
我が家にRICOH GRⅢがやってきました。
スマホだと手軽に撮影できるけど、カメラアプリの起動がもっさりしており画質が悪いよね、
「やっぱりGR欲しいよね」ということで、XF23mmF2、XF50mmF2を下取りに出して購入しました。
画質面では単焦点に匹敵する「XF16-55mmF2.8 R LM WR」で賄えてしまうこと、手軽な撮影場面における画角についてはGRⅢのクロップ機能でも代用できてしまうこともあり2本の単焦点レンズを手放しました。(GRⅢの価格は2023年6月時点で12万円ですもんねぇ、高くなったもんですよ…)
GRⅢと一緒に購入したものは以下の2点。
作例と感想(ちょっと購入した目的も)
まだ購入してから1ヶ月ちょっとですが、日常、登山、旅行でGRⅢを使いました。
先ずは日常の写真から(食べ物ですが)。
ベジタリアン餃子(ニラ、キャベツ、ニンニク、生姜入り)を作りました。
クロップ機能を使って35mmで撮りました。

我が家はプラントベース食を好んで食べるんですよ。
見た目は肉入りの餃子と遜色ありませんね。

味も餃子そのものです。

GRⅢは場所を取らないのでいつも食卓に置きっぱなしです。
なので、ついつい食べ物のスナップ写真を撮ってしまいますね。

食べ物を撮る時は、ネガフィルム調を好んで使っています。

ネガフィルム調は、FUJIFILMのフィルムシミュレーションで言う「クラシッククローム」や「PRO Neg.Std」に似ていますね。

近付いて撮影できるので、28mmでも背景がそこそこボケてくれます。

フキノトウの下拵えをしてます。
こうしたスナップ撮影ができるのは便利ですね。

GRⅢを購入してからスマホよりも撮影頻度が増えました。

フキを調理してます。
これは28mmで撮りましたが、調理中だと湯気の影響を受けるので、クロップ機能を使って35mmや50mmで撮ったほうがいいかも。

我が家では毎日、玄米を炊いてます。
35mmで撮影。

ランチは弁当を持参しています。
メニューはほぼ固定で毎日、玄米+大豆を入れてます。

朝食は毎日、玄米+納豆を食べてます。

生のアーモンドを28mm側のマクロモードで撮ってみました。
まるでマクロレンズで撮影しているようですね。
この近接撮影能力はスゴいです。

家で作った杏仁豆腐です。
カフェ行かなくても美味しい物食べれますね。

家カフェ。
カフェでも気軽に使えるのがGRⅢの強みです。
(まだ持ち込んだことないけど)

GRⅢを購入した最大の目的は登山時のカメラの軽量化。
私もGRを使うけど、妻が登山でメインで使うことが目的。
FUJIFILM X-T3を使っていましたが、それでも尚、カメラ自体が重いんですって。
何よりもザックのアタッチメントに装着した時に重量感を感じるらしい。
(X-T3は2台キープしたままにしているので、使いたい時に使う感じです)
最初の登山で使ったのが梅雨の合間を狙った白木峰でした。

風景撮影で「ポイフィルム調」を使うといい感じの緑色を出してくれますね。
アンダー部分も粘って階調を残してくれます。
個人的には、緑色に関して言えば、FUJIFLMのプロビアやベルビアよりも好みかもしれない。

お花撮影も楽勝です。

白木峰に咲いていたコバイケソウ。

登山だけでなくお出掛けした時のスナップ撮影も捗ります。
GRⅢは小さいポーチに入るので出し入れが本当に楽なんですよ。
生憎の天気ですが、緑がいい色を出してますねぇ。

まだ梅雨なのでやっぱり紫陽花を撮っちゃいますよね。

アマガエル。
マクロモードで撮影しました。

マクロ+クロップモード35mmです。
ここまで撮れるなら、ほとんどのシーンでマクロレンズがなくても対応できるのではないかと思います。

マクロモードでクロップなし(28mm)で撮影しました。
いいですね。

傘のスナップ写真です。

温泉旅行もGRⅢだけで楽しめますね。
栃尾又温泉の自在館に行きました。

手ブレ補正が効くので館内でも手持ちで撮れちゃいます。
我が家のGRⅢの最低シャッター速度は余裕を見て1/20秒に設定しています。

室内を撮るには換算28mmだと少し狭いかもしれません。
でも色々なシーンで撮影できるポテンシャルがあるカメラなのでOK。

室内の窓からパシャリ。

自在館の廊下から「したの湯」の建物を撮影。

自在館の朝食。
X-T3を持って行かなくても気軽に撮影できちゃうのがGRⅢです。

朝食後に外を散歩しスナップ撮影しました。
記録写真にはなりますけど、雰囲気は少し足らんかな。
こういう古い被写体はX-T3にNokton35mm F1.2をつけて撮影した方が雰囲気は出ますね。

最後は銀山平の近くから撮影した越後駒ヶ岳です。

GRⅢを使ってみて感じたこと。
それは「手軽に高画質な写真が撮れる」ということです。
勿論、X-T3などのレンズ交換式のカメラに及ばない点もあります。
それを差し引いてもこの手軽さを味わってしまうとGRⅢをお供させたくなります。
発売されてから4年あまり経つカメラですが、ハマる人にはハマると思います。
それでは。