ワークアウト好きの男性諸君、奥さんに煙たがられてませんか?
「筋トレやって何になるの?何を目指しているの?」
「え!?筋トレの道具買うの?邪魔になるじゃない!(ぷんぷん)」
もしそうなら今すぐ改善しましょう。
世の中をご覧になってください。
あなただけ健やかな体を保っていたとしても不幸になるだけです。
隣で奥さんにお菓子ボリボリ…なんてやられた日には悪夢ですよね?
だから奥さんと一緒にワークアウトやって価値観を共有するんですよ。
ここでは妻がワークアウト習慣を身に付け、更にホームジム(っぽい)環境を作るまでに至った道のりをご紹介しましょう。
住宅の物理的な問題、思考の違いから来る意見の対立を乗り越えて夫婦共々、Win-Winの関係で今の環境になりました。
もくじ
第三者の客観的な行動を通じて盲目的な主観を打破する
なんだか自己啓発本のような見出しになってしまいましね。
でも本当にそんな感じなんですよ。
妻の友人が遊びに来た時の話です。
この日は生憎の天気でどこに出掛けても面白くない雰囲気でした。
時間をもて余してもどうしょうもないので「ジムに行って時間潰すか」という話になり、ビジターでも行けるジムに行くことになりました。
妻の友人はフィットネスジムへ通っていることもあり、そんな話になったわけです。
私たちが訪れたジムには、ラットプルダウン 、チェストプレス、ショルダープレス、レッグプレスなどのちょっとしたマシンを備えられていました。
それらのマシンを一通り触った妻が発した言葉は「意外と筋トレっていいなぁ」でした。
テント泊装備で登山をやっていますので、心肺機能などの基礎体力は備わっているんですよ。
ただ「筋トレ」というものに偏見を持っていたんですね。
この出来事がキッカケで、「筋トレ」に対する偏見の壁が崩れたようでした。
一度凝り固まった偏見や固く信じ切ってしまっている人間に、異なった視点から見つめる方法を示唆するのは、なかなか難しいことです。
特に距離感が近い人間ほど。
おそらく主観的に見えてしまうのだろうと思います。
そこで第三者からの客観的な行動を見て納得することもあるわけです。
ここでは友人が登場しましたが、別に友人じゃなくてもいいんですよ。
相手が得られるメリットとワークアウトをリンクさせる
数学でベン図って習いませんでしたか?
これ、社会でとても使える概念ですよね。
ベン図の赤い部分は左の円と右の円の共通部分を示しています。
この概念をそのまま応用しちゃいましょう!
ある日チャンスがやってきました。
それは悪天候です。
このブログにも書いている通りシーズンが到来して天候の条件がいいと縦横無尽にあちらこちらの山に入ります。
しかし、天気が悪いと何をやっていいんだか….ってなるパターンが多いんです。
そこで妻にこう切り出すわけです。
「天気悪いしなぁ、行くとこないねぇ。ちょっと前と違うジムに行ってみる?」と。
そこのジムはマシンもあるし、フリーウェイトもあるので私的にも都合がいいし、妻もマシンでワークアウトができるというメリットがありました。
妻は色々なマシンをあれこれ触るわけですよ。
物珍しくて。
で、気付くんです。
登山より楽チンだということとを。
真夏真っ盛りの日中にテント泊装備で灼熱の登山をやるよりも上半身のワークアウトをやっていたほうが遥かに楽なんです。
登山とワークアウトの両方をやっている人なら分かるでしょう。
ここでこう言うんです。
「もうちょっと筋肉付けたら山歩くのがもっと楽になるぞ」と。
登山が楽になる、というのは心にゆとりができて景色を堪能できる可能性がある、ということを意味しています。
妻はこの可能性に価値を見出したわけです。
ここからですよ。
妻がちょくちょくジムに行くようになったのは。
絶大な効果を感じたラットプルダウンが引き金になりチンニングスタンド導入へ
色々なマシンの中でも一番効果を感じたワークアウトはラットプルダウンでした。
特に猫背の解消には目をみはるほどの効果がありました。
背中にもうっすらと筋肉がつきました。
背中って意外と盲点になりがちですが、女性自身も気になる場所でもあります。普通に服の上からでもたぷたぷ感が想像がついちゃいますよね。
(注:いやらしい意味ではなく)
こうして絶大な効果を得て自信を持った妻は、ラットプルダウンのためにジムへ行きたい感じになります。
しかし、ジムに毎回行ってたんじゃ他の活動に支障が出てきてしまいます。
例えば遠方の山に行く時です。
前日の夜や、翌朝の2時や3時から動くことなんでザラにある中でジムへ行っている暇など取れないのです。
でも、ラットプルダウンをやりたい、と。
しかし環境がない。
ジムへ行くと時間が削られる。
睡眠時間が削られちゃう。
そこで発した言葉が「ぶら下がる場所があればなぁ..」でした。
かと言って公園で懸垂をやるにはちと筋力不足…。
そんな想いから部屋の断捨離をしてチンニングスタンド を導入するに至りました。
下半身ワークアウトのために定期的にジムに行っていたがダンベル導入へ心が動き出す
なんとなくチンニングスタンドでぶら下がって懸垂系のワークアウトをこなすようになってきた妻ですが、実はもう一つ効果を感じているワークアウトがありました。
それはバーベルスクワットです。
重量は25kgくらいでやっていましたが、とても効果を感じるんだそうです。
内転筋辺りが筋肉痛になり、スクワット動作をやっただけで暑くなると。
ジムでは必ずラットプルダウンとバーベルスクワットをやっていましたね。
が、やはりジムに行く時間がもったいないのです。
そこでチンニングスタンドの取っ手に掴まりながら片足スクワットをしばらくやっていたのですが…どうもやり難いと。
そこでついにダンベルを使って下半身のワークアウトをできないものかと考え出すわけです。
その結果がこちらの記事に書いた通りです。
この下半身のワークアウトの効率化は私も考えていたことですが、なんと!ダンベルの話を最初に持ち出しのは、あの筋トレに偏見があった妻なんですよ。
以上、まとめると
・第三者の客観的な行動を通じて盲目的な主観を打破する
・相手が得られるメリットとワークアウトをリンクさせる
・上記を成し遂げたら行動あるのみ(環境を整えるだけ)
です。
是非、奥さんと一緒にワークアウト習慣と環境を構築してみてはいかがでしょうか。
きっとこういう夫婦が増えると日本はもっとよくなります。
この本、夫婦共々、たまに読み返します。
これあれば世にある大半の自己啓発本は不要だと思っています。
せっかく習ったことは実践に活かしましょう。
それでは。
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