元々カメラと言えばコンデジを持って山をやっていた私ですが、ペンタックスの一眼レフカメラの購入を機に山でも本格的に写真を撮るようになりました。そして、紆余曲折を経てメイン機材をFUJIFILM機へ絞り込んだのがつい2ヶ月前のこと。
最近のカメラのシステムはこんな感じです。相変わらず単焦点が中心のシステムです。
FUJIFILM Xシリーズをメイン機、そこにFUJION純正レンズが4本、社外レンズが2本、サブ機にマイクロフォーサーズ機(*)という感じです。
(*GX8は妻の専用機だけど使わない時は私も使います。とても便利なんですよ)
・X-T2
・XF10-24mm F4
・XF16mm F1.4
・XF50mm F2
・XF90mm F2
・サムヤン 12mm F2
・D FA 100mm Macro F2.8
・LUMIX GX8
・12-40m
・LUMIX GX7(初代機。壊れかけているけどまだ使えている)
・LUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH.
厳冬期になると望遠ズームレンズが欲しくなると思いますが、現時点で必要性を感じるシーンを想定できずておらず欲しい熱が落ち着いてます。
もくじ
コアレンズはXF10-24mm or XF16mm、XF50mm、XF90mmの3本
以前に3本の単焦点レンズを持って行くならというお題で、こんな記事を書きましたが今も基本路線は変わらないかな。
コアレンズは、XF10-24mmまたはXF16mm、XF50mm、XF90mmの3本の組みわせになります。
XF10-24mmは防塵防滴仕様ではないので、天候の懸念がある時は使えません。そんな時は全天候型対応のXF16mm F1.4一択です。
縦走がメインならXF10-24mm、XF16mm、XF50mmの3本(レンズの総重量は1170g)を持っていきます。裏銀座や飯豊連峰がそう。数日越しの縦走って天候の不確定要素も入ってきますから防塵防滴であるXF16mmも持ち歩く感じですね。XF16mmは万能レンズなので持ち歩いても損がないかと。
景色がメインの1泊2日の山行(確実に晴れと分かっている)ならXF10-24mmとXF50mm or XF90mmの2本(レンズの総重量は700g or 1090g)です。槍ヶ岳、南岳、北穂高岳、針ノ木岳、大天井岳など。高いところから景色を俯瞰したいような場所です。
地形系の撮影って微妙に画角を変えたい時があります。超広角域(APS-Cの10-14mm辺り)では1mmや2mmの差がとても大きいんです。ですから上から俯瞰するような景色がメインなら広角側だけはズームをチョイスするんです。
景色はサブ的な位置付けでお花畑を楽しむのが目的の登山なら、XF16mmとXF90mmの2本(レンズの総重量は1090g)です。北アルプスの朝日岳、白山、奥羽山脈の焼石岳などが該当します。
標準レンズを使いたい時はLUMIX GX7と20mm F1.7をサブ機に
こちらの記事にも書きましたが、GX7が不調になったんです。
①液晶ディスプレイに黒い縦線が入る現象が出るようになった
②液晶ディスプレイのタッチパネルが効かなくなり始めた
③ファインダーが勝手にOFFになる現象が出るようになった
④カメラ本体の電源OFFにしても電源が切れないという症状が起きるようになった
なぜか④の現象だけ改善されて、意外とまだイケるんじゃね?と思いLUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH.をつけっぱなしにして標準レンズ専用機にしています。画角が40mm相当ですから何気に汎用性が高いんですよね。こうなったらぶち壊れるまで使ってやろうじゃないか!
このレンズを使う時は、XF50mmと合わせて森歩きやテント場での撮影専用機になるかなと思います。
特別な撮影(星景、マクロ)ならサムヤン 12mm F2とD FA100mm Macro F2.8
もうこのブログでも何度も触れてきましたが、星景撮影ならサムヤン12mmです。星の撮影に関して言うなら純正レンズの追従を許さない能力を持っています。星を撮影するなら絶対に買って損はないレンズです。
マクロ撮影をするレペンタックスのD FA100mm Macro F2.8です。FUJIFILMヘメインマウントを完全移行しましたが、このレンズだけが最後まで手元に残りました。写りの良さは抜群です。
絞りリングが付いてないDFA /DAレンズでも絞りが変えられるマウント (PK/DA-FX) をかませて使っています。
雪山なら ZUIKO ED 12-40mm F2.8 PRO が地味に便利
昨年2018年は単焦点レンズを中心に運用してきましたが、雪山ならちょっとだけ事情が異なるよなって感じております。雪山では単焦点を使うような被写体が多くありませんし、レンズ交換が面倒だったります。
もし単焦点を使うなら防塵防滴仕様のXF16mm F1.4一択なんですが、雪山は地味にGX8 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO が便利なんです。
今までED 12-50mm、DA18-135mm、DA16-85mm、XF16-55mm(これはレンタルして試し撮りのみ)を使ってきましたが、その中でも12-40mm Proは群を抜いて使い易いレンズです。
ズームレンズの中では卓越した接写能力、絞り開放F2.8から抜群の解像度を叩き出してきます。マイクロフォーサーズ機を使っているなら絶対に持っておいて損はないレンズですね。
以上、こんな感じのシステムになりました。
それでは。
当記事で登場したメインのレンズたち
XF16mm F1.4。万能レンズ。防塵防滴仕様。お花、景色、何でもいけちゃいます。表現力は私が持っているレンズの中ではナンバーワンです。
XF50mm F2。近距離の被写体を切り出しい時に。お花も撮影できます。パリッと写るので遠景撮影にも。
XF90mm F2。開けた場所でちょっと離れた被写体を切り出し時に。稜線上でのお花畑、山岳ポートレート、遠景撮影にも。屈指の解像度を誇るレンズです。
XF10-24mm F4。風景を俯瞰するような場所で使いたいレンズ。稜線から見る景色で。
12-40mm。超便利なズームレンズ。日中に撮影するならAPS-C機と何ら遜色ありませんし、寧ろ超えているんじゃ…と思うことも。
20mm。多様な場面で使えるパンケーキレンズ。森の中やテント場で。