先日、例年なら5月頭まで履かせているスタッドレスタイヤを夏タイヤに交換しました。
今年2021年は年始の寒波以降、それほど雪も降らず山の雪解けも早いですね。
購入した車の納車時にネットで購入し持ち込んだスタッドレスタイヤへ交換しましたが、結局、2700km以上走行させて一度も役立ったシーンがありませんでした(雪山なども行きましたが道路もドライ環境でスタッドレス要らんよな…と)。
このままのペースだとGWには走行距離5000kmに到達し、無駄にスタッドレスを履かせているだけになってしまう…。
ということで、例年よりも1ヶ月間早く夏タイヤを履かせることにしたのです。
これが2700km以上ドライ環境で走行したスタッドレスタイヤ(ネット通販で買ったWINTER MAXX 02)です。
摩耗した形跡は見当たりませんね。
流石に耐久性能を謳うだけのことはあるのかなと思いました。
しかし…
見ての通り小さな小石が溝に挟まっていますね。
どんだけ雪道走れてないんだよ、と思いますよね。
ということで交換!
もくじ
今までの保管方法
タイヤを取り外したらベランダにタイヤを直置きし2個ごとにタイヤカバーを被せていました。
しかし、雨風や太陽に晒されタイヤカバーも劣化し、結局はタイヤそのものが自然環境の影響をダイレクトに受けていました。
そんな乱暴な保管方法でも5万kmは走行できていたんですよね。
しかし、前車を冬タイヤに交換した時に気付いたのですが、ノーマルタイヤの内側部分のゴムが劣化し布が見えていたです(結局、廃車にしたのでノーマルタイヤを新調する必要はなくなった)。
保管方法が真因だとは思いませんが、これがトリガーとなり意識的に環境を考えて保管しないとダメだなと感じましたね。
取り外したスタッドレスタイヤの空気圧を170kPaまで抜く
ガソリンスタンドに行ってタイヤの空気圧を確認しながら空気を抜いてもいいのですが面倒ですよね。
ゲージがあれば写真のように簡単に空気圧を確認できますよ。
使用しているゲージは「BAL ( 大橋産業 ) タイヤゲージ 220」です。
ホームセンターで買いました。
SHUTTLE(関連記事)の適正空気圧は2WDの場合は前輪、後輪共に230kPaが適正値なのですが低速走行が少ない為、全輪250kPaに設定しています。
タイヤの空気はエアーバルブをドライバーなどで押して手動で抜くことができます。
微調整しながら抜きたい時はタイヤゲージ 220の減圧ボタンを使うと良いと思います。
今回はタイヤの空気圧を250kPaから170kPaまで抜きました。
適正空気圧の半分まで抜きましょうなんて言われたりますが、適正値の220kPaを基準にすると110kPaまで抜くことになります。
ここまで抜くと次回、スタッドレスを履かせた時に自走しガソリンスタンドまで行って空気を入れるのが厳しいような気がします。
自宅でも空気を入れれるように専用の空気入れでも買えばいいのでしょうが、あまり使用頻度が高くないモノを自宅に置きたくないので、ガソリン入れるついでにスタンドで空気を入れてくるのが自然な流れになってますね。
今までは空気を抜くなんてこともやらずに保管してきましたが、半年も経つ頃には空気が抜けるんですよね。
感覚的には220kPaで保管しても180〜190kPaまで抜けている感じです。
ですから、ほどほどに170kPaまで抜くことにしました。
これでも半年も経てば20〜30kPaは抜けるでしょうね。
スタッドレスタイヤをタイヤバッグに入れる(便利です!)
タイヤなんてそのまま置けばよい話なのですが、新車購入に浮かれてタイヤバッグまで買ってしまいました。
しかし、使ってみて分かったのですが便利なんですよ。
購入したのはMichelin(ミシュラン) タイヤバックです。
タイヤの面裏の側面を保護しマジックテープでサイズ調整ができます。
(私は185/65R15のタイヤを使っています)
見ての通りタイヤがすっぽりと治ります。
(写真はスタッドレスタイヤを購入し納車待ちまで保管した時に撮影したもの)
この取っ手のお陰でタイヤの搬入出が格段に楽になりました。
手が汚れないし、家の壁に擦ってしまう心配も無くなりました。
積み重ねてもホイールが干渉しません。
これなら車に載せてもラゲッジスペースが汚れなくていいですね。
また冬タイヤを履かせる時期になったら、このままガソリンスタンドに持って行って空気だけ入れてくることもできます。
「すのこ」の上にタイヤケースごと横置きで4本積み重ねる
ベランダにタイヤを保管している方は「すのこ」の上にタイヤが置くパターンが多いですね。
私も真似しました(笑)。
検索すると出てくる「すのこ」を2つ連結して使っています。
これ、ホームセンターになかったのですよね。
幅51.7cm×奥行き51.6cmですが15インチのタイヤ(直径62cm)でも負担をかけずに置けます。
ナット16個とクリアファイルに入れたメモを上に置く
積み重ねたタイヤの上には袋に入れたスタッドレス用の社外品ナット16個と、タイヤ交換した時のメモをクリアファイルに入れて置いています。
メモには
- 走行距離
- タイヤ交換日
- どのタイヤを前輪に使ったのか
を書いています。
タイヤカバーを被せる
最後にタイヤカバーを被せて終わりです。
以前は、このカバーをただ被せているだけでした。
タイヤカバーも使用しているうちに経年劣化で破けてきます。
普段はあまりチェックするようなものでもないので、気付くのが遅くなったりします。
このやり方なら外のタイヤカバーが劣化しても中のタイヤバッグで守られているので安心ですね。
それでは。
- タイヤの空気圧チェックと減圧の微調整にタイヤゲージ 220が便利
- Michelin(ミシュラン) タイヤバックでタイヤを守りつつ持ち運びが楽に
- Belcaのすのこでタイヤの通気性を確保
- タイヤカバーで紫外線対策を(但し定期的に買い替えは必要かな)