私がワークアウトをやる理由は、このブログでも書いている通り山の景色のいいところを縦走しながらテント泊をして写真を撮りたいからです。そのためには荷物をたくさん持ち歩いてもブレない体幹の筋力とそれを持続できること持久力が大事です。
さて、ワークアウトを続けていると問題になってくるのがワークアウトのサイクルや頻度、休身を入れるタイミングなのです。関節の疲労を抜きつつも筋力を落とさずに休養を入れるにはどうしたらいいのか?
これまでは3ヶ月間ワークアウトをやったら、2週間レイオフ(完全休養)というスタンスでやってきましたが、ちょっとやり方を変えてみました。
なかなかいい感じなのでご紹介したいと思います。
ただしゴリマッチョ風に筋肥大を目指す人には向かないかもしれません。私のやり方は過度に体重を増やさずにで最大限のパフォーマンスを得る方法を選択しているからです。一文で表現すると「体重に対する相対筋力とその中間のパワーで動作を持続できる体作りを目的としている」からです。
もくじ
サイクルは3ヶ月間。うち、高負荷ワークアウトを併用するのは2ヶ月間だけ
サイクルは3ヶ月間(12週間)ですが、高い負荷をかけるのは2ヶ月間です。
・8週間バーベルを併用したワークアウトをやる。
・次の2週間は完全に自重のみワークアウトに切り替える。
・次の1週間は休む。
・次の週で最大筋力を発揮するワークアウトをやる。
上記の手法により、関節の疲労を抜きつつも筋力を落とさずに休養を入れ、かつ、休養明けに最大限のパフォーマンスを発揮できる状態を作れるのではないかと考えておりました。
実際に検証した結果、最大筋力を発揮する週で非常に高いパフォーマンスを発揮することを確認できました。
レイオフ(完全休養)後、2ヶ月間に渡り1〜2週間に一度ジムへ行き脊柱起立筋を鍛えた
相変わらず積極的にジムには行かないのですが脊柱起立筋を中心としたデッドリフト には力を入れている感じです。頻度は1週〜2週間に一度です。この時はデッドをメインに、ついでにベンチとラットプルダウンをやる感じですね。どのみ動作的には基本のBIG5をやります。
デッドリフトは床引きナロースタンスデッドリフト を140kg、10rep前後で組んできました。現在の体重が66kgなのでいい感じです。体重を63kg後半まで落とした時は5回ですらやるのがしんどかったです。
懸垂は週に一度、自重でこなせる回数を10〜15セットやりました。加重するのが面倒なので自重だけです。以前に器具不要!公園で片手懸垂の練習をするコツをご紹介しましたが、ここのところアンダーグリップの懸垂だけをやってました。その理由は右側の腕橈骨筋を傷めていたからです。おかげでいい感じに快方に向かっています。
このやり方でも自重だけの懸垂をやり込んで入ればラットプルダウンもそれなりに引けます。アンダーグリップやV字バーなら120kgは引ける筋力をキープできています。引けることが確認できていればラットをやり込む必要性は感じません。腕橈骨筋が完治したらまた片手風の懸垂をやって行くつもりです。
たまにベンチプレスをやったりしますが、基本は自宅で加重ディップスです。20kgのケトルベルをつけてできる回数を6〜7セット。自重だけで3〜4セットやってました。ジムではベンチはおまけというか、筋力チェック的な要素が強いですね。あまり本気で追い込みません。
オーバーヘッドプレスも週1の頻度で20kgのケトルベルで、できる回数を10セット。ベンチプレスよりも実用性が高いので真面目にやりこみます。
ブルガリガンスクワットも週1でいいのでしっかりやりこんでいると、2ヶ月や3ヶ月間、バーベルスクワットをやらなくても衰えることはありません。特にバーベルスクワットで腰を下まで下ろした際、臀部の踏ん張り具合に効果を感じています。ブルガリガンスクワットも片手に20kgのケトルベルを持ってやってました。
要するに、デッドリフト だけのためにジムに行くというスタンスで、その他は加重系カリセニクス(自重ワークアウト)をやっていたということです。
次の2週間はデッドリフトを休み、完全に自重トレだけにした
やることはほぼ一緒です。変わった点は以下の2点です。
・ジムに行ってデッドリフトをやらない
・加重はしないで自重のみでディップスをできる回数を10セットやる
・ブルガリガンスクワットも休む
完全に脊柱起立筋と下半身の筋肉を休めるスタンスです。とは言っても山歩きをしに行くので、少しは脚の筋肉を使っているんですけどね。
以下は通常通りです。
・懸垂は自重で10セットやる。ただしアンダーグリップ。腕橈骨筋を傷めているため。
・ケトルベルでオーバヘッドプレスを10セットやる
この段階で関節系の疲労を抜きつつも上半身には刺激を入れている感じですね。
次の1週間はプチレイオフを入れた
最後の1週間(つまり、2か月と3週間目)は、ワークアウトは一切やらずに休みます。プチレイオフですね。ひょっとしたら3ヶ月ごとに完全に2週間休むよりも自重ワークアウトで負荷を落としてから1週間休んだ方がいいのではないかと思い始めています。
前の2週間で自重のみワークアウトに切り替えているので、足首や股関節などの疲労を3週間かけて抜くことができます。これって、本来の2週間程度のレイオフ(完全休養)でやることですよね。この手法を採用することで関節への負担は3週間の休養に充てることができるんですよ。
2か月と4周目に最大筋力の85〜90%程度発揮できるワークアウトを取り入れる
で、やったのは、スクワット、デッドリフト 、ベンチプレス、ラットプルダウンです。ウォーミングセットを含めて5セットづつやりました。つまり本番は1セットです。やる回数も5repに土留めました。ワークアウトというよりは筋力がどれだけ発揮できているのか?を確認する作業と言った方が正確かもしれませんね。
全体的にどの種目も自重トレに移行する直前と比較しても、余裕があるように感じました。
スクワットの後にメインセットのデッドリフト を140kgでやりましたが、まだ余裕があったので150kgでもセットを組みました。本気で追い込んでないので感覚値になりますが、現在の実力だと140kgで12〜15repのどこかに収まるんじゃないかと思ってます。
その後に続くベンチプレスでも同様です。1ヶ月くらいやってませんが100kgが普通に上がりました。という感じで筋力は全く落ちません。
ということで、改めて思ったことは、別にジムで追い込みしなくてもいいんじゃないの?ということです。ジムは筋力チェックの場にしてデッドリフトだけメインでやってればいい。そうすれば2週間に一度だけ40-50分だけ行けばOKです。
懸垂、ディップス、オーバーヘッドプレス、ブルガリガンスクワットや片足スクワットをやっていれば、バーベルやマシンなんかやらなくても体は作れるということです。
それでは。