(※この記事は2020年3月15日に更新されました)
登山のテント泊って好きですか?
私は大好きです。
テント泊まりってロマンが詰まってますからね。
「気持ちのいいテントサイトってどこだろう?」
そんな疑問を持つあなたに向けて、200回以上のテント泊経験(※)がある私が北アルプスを舞台に気持ちのいいテント場をご紹介します!
(※)山だけでなく標高の低い場所を歩くトレッキングで泊まったテント場で得ている感覚値も加味しています。
コンセプトはテントサイトの周辺を散策しながら時間と共に移り変わる景色をのんびりと眺めることです。
色々な場所でテント泊をしていると面白くない、気持ちがあまりよろしくない場所ってありますよね。
人が多くてプライベート感がなかったり、展望が利かなかったり、トイレや水場が遠くて忙しなかったり…。
そこで、”気持ちがいいテントサイト”の基準を設けました。
- テントサイトのスペースが広い
- 水場またはトイレまで近い
- 展望が利く場所まで近くて散策できる
オススメの時期は梅雨明けから晩秋までです。
夏の入道雲や天の川、秋晴れの空に紅葉、どれも捨て難いですよね。
もくじ
北アルプス8つのテント場
いずれも何度か訪れたうえで「気持ちいいな」と感じた場所になります。
- 蝶ケ岳ヒュッテテント場
- 大天荘テント場(大天井岳の直下)
- 白馬大池テント場
- 朝日小屋テント場(朝日岳)
- 三俣テント場
- 黒部五郎小舎テント場(黒部五郎岳)
- 南岳のテント場
- 天狗山荘(ここは1回だけですが、気持ちが良かったので追加!)
1: 蝶ヶ岳のテント場は穂高連峰のモルゲンロートを狙える格好の場所
蝶ヶ岳のテントサイトの利点は登山口からアプローチしやすいことです。
上高地側から入る方法と、三股(長野県の安曇野側)から入る方法があります。
三股から入る場合、体力のある人なら20kgのテント泊装備で3時間後半から4時間前半でテント場に着きます。
上高地側から入る方法であれば横尾で1泊してから来てもいいかもしれませんね。
なお、三股から入る場合、水はあちらこちらで入手できるわけではないので登山口で確保しておきましょう。
水が入ってない時は折りたためるMSRのドロムライトバッグが便利です。私は4Lサイズを使っています。水が入っていても形状が変わるので嵩張りません。
ちなみに写真は旧式のバッグでして、蓋はナルゲンのボトルのものをつけています。互換性があるのですよ。
以前、透明なplatypus(プラティパス)を愛用していました。
しかし、折れ曲る度に特定箇所に負荷がかかり割れてしまいました。
金属疲労に似た現象ですね。
その点、MSRのドロムライトバッグは柔らかい素材でできているので曲げても大丈夫です。
しかし不人気なのか使っている人を見ませんね。
今は刷新されたドロメダリーバッグというものがあります。
こちらは生地が丈夫になったものです。
こちらの記事に詳しく書いていますが、現在、我が家で使っているもです。(赤いやつは三俣まで行く途中で紛失した…)
蝶ヶ岳のテントサイトから少し小高い丘に登ると、穂高連峰を中心に涸沢カールや槍ヶ岳が見れます。
特に早朝は穂高連峰のモルゲンロートを狙うのに格好の場所です。
季節にもよりますが、夜に穂高連峰に方面にカメラを向ければ天の川を撮影できますよ。
ちなみに下の写真はF4の暗めのレンズで撮影したものです。
F4での撮影方法はこちらの記事が参考になります。
一方で東方には松本盆地が眼下に広がり、夜になると夜景を見ることができます。
デメリットも存在します。
それは森林限界の標高が2500m以上あることです。
蝶ヶ岳の標高は2600m弱。
登山のほとんどを樹林帯歩きに費やされます。
そんな単調な樹林帯も楽しく歩けるように一工夫加えるとハッピーになれます。
それは、樹林帯歩き用の撮影レンズを持つことです!
ということを考え、コンパクトな中望遠単焦点レンズXF50mm F2を導入しました。
撮影しながら歩いていると、時間を経つのも忘れてしまいますよね。
そんな状況で、樹林帯を抜けた後にやってくる展望が利く光景は何事にも変えられません。
樹林帯も秋口になると紅葉を楽しみながら歩けます。
個人的に、蝶ヶ岳は夏よりも秋に歩くことをオススメしたい場所ですね。
空気も澄んできますし。
ちなみに飲料水は蝶ヶ岳ヒュッテで200円 /リットルで販売されていました。
テントサイトから蝶ヶ岳ヒュッテまでは2、3分の距離です。
2:大絶景な大天井岳のテント場
常念系の山脈ではダントツの標高(2920m)を誇ります。
大天井岳の売りは、何と言っても絶景でしょう。
ここから見る景色は常念系の山脈の中でもピカイチです。
西には槍ヶ岳、北には燕岳に伸びる稜線を見ることができます。
特にピークから眺める燕岳方面への稜線は美しい!の一言に尽きます。
ここは写真を撮りたくなる景色に満ち溢れています。
「稜線を縦走する」スタンスで行く山は便利ズームが役立ちます。
一番オススメしたいのは、夕方に大天井岳のピークから見える景色です。
真っ赤な空を背景とした逆光に浮かぶ槍ヶ岳が何とも言えません。
デメリットは大天井岳までのアプローチは時間がかかることです。
標準コースタイムは、中房温泉から燕山荘を経由して7時間10分です。
しかし、燕岳以降でペースダウンをしてしまう可能性がありますので、実質8時間といったところでしょうか。
体力のある人なら20kgのテント装備で6時間台でたどり着けます。
加えて、燕岳までは大人気のコースです。
