機内食って、何を選んでいますか?
肉、魚?
それともベジタリアン?
以前までは機内食と言えば喜んで肉を選んでいた私ですが、現在は当ブログ「Time Storm」で触れている通りプラントベース食を好んで食べています。
今回のフライト(エコノミーとビジネス)では機内食でベジタリアン食を選んだのでご紹介しましょう。
当記事は、機内食のベジタリアン食は、どんな物が出て、どのくらいのボリュームで、味はどうなのか?ということについて発信しています。
これから機内食を選んでみたい!という方は是非ご参考下さい。
ANAがメインですが他のフライトの食事にも触れています。
・日本 〜 デリー(ANA)
・デリー 〜 レー往復 (Vistara航空)
・デリー 〜 日本(タイ航空)
機内食はフライトする区間、クラスによっても変りますが参考までに。
もくじ
ANAでベジタリアン食を食べるには?
ANAのエコノミークラスのベジタリアン食はいくつか種類があります。
・ベジタリアンミール(VLML)…卵や乳製品は使う
・ベジタリアンビーガンミール(VGML)…完全菜食(今回選んだやつ)
・ベジタリアンヒンズー教徒用ミール(AVML)
・生ベジタリアンミール(RVML)
・ベジタリアンオリエンタルミール(VOML)
・ジャイナ教徒用ベジタリアンミール(VJML)
ベジタリアン食は「特別機内食」を申し込むことで食べることができますよ。
ANAのWebサイトからでもできますし、購入したチケットのWebサイトからもできます。
今回はサプライスで国際線を購入しページ内で食事指定をしました。
ANAエコノミークラスのベジタリアンビーガンミール(VGML)
完全菜食であるベジタリアンビーガンミール「VGML 」と印字されたシールが貼られた食事が提供されます。
ビーガン食だからと言って決して食事が少なくて不満になる、なんてことはありませんよ。
ホールグレイン(全粒粉など精製されてない小麦など) 系の素材で作ったパン。
このブラウン色が物語っていますね。
野菜。
「あ。これはきちんと作ったカレーだな」ってことが一口食べて分かりました。
日々、日常生活で素材からカレー作ってますから舌で分かっちゃうんですよ。
料理習慣がある人の味覚を欺くことはできませんね。
カレーはトマトで煮こんだものです。
オクラ、枝豆、ひよこ豆を練って固形にしたもの、パプリカなどが入ってました。
きちんとタンパク質も摂れるように考えられています。
この野菜もそう。
ビネガーの香りがありました。
2回目の食事提供は軽食です。
さぁ、中には何が入っているんでしょう?
フルーツとサンドイッチが入ってました。
こだわりを感じますね。
サンドイッチのパンも全粒粉入りです。
もう一つ感心したことがあります。
サンドイッチにはひよこ豆をペース状にしたものが塗ってあったんですねぇ。
きちんとタンパク質も摂れるように配慮してるんですね。
脱帽です。
デリー国際空港のプレミアムプラザでベジタリアンフードを食べる
デリー空港内には複数のプレミアムラウンジがあります。
公式HP:Indira Gandhi International Airport
日本から国際線が到着するターミナル3のDepaturesだけで3ヶ所あります。
今回はその中の国内線のDepaturesを利用しました。
デリーからレーまで国内線をExpediaを通じてVistara航空でビジネスクラスを取っていたので、プレミアムプラザが無料で使えるサービスが付いてきたのです。
デリーの空港で朝のフライトまで待つのってエネルギー使いますよね。
あまり神経を張り詰めていると旅先にまで疲れを引きづってしまって悪影響ですし、プレミラムプラザを利用すると移動疲れがだいぶ和らぎます。
プレミアムプラザでは本格的に寝れるってわけではありませんが、椅子でゆったりと仮眠を取ることはできます。
それなりの客しか入って来ない(入り口で止められるし)ので、治安の心配も皆無です。
ホット一息ついたら、コーヒーを飲んだり…。
クッキーを食べたり…。
あ、そういえばバナナや柑橘系のフルーツも置いてありましたね。
お腹が空いたら、ビッフェ式の食事を自由に食べてよし。
プレミアムプラザではきちんとベジタリアン向け用の食事もありますよ。
カボチャの種まで置いてありましたからね。
ベジタリアン食でもタンパク質が不足するなんてことありません。
食の在り方に関しては日本よりも遥かに先進国です。
Vistara航空の機内食(ビジネスクラスの場合)
デリー/レー区間はVistara航空のビジネスクラスに搭乗しました。
食事のレベルがとても高く美味しかったです。
もちろん、食事内容もVistara航空のWebサイトから選択できますよ。
ここでは「Asian Vegetatian」を選択し予約しておきました。
レーまでのフライトで出た食事がこちら。
全粒粉ベースのチャパティ?みたいなものが出ました。
皿に乗っているドーナツ状のものは、ガルバンゾー(ひよこ豆)を練ってボール状にしたものです。
タンパク質、完璧ですよね。
一応、メニュー表も配布されました。
下の写真はレーからデリーまで戻る際のメニューですが、メインコースの中身はこんな感じです。
・Moroccon Lamb Stew
・Chicken Curry
・(ベジタリアン)Whole Wheat Wrap With Refried Beans
・(ベジタリアン)Baingan Bharta
肉とベジタリアンの割合が1:1と対等な関係です。
日本でこんな関係ってありますかね?
いかに菜食に対して認知されているのかが伺えます。
帰りはこの中から「Baingan Bharta」を選択。
メインのタンパク源はレンズ豆(Lentils)です。
そして出てきたのがこれ。
実に美味しかったです。
タイ航空の機内食
帰国の際に乗ったフライト(エコノミークラス)ですが、こちらにも少し触れておきましょう。
デリーからバンコクまではベジタリアン食(カレーでした)を選びましたが、吐きそうになるくらい不味かったです!
ただ、詰めて味を適当につけましたって感じ。
正直、残念な気持ちになりました。
(たまたまなのか?)
ですが、バンコクからの帰国フライトで提供された食事はまずまず及第点でした。
ここで選択したのはお魚メニューです。
エコノミークラスとは言え、ANAの機内食のレベルの高さが際立ったよな、というのが正直な感想でした。
是非、非日常の世界を楽しむ!というスタンスで、普段は口にしないベジタリアン食という選択をしてみてはいかがでしょうか。
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それでは。