レンズ沼にハマっているあなたへ。ほぼ毎週登山に行っている私が分析したレンズの焦点距離

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DA16-85mm

レンズ選びって楽しいですよね。

 

でもね、自分が使うべきレンズを知らないとレンズ沼にハマって抜けられなくなってしまいます。そうです。毎日、毎日、あのレンズあれば・・・なんて妄想をしてしまう病気です。

 

えー、そうなんです。病気になった結果、大三元を手に入れたけど重過ぎてフットワークが悪くなり、写真撮影をするのが億劫になってしまうという本末転倒なことが起きてしまうんですよ。

 

だってあの大きさときたら・・・。大三元は本気モードで特定の場所でじっくりと構えて撮影をするスタイル用のレンズかな。

 

 

フットワークが悪くならないように、自分が使うべきレンズの焦点距離くらいは把握しておきましょう。私は登山中に撮影することが多いのですが、だんだんと自分が使っている焦点距離が偏っていることに気付いてきました。

 

ズームレンズだけでRAW撮影した2万枚から厳選した焦点距離をまとめみた

登山中に行動しながら撮影をするならズームレンズがメインになります。登山では下界とは違って自分の足で歩いて構図を決めるのが難しいシチュエーションがあるからです。

 

例えば稜線や痩せ尾根。足で動き回りながらフレーミングをし、うっかり斜面の方に足を踏み入れてそのまま滑落なんて起こしたらシャレになりません。

 

とはいえ、自分が使っている焦点距離の傾向が分かってさえいれば単焦点でもイケる!と考えています。便利なズームもいいけど描写力の高い単焦点を2、3本持ち歩くというのもいいじゃないですか。詳細は「登山に単焦点レンズを持っていくとしたら16mm、28mm、100mmをチョイスする」にも書いていますのでご参考ください。

 

話を戻しましょう。

 

登山中にAPS-C機で撮影したデータをまとめてみました。一口に登山といっても色々なスタイルがありますが、基本的には樹林帯を抜け森林限界上の稜線歩きをする登山で、特殊な撮影を含まない(お花撮るための山行とか)一般的な縦走を想定しています。

 

データはRAWのみで撮影(約19500枚)したもの、かつ、ズームレンズのみで撮影したものに絞りました。マクロレンズや単焦点レンズは含めていません。焦点距離はAdobe のLightroomで記録されているデータです。

※直近の2018年1月分までの登山まで含めてデータ取得しています。

 

超広角
10〜15mm(換算15〜22mm)     21.5%

広角
16〜24mm(換算24〜36mm)    40.4%

標準
25〜48mm(換算38〜72mm)    10.6%

中望遠
53〜85mm(換算79〜127mm)   19.5%

望遠
88〜200mm(換算132〜300mm)  8%

 

こうして見ると全体の約70%の写真は広角から標準域で撮影していることになりますね。85mmまで含めると全体の92%を網羅できます。

 

一番撮影ボリュームがある超広角から広角域ですね。全体の62.5%もの割合を占めています。

 

2万枚のサンプルから実際に使用した絞り値をまとめみた

 

次に絞り値のデータも見て見ましょう。全体の約70%を占めている10〜48mm(超広角〜標準域)で割合を見てみます。サンプル数は約19500枚です。

 

F5.0以下で撮影したものは約2400枚でたったの13%にしか過ぎませんでした。残りの87%のデータはF5.6以上の絞りで撮影をしているということです。

 

登山では大口径の明るいレンズがそんなに必要ないということが分かりますね。登山では基本的にパンフォーカスでの撮影になるということが数値に表れています。

 

よって、レンズは明るさよりもきちんと描写できるものを選択すればOKということになります。

 

縦走登山では持ち歩くレンズが2本あれば十分

 

APS-C機なら10mmから50mm程度までの焦点距離があれば70%のシーンに対応できるんだ、ということが分析したデータからも読み取れましたね。

 

先にあげた85mmまでの焦点距離であれば全体の約90%をカバーできるので、ここまでの焦点距離まであれば尚良いということになります。

 

以上のことを踏まえて考えると、2本のレンズがあればカバーできます。

 

マクロなどの特殊な撮影しない、という前提条件なら私がレンズを持って行くとしたら以下の2本になります。

SIGMA 10-20mm F3.5
DA16-85mmF3.5-5.6(※ちょっとした日帰り登山などはこれ1本あればほぼOK。)

 

16-85mmでも全体の70.5%を占めています。仮にに超広角レンズである10mm域を外したとしてもDA16-85mmが1本あれば全体の70%のシーンで撮影に対応できるということですね。

 

縦走登山の70%までのシーンで対応するなら16-80mmあたりのレンズ1本でOK。
ご自身がお使いのメーカーに置き換えして下さいね。一応、Amazonのリンク貼っておきます。

 

PENTAX:  HD PENTAX DA16-85mmF3.5-5.6ED DC WR

Nikon:AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR ニコンDX

Canon:EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM

SONY: Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS 

FUJIFILM: XF18-55mmF2.8-4 R OIS

 

※FUJIFILMについては焦点距離が18-55mmと短めです。しかしこのレンズは他社製のものよりも軽量(310g)なので、浮いた重量の分、単焦点の広角レンズで補うというスタンスでもいいかもしれませんね。

 

縦走登山で90%までのシーンに対応するなら、上記の標準ズームに併せて超広角レンズを2本目のレンズとして加えると表現の幅が広がります。

 

PENTAX:DA12-24mmF4 ED AL[IF]

Nikon:AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

Canon:EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM

SONY:E 10-18mm F4 OSS ソニーSEL1018

FUJIFILM:XF10-24mmF4 R OIS

 

超広角のズームレンズはサードパーティ品として、トキナー、シグマ、タムロンがAPS-Cフォーマット用として製品化しています。

 

Tokina :超広角ズームレンズ AT-X 116 PRO DX II 11-16mm F2.8 (IF) ASPHERICAL ニコン用

※NikonとCanon、SONY用があります。

 

SIGMA: 超広角ズームレンズ 10-20mm F3.5 EX DC HSM

※Nikon、Canon、PENTAX、SONY用があります。

 

TAMRON: 超広角ズームレンズ SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiII 

※Nikon、Canon、PENTAX、SONY用があります。

 

と、いう具合に標準ズーム1本、それから超広角域の焦点距離をカバーしたレンズをもう1本持てばOK。

 

縦走以外の登山ではマクロレンズや望遠レンズも登場する

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実際には縦走だけの登山をやってるわけではありません。それだけだと季節限定になってしまいますし、まとまった時間の確保も必要です、実際には季節ごとに登山の目的が変わったりしますよね。

 

花の時期ならDFA100mmの中望遠マクロレンズを、冬で遠くの山容を撮りたい時は80-200mmのレンズを加えます。それから、人と一緒に山行をしたり、山小屋へ行くときは28mm/F2.8のオールドレンズを持っていきます。

 

なお、PENTAX-F 80-200mm F4.7-5.6やsmc M 28 MM f2 . 8はオールドレンズとなるため、中古市場でしか入手できません。Amazonや楽天では入手し難いので、セカンドショップを定期的に見て歩くかネットで情報を探すしかないですね。

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上記に挙げたレンズはいずれもコンパクトで軽量(80-200mmは300g、M28mmは100gくらい))なので、現場で軽快に動くことに寄与してくれます。

 

それでは。

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