なぜ、登山用に中望遠単焦点レンズFUJINON XF90mmを選んだのか?

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FUJINON XF90mm

ついに登山用の撮影システムがほぼ完成しました。あれほど悩んでいた望遠系レンズがついに確定しました。FUJINON XF90mmを購入したのです。

 

目に穴が開くほど国内外のレビューを読み込みました。人のブログを漁りました。Youtubeで動画も探しました。Twitterや500px、Instagramでも作例を探しました。いくら情報に触れても堂々巡りを繰り返しているだけなので、東京SSで望遠レンズを借りて試写をしてきました。

 

その結果、XF90mmが私にとってベストだという判断に至りました。もうこれは実際に使ってみての直感ですね。頭の中をこねくり回しても得られない感覚です。

 

今回のお話の趣旨。現在の環境下でなぜ、XF90mmを選んだのか?

 

・KマウントとXマウントのダブルマウントで運用中。
・Kマウントはマクロ 兼 望遠レンズとしてDFA100mmを保有。
・なぜ、望遠ズームを選ばず、あえて焦点距離が近いXF90mmを選んだのか?

 

 

なぜ、登山では圧倒的にズームレンズが支持されるのに画角の自由がきかない単焦点レンズを選んだのか?

 

FUJINON XF90mm

 

単純明快。描写力が良くて明るくて気軽に振り回せて防塵防滴だからです。50-140も選択肢に入れていましたがザックを背負いながら行動するには気軽さがないので候補から外しました。

 

さて、このブログでも登山でレンズを使うならズームレンズの方が利便性が高いと言及してきました。しかし、自分が使う使うべき画角の傾向が予め分かっているなら単焦点レンズでもいいと感じております。

 

以前にこちらの記事で書いた通りです。
登山に単焦点レンズを持っていくとしたら16mm、28mm、100mmをチョイスする(APS-C)

 

この感覚値は未だにブレていません。いま、付け加えるとしたらこうなるでしょう。

12mm、16mm、28mm、90mm または 100mmを持っていく。

 

12mmはサムヤン のレンズ(星景撮影がメイン)を指しています。

 

28mm(オールドレンズ)と100mm(マクロ)はKマウントのレンズのことを指しています。もしFUJIFILM機で使うならどちらもアダプター(PK-FX)を噛ませて運用するでしょう。

 

それから私がDA16-85mmを使って撮影したデータを見ると望遠端(85mm)で撮影していることも多いです。例えば18〜75mmで撮影した総数よりも85mmで撮影した総数の方が多いんですよね。これは広角端の16mm側に次ぐ総数です。その次が35mm辺り。

 

つまり、ある焦点距離という範囲で見た場合は、広角域から標準域での撮影枚数が多いのですが、焦点距離を個別に見ていくと広角端(16mm側)か望遠端(85mm)でばかり撮影している傾向にあるということです。

 

その観点からも90mmという画角は使い慣れている画角に近いと言えます。

 

私の傾向性から考えたらズームって実は限定的な使い方しかしてないのではないかと。それなら本当に利便性を求める以外は単焦点で描写力を選択した方が幸せになれるのかもしれないと思いました。

 

なぜ、ポートレート用レンズとして宣伝・支持されているレンズを登山用に選んだのか?

 

FUJINON XF90mm

ほとんどのメディア(SNS、フォーラム、ブログ、写真投稿サイト)ではXF90mmをポートレート用のレンズとして作例や記事を掲載しています。一般的には換算135mm(FUJIの場合は換算137mm)という画角はポートレートという認識が強いですよね。

 

しかし、中には風景やスポーツ撮影されている方もいらっしゃいます。例えば フジノンレンズ XF90mmF2 R LM WRのサンプル画像  にはモータースポーツの一部としてXF90mmの絞り開放で撮影された作例などがあります。

 

こんなの見てスポーツポートレートみたいな撮影って面白いかもしれないと感じました。

 

上記の作例は一例ですが、他にも登山の風景撮影で使えないっていうわけではないな、というのが私の持った認識でした。防塵防滴ですしアウトドアにもうってつけだと確信しました。

 

XF90mmは絞り開放がF2と明るいレンズです。パンフォーカスで撮影することはもちろんですが、岩や植物、人物などの被写体を前ぼけを作り背景から引き立たせ立体感がある絵作りができることに期待をかけています。

 

なぜ、ペンタックスのKマウントでDFA100mmを運用しているのにXF90mmを追加したのか?

 

FUJINON XF90mm

順当に考えれば、K-3にDFA100をつけて、X-T2にXF16mmをつけて歩けば万事解決なはずです。それでもなぜ、ほぼ画角が被るのにXF90mmを選んだのか。

 

それは、絞り開放の遠景撮影におけるDFA100mmの描写力(解像力)に甘さを感じたこと、パープルフリンジが出ることです。最大の理由はAF速度が遅いことですね。裏を返せば絞り開放の描写力とAF速度に関しては圧倒的にXF90mmが上だと言わざる得ません。

 

DFA100mmは本来はマクロレンズですからAFが遅くても構わないですよね。じっくりと撮影するならAF速度も問題になることはありませんし。

 

ソロで山に入るならじっくりと撮影できますが、人と山に行くとそうはいきません。これまでにも何度かピント合わせをしている最中に置いてきぼり状態になって小走りで同行者を追いかけたということが何度かあります。

 

そう、DFA100mm Macroは絞って遠景撮影、開放でポートレートもできるけど、やはり最適な使い方はマクロ撮影なんだなと思います。この見出しに使っている写真はDFA100mmで撮影したものです。

 

DFA100mmはこういうのが得意なレンズですよね。

DFA100mmマクロで撮影

ちなみにXF90mmで撮影すると限界まで近づいてこれです。

XF90mmで撮影

見ての通りDFA100mmとはXF90mmは別物です。よって、DFA100mmを存続させながらXF90mmの運用は十分に可能なんだという未来が見えたんですよね。

 

それぞれ全く別物なんです。

 

もし、お花撮影がメインならXF90mmは使わずにK-3とDFA100mmの組みわせを使います。

PENTAX 単焦点マクロレンズ 防滴構造 D FA MACRO 100mmF2.8 WR 

 

しかし、登山最中の被写体撮影がメインならXF90mmを選びます。そのために入手したのですから。

FUJIFILM 単焦点望遠レンズ XF90mmF2 R LM WR

 

とりあえずまだ山で使えてないので家で撮影したXF90mmの作例を載せておきましょう。いずれも絞り開放f/2で撮影したものです。

これから山でXF90mmを使うのが楽しみです。

 

それでは。

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