週末に行くと人混みを避けることができません。
歩き始めの1〜2時間は連なっている登山者をごぼう抜きして行くしかありません。
大天井岳ほとんどの人が燕岳から入り、槍ヶ岳または常念岳へ向かう途中の中継点として利用しますが、テントを張れないということはなさそうですね。
テントサイトは広い(大天荘のページでは50張り)ですから。
ここもMSRのドロムライトバッグが便利です。
小屋で水を一気に4L入手してナルゲンのボトルに小分けにして使うとテント生活も快適になります。
ここも山小屋で水を購入する必要があります。
3:アプローチがしやすく風光明媚な白馬大池のテント場
白馬大池のいいところは、初心者でもアプローチしやすいことです。
それでいて周囲に風光明媚な景色が点在していることです。
蓮華温泉から入れば3時間で白馬大池に着きます。
白馬大池に至るコースもオススメできます。
右手に雪倉岳の景色を見ながら歩けるんですよね。
雪倉岳は、たおやかな山ですよ。
そして何より素晴らしいのが樹林帯にも関わらず、景色がよく見え、それでいて直射日光が当たらないので歩きやすいことです。
栂池自然公園から入っても4時間で着きます。
栂池自然公園からのコースはスタート地点(標高1900m)から森林限界を抜けています。
歩き始めから展望抜群の風景を楽しみがら白馬大池まで歩けるオススメのコースです。
栂池INのコースは全て公共交通機関だけで完結できますよ。
テント場周辺のロケーションも外せません。
稜線系のテントサイトとは異なり周囲は小さな丘に囲まれています。
それでいて、小蓮華山方面に15分も歩けば、丘の上に出ることができます。
絶景があなたを出迎えてくれますよ。
手軽に絶景を楽しめるロケーションが白馬大池はあります。
特に初心者のソロ女性にダントツでオススメしたい場所です。
理由は体力的に楽であること、水が入手しやすいこと(水が豊富)、山小屋がテント場の真ん前にあること、コースタイムが短めなのでトイレの心配リスクが少ないこと、強風リスクが少ないからです。
4:お花と水の宝庫と言えば北アルプスの朝日小屋テント場
白馬岳よりも更に北にある朝日岳。
他の山では場所取り合戦をしなければならない状況でも、ここのテント場はいつ行ってもテント場が混雑することがありません。
朝日岳のいいところ
・豪雪地帯であるがゆえに水が豊富です。水道の水が使い放題(*)ですよ。
(*)良識の範囲内で利用しましょう。
・周囲には高山植物のお花畑が点在しています。
・もちろん、星空もバッチリ。
・富山市の夜景も見えます。
・小屋の食事が最高。テント泊でも食べれます。
テント場の雰囲気もいいですよ〜。
ここにたどり着いた人たちは思い思いに自分の時間を過ごせる空気が流れています。
最大のメリットは、テント場に至る道のりに咲き乱れる百花繚乱たる数々の花です。
テント場に着くまでに飽きる場所がありません。
ただテント場を目指す登山ではなく、朝日岳への登山は歩く過程にストーリが詰まっています。
蓮華温泉から朝日岳コースは接写ができるレンズを持って行ったら楽しい場所であること間違いなしです。
今の私なら、1本だけレンズを選べと言われたら間違いなくFUJIFILM の単焦点 XF16mmF1.4 R WRを持っていきます。
接写ができるうえ、遠景風景もバッチしこなし、逆光にも強く、F2.8まで絞れば星景撮影もこなせるからです。
もちろん、画質も折り紙付きです。
朝日岳コースのデメリットは登山時間が長くなること。
蓮華温泉から入ると8〜9時間程度かかります。
とはいえ、コースの半分は見所満載なので、楽しみながら歩くことができます。特に標高1600mの五輪尾根からは、桃源郷のような風景が断続的に現れます。
ストーリ性のある登山を求める方には、蓮華温泉から入って五輪尾根を抜けるコースを激しくオススメします!
注意点は五輪尾根を抜けダケカンバの森を抜けて、風吹のコルへ至る登山道にはところどころ雪渓があることです。
自信がない方は10本爪のアイゼンを。
または手軽に持ち運びができるチェーンスパイク があると重宝しますよ。
私のように「アイゼンなんか要らなねぇ!」なんて態度で挑むとこんな目に遭うこともあります。
登山道の残雪状況は事前に朝日岳山荘が発信しているブログをチェックしていきましょう。
お花のベストシーズンを狙って行くなら7月がオススメです。
5:北アルプスのヘブン・三俣テント場
私が好きな場所の一つです。
景色、雰囲気、プライベート感、水の豊富さ、周囲のロケーション、星空、何をとっても最高の場所です。
心の底からパラダイスな場所だと思える場所です。で、懲りずに2017年も行ってきました。
そして….今年2018年は盛夏の季節を狙って行きました。
俺はここがどんだけ好きなんだ?というくらい好きですね。
標高2500mのテント場からは、標高差400mの鷲羽岳の姿があります。
象徴的な山容でカッコイイですよ。
三俣のテント場から30分ほど歩けば黒部源流に行けます。
黒部源流の水は美味しいです!
水源は鷲羽岳からです。
コンパクトなSOTOウインドマスター を持って行けば気軽にコーヒーも淹れれますよ。
ここ三俣は、天空の楽園・雲ノ平へ行く中継点でもあります。
三俣のテント場の真ん中には小川が流れています。
なんて素敵な場所なんでしょうか!もちろん水も豊富ですから入手バッチリです。
デメリットは遠いということです。
新穂高から片道20kmあります。
コースタイムは10時間。
私はここのテント場に行くことだけを目的に、夜通しで歩き朝にテント