんぱく質に比重を置こうと思ってみたのです。
赤身の肉の代わりにナッツを摂取するようになった
魚と大豆中心だとタンパク質の摂取効率が肉より悪くなると考え、ナッツ類も取り入れることにしました。
主にアーモンドを生で食べています。
タンパク質の含有量は20%と鶏肉に匹敵します。
一時期、ランチはバナナ2本とアーモンド100gで済ましていたこともありましたね。
私はプロテインなどのサプリを摂取しない食事をベースに体作りをしています。
タンパク質は、普段の食事が基本なので感覚的に1日当たりのタンパク質の摂取量は80から100g程度(体重1kgにつき1.2~1.5g)ですが不足感は感じません。
筋力が落ちないからですよ。
むしろ、カロリー不足による体重低下の方がパワー不足につながるような気がします。
事実ここ4年ほどは体重変動範囲が一定にもかかわらず扱うウェイトの重量は徐々に伸びています。
さて、ナッツを摂取すると高カロリーが気になるところですが、私は登山をやっているためカロリーを多く消費します。
ナッツ類に入っている脂質は体重を維持するための栄養素なので私には必要な栄養素です。
赤身の肉を減らして変わったこと
以前は牛や豚肉を好んで食べていました。
今は年に数回食べる程度(2020年5月現在は一切食べてない)ですが、体に変化が起きていることに気づきました。
足臭が減った
足の匂いが軽減されたんです。
仕事用の内履きにラバー製のサンダルを使っていたのですが、蒸し暑い時期になると「ぷ〜ん」と足の匂いが漂ってきていました。
いつも周囲にバレないか気なっていたんですよ。
本当に切実な問題でした。
足は洗っているのにね。
お通じの状態がよくなった
以前は焦げ茶色のような色をしたうんちがでていましたが、今では健康的な黄褐色に変わりました。
臭いも格段に軽減されていることを実感しています。
ニキビや脂顔がなくなった
私は暑がりやです。
運動をしていると気温が5℃程度までなら半袖短パンで平気なくらい体感温度が高いのです。
夏場に限らず冬場でも暖房が効いた室内にいると顔が脂ぎっていました。
今ではあぶらとり紙とは無縁の生活をしています。
汗もベタつきが減ったように感じています。
運動をして汗を流してもサラサラとした感じなんですよね。
調理器具の洗浄がラクになった!
炒め物をしても煮物をしても赤身の肉の脂って固まるんですよね。
あの白いやつですよ。
だから食器類を洗うときはお湯じゃないとなかなか取れないんですよね。
今ではそんな頑固な脂から解放され食器洗いがラクになりました。
冷静さが増した
ときには闘争心が必要なこともあります。
でもいつもガミガミしていたら疲れませんか?
以前は人から攻撃を受けると徹底してやり込める人間でした。
自分より目上だとうが何だろうが関係ありません。
たとえそれが自分にとって不利益だとしてもどうでもよいことでした。
赤身の肉を減らして一番の効能は冷静さが増したことです。
ムカっ!っとくることがなくなったんですよ。
人間ですから今でも怒りを覚えるときはあります。
でも以前のようにカーっと熱くなる前に収まることが多くなりました。
年齢や経験の積み重ねだけが要因ではないように感じていますね。
肉を使わずにタンパク質が摂れる食事の例
運動をやっている人はタンパク質の含有量が気になりますよね。
ここでは「大豆入りナッツパスタ」の具材をご紹介いたします。
タンパク質の含有量は33gです。
私がカロリー不足を感じているときに間食として食べている(あくまでも)一例です。
- 材料全粒粉のパスタ:100g
- 茹でた大豆:70g
- アーモンド:30g
- ひまわりの種:10g
- オリーブオイルたっぷり
- 塩、胡椒は適量
- お好みにより醤油
最後に為になる本を1冊紹介しますね。
「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」という本は肉以外から栄誉を得る内容も書かれおり多く体系的な知識が手に入りますよ。
それでは。