今まで避けていたチンニングスタンド を導入しました。理由はワークアウトにかける時短をし、日常生活における睡眠時間を増やすためです。
最近、睡眠負債という言葉が流行っていますよね。実のところ私も該当してるのではないかと考えています。特にグリーンシーズンは。ひょっとして命まで削る行為をやっているのではないかと思っています。
もくじ
ワークアウト、登山、日常生活の両立は特定時期における睡眠時間を削る行為
ワークアウトと日常生活、登山の両立ってなかなかハードなんですよ。時間的に。準備やら登山口までの移動のことも考えると時間との兼ね合いを考慮しなければなりません。
ハッキリと言ってジムへ行く時間が勿体無いのです。だからこそデッドリフト など脊柱起立筋を中心としたワークアウトをすることだけを目的にジムへ行く頻度を抑えていたのですが、他の部位はカリセニクス (自重筋トレ)を併用してます。
登山の前夜であろうと何だろうとワークアウトだけはサボらずにやってきました。数時間後には登山口へ向けて出発するであろう状況でも公園で懸垂をやってましたよね。基本、週1で済ませたいという理由も手伝って睡眠時間を削って懸垂を15セット近くやることもあります。
まぁ、その成果あって鍛える習慣がない人からの目線では「いい体」が手に入ってるわけです。
しかし、ふと疑問に思うのですよ。このままでいいのか?と。睡眠時間を削っているのですよ。登山をする度に。特に夏場のシーズンは条件がいいと毎週のようにテント泊をする時があります。
多くの人がそうであろう睡眠不足での登山。仕事を終えて登山口まで移動する。仮眠をする。ひっきりなしに車が入ってきて熟睡できない。ハイテンションで歩く。疲労が蓄積していることに気付かない。登山の後半でダメージが来る。下山後の帰路で眠い。事故りそうになる。こんな状況を何度経験したことか。私だけでなく多くの人が同じような状況になっているのではないかと思っています。
登山の前日は睡眠時間を確保したいものです。となると、日常生活のどこかに時短を設けるしかありません。私の場合はワークアウトに割く時間(主に移動)が無駄なわけですから、すぐにでも懸垂、ディップスなどができる環境があれば移動などせずにワークアウトに専念できます。
ディップスができるチンニングスタンド とケトルベルがあればフリーウェイトに近い負荷でワークアウトが可能になる
これまでの記事でも触れてきましたが、今、カリセニクス (自重の筋トレ)と主にバーベルを使ったフリーウェイト、そしてケトルベルのワークアウトを併用してます。
ここでフリーウェイトに近い負荷でワークアウトができる、と自信を持って言い切れるのには理由があります。それはカリセニクス で工夫してきた知見です。
例えば片手懸垂の練習方法を知っていれば、毎回のようにジムに行って高重量のラットプルダウン をやらなくて済みます。実のところ、加重懸垂をすれば済む話なのですが、公園にまで加重用の錘(ケトルベルですけど)を持って行くのが億劫だというところから苦肉の策で思いついた手法です。
ベンチプレスだって同じです。代替えのワークアウトをやることで100kgのウェイトでベンチプレスが組める筋力を担保できるということを知っていれば、ジムに行ってベンチ台が空くのを待たなくても代替えワークアウトをやれば済む話です。
そう、ディップスができるチンニングスタンド があれば、加重懸垂/ディップスが気軽にできるのですよ。ウェイトやらなくても高負荷ワークアウトができます。
肩だって逆立ち腕立てやケトルベルでオーバーヘッドプレスをやればいいのです。脚だってケトルベル持ってピストル(片足スクワット)をやったりブルガリアンスクワットができるじゃないですか。ちょっとした道具と工夫なんですよ。工夫。
チンニングスタンド導入のために部屋の断捨離をした
今までチンニングスタンドの導入を避けてきた理由は部屋が狭くなるからです。しかし、断捨離をすることでチンニングスタンドを置いても部屋が広く使えることが分かりました。断捨離をしたのは小さな床テーブル、それから木製のロッキングチェアです。
正直、ロッキングチェアは座り心地が良かったのですが….忙しく外遊びをするためにあまり使ってないという現実があり、処分するに至りました。そう、ロッキングチェアを置いていた場所にいい具合でチンニングスタンドを置く目処が立ったのです。
ランキング形式のオススメから選ぶのは無意味。チンニングスタンド の選択基準は占有面積・耐荷重・手幅
検索エンジンでチンニングスタンドを検索するとランキング形式の情報が出てきます。しかし、読んでて役立たない情報が多いなと感じました。
理由としては使っている人間像が見えないことです。骨格、手幅、リーチ、背丈などを見て参考にしたいのですよ。ランキング形式でオススメされても説得力がありませんし、探している身としても自分が使っている姿をイメージできません。
ということで、自分の骨格やリーチなどを考慮したうえで、部屋の占有面積、耐荷重、手幅を基準にチンニングスタンドのスペック情報とアマゾンのレビューを参考に製品を選びました。
頑丈な作りなものほど床への設置面積が広くなります。これは耐荷重/動作時のブレとのトレードオフです。そこでより重点的に見たのが耐荷重です。
加重懸垂/加重ディップスをやることも考えてデフォルトの総重量を90kgに設定しました。実際に動作をすると総重量以上の負荷がチンニングスタンド にかかりますので、もっと上の耐荷重が必要です。今回は120kgの耐荷重を見据えました。
次に考慮したのがディップスの手幅。これって製品によって異なるのですよね。普段、自宅のテーブルと窓際の台を使ってディップスをやってきたのですが、私のリーチ(168cm)と大胸筋への刺激の入れ方だと65cmくらいが丁度いいのですよ。70cmだとちょっと広い。そんな訳でチンニングスタンドの手幅も65cmのものを選択しました。
最後に考慮すべき点は懸垂棒の手幅。95cm程度の製品が多いのですが、私のリーチから考えても手幅が狭くて困るということはなさそうです。それでもあえて手幅が広い102cmの製品を選択しました。
後々、吊り輪の設置を考えているからです。吊り輪を付ければパラレル系懸垂の動作もできるようになります。また、手幅も変えやくなり動作のバリエーションが広がるのですよね。そうするとますますウェイトは不要になりますね。
リーディングエッジのチンニングスタンド LE-VKR02を購入
上記のことを踏まえてリーディングエッジのチンニングスタンド LE-VRK02を購入しました。もちろん、トレーニングマットも併せて購入しました。
想定しているワークアウトは以下の通り。
・ワイドグリップ懸垂
・アンダーグリップ懸垂
・タオル懸垂
・V字懸垂
・フロントレバー
・ディップス
・レッグレイズ
肩や脚も自宅でできますので、残るは脊柱起立筋狙いでデッドリフト ということになります。ブリッジやケトルベルスイングを併用しつつも3週間に一度くらいの割合で高重量のデッドをやりに30分程度だけジムに行けばいいかなと考えています。
チンニングスタンドの使い勝手は実際のワークアウトをやったらまた記事にしますね〜。
懸垂での使用感はこちらに書きました。↓
懸垂の総セット至上主義から総負荷量(総ボリューム)に移行する私の思考回路
それでは。