サムヤン 12mm(SAMYANG 12mm F2.0 NCS) は星景撮影に強いレンズなんだぞというお話は何度か触れてきましたが、このレンズは他にも使い道があります。
それは夜景撮影です。
このレンズ、防塵防滴でもなければ、AF付きのレンズのようにEXIF情報も記録できません。
しかし、内に秘められた能力を持っているレンズなんですよ。
明るいレンズだからというよりは、マニュアルフォーカスでピントを合わせることができるのでピントを取りやすいですね。
また、日中に撮影すると周辺光量が落ち気味なのが分かるんですけど(絞ったとしても)、夜景撮影なら全然気になりません。
そして、解像度も高いんですよ。
F5.6くらいがスイートポイントだなと思います。
(詳細はこちらの記事を参照してくださいね)
サムヤン 12mmで初冬の燕岳で撮影した夜の風景
ヘッデンの軌跡を撮影。
月明かりがあって星の撮影ができなければ光を味方につけちゃえばいいんですよ。
月夜でしたので、ISO感度は1600、絞りもF5.6やF8での撮影が多かったですね。
稜線から撮影。
寒いけど圧巻ですよー。
月明かりと雪のコラボにテント場が引き立ちます。
あえて月を入れずに撮影。
F5.6で撮影しました。
露光時間がたったの10秒ですが月明かりが強くて外が全体的に明るいんですよね。
これはF8くらいまで絞ったハズです。
マニュアルレンズのためEXIF情報に焦点距離が記録されてないのが残念。
月明かりがある利点はレンズの明るさに依存しないことですね。
明るいから絞って撮影できちゃいます。
スイートスポットであるf/5.6あたりで撮影できるとビシーっとした絵が撮れます。
稜線の散歩。
誰もいないんですよ。
もったいないなぁ、こんなにいい景色なのに。
露光時間を60秒まで伸ばしてみました。
雲が動いているのが分かります。
こんなに明るいんだったらND16フィルターを持っていけば良かったなぁ。
露光時間をもっと伸ばせばもっと空をダイナミックに表現できたかも。
燕山荘方面を眺める。
絞っているので光芒がでます。
個人的にはウニウニ光芒のほうが好きかな。
とまぁ、SAMYANG 12mm F2.0 NCSで撮影した写真を羅列してみました。
星だけでなく夜景撮影にも全然使えちゃうレンズなのでした。
それでは。