これから梅雨明けも近づいてきて日差しを浴びる機会が多くなる人も多いのではないでしょうか。
私はと言えば、山歩きで盛大に紫外線を浴びてお肌が黒くなってきております。
日焼け止めを塗っても日焼けはしてしまうものです。
そこで気になるのが紫外線による活性化酸素。
男性よりも女性の方が気になるのではないでしょうか。
世の中には様々な化粧品やら日焼け止めやら出回っていますが、最終的には内側から改善するしかないかなと思ってます。
つまり、食事です。
ありがたいことに、抗酸化作用効果があるリコピン酸が豊富に含まれているトマトが旬の季節になってますね。
だからと言って大量に消費できるものでもありませんね。
ボリュームもありますし。
しかし、リコピン酸を楽に摂取できる方法があるのですよ。
それはトマトを使った無水カレーです。
ここのところよく私が作っている無水カレーは、添加物を一切使用しません。
ルーも使いません。
肉も使いません。
ワークアウトをやって体を作っているのでタンパク質は確保しています。
それはムング豆やレンズ豆を一緒に使っていることです。
玉ねぎ、トマト、豆だけを使った抗酸化カレーでリコピン酸とタンパク質を摂取しよう
今回、作ったカレーの具材は、玉ねぎ、トマト、豆です。
豆はムング豆とレンズ豆をブレンドしています。
無水料理ですので圧力効果が得られるようにダッチオーブン(脚なし)を使っています。
実はダッチオーブンって南北戦争の時代(1860年代)でも使われていたんですねぇ。
この時代背景のサウスカロライナ州のアパラチア山脈の山間部を舞台とした純愛物語の一場面にダッチオーブンが出てくるシーンがありましたね。
さて、話を戻して、ざっくりと手順を書きましょう。
- ダッチオーブンでニンニクをオリーブオイルで炒める。
- 玉ねぎ(中7個)が飴色になるくらいまで炒める。中強火で10分くらいかな。
- 鷹の爪を投入する。大さじ1くらい。
- 月桂樹(ローリエ)を3枚入れる。
- トマト(中14個)を投入する。切ったり丸ごと入れたりと適当です。
- クミン/コリアンダー/カレー粉/塩を大さじ1づつ入れる。
- 豆類を400g(乾燥した状態)を入れる。こんな感じです!つまりテキトーってことです。 ↓
以上の手順を踏んだらダッチオーブンの蓋を閉めて弱火でことこと煮ましょう。
30〜40分くらいかなぁ。
たまに蓋を開けてトマトをほぐしてあげましょう。
出来上がりはこんな感じですねー。
あ、余っている大豆も入れたので写真に入っちゃてますねw
んで、この子を茹でたパスタにかけて召し上がりました。
パスタは全粒粉のパスタ(ALCE NERO)と通常のものをブレンドしています。
レンズ豆とヌング豆の食感は鶏ひき肉を食べているような感じですね。
肉からプラントベースに移行したい人にはとてもオススメです。
この豆ですが、乾燥状態の100gのタンパク質の含有量はササミやカツオに匹敵します。
ご覧の通り、玉ねぎやトマトの水分を吸い込んで豆が膨らんでおり水分を吸い込んだ豆の重量は約2倍になります。
こうして食べるだけでもパスタ(乾燥100g)と合わせて30gほどのタンパク質を摂取できますよ。
それから何と言ってもトマトのリコピン酸を楽に摂取できるのがいいですね。
生で何個も食べるのってきついですからね。
添加物たっぷりのルーなんて使わない!無水カレーに使った調味料は基本的にスパイスとハーブ類だ
カレーって市販のルーを使わなくも簡単に作れちゃうんですよ。
ハーブ類から作れば脂質だらけのルーを使わずにカロリーを抑えることも可能です。
詳しくはカレーライスを食べると「太る」は幻想。スパイスから作るカレーはダイエットの味方だに書いてます。
それでは今回使ったハーブ類をご紹介します。
鷹の爪は輪切りが使いやすいです。
大さじ1ほど入れて調理するといい感じの風味を出します。
月桂樹は正直、どれを使ってもいいです。
大きめなら2枚、小さめの葉っぱなら3枚入れて調理してます。
カレー粉はハーブ類をブレンドして作られています。
よって、市販のルーのように牛脂や小麦粉は入ってません。
調理するときは大さじ1だけを入れるのを基本としています。まぁ、このあたりは各個人の好みかな。
これは絶対にシードがオススメ!風味がパウダーより出ます。
それから食感もいいですね。
これも大さじ1が基本です。
コリアンダー(パクチーのことです)の葉がある時は使わなくてもいいのですが、入手できないことが多いのでパウダー物を使っています。
これも大さじ1ですね。
基本はカレー粉を好みの分量を入れてクミンとコリアンダーで調整する感じです。
まぁ、私の好みだと全部大さじ1でいい感じですね。
更にフェネグリークを小さじ1程度入れるときもあります。
塩は岩塩を使ったり海塩を使ったりします。
今回は海塩を使いました。
感覚的には岩塩に比べ海塩の方がまろやかな味を出しますね。
ハーブ類の他に豆も紹介しましょう。
豆は大豆だけじゃありません。
欧米人などのベジアリアンに「タンパク源は何摂ってんの?」ってきくと「Garbanzo bean(ひよこ豆)! or Lentil(レンズ豆)!」なんて答えたりします。
今回は水に浸さなくても調理ができるヌング豆とレンズ豆(どちらも皮なし)をブレンドして調理しました。
ただ鍋に投入しただけなんですけどね。
極めつけはダッチオーブンでしょう。
圧力鍋は短時間で素材を柔らかくするのに向いてますが、ダッチオーブンはコトコトとじっくりと素材から水分を出すような料理に向いてます。
料理の幅が広がりますよ。
是非、お肌のことも考えてリコピン酸がタップリと摂取できるトマトで無水カレーを作ってみてはいかがでしょうか。
それでは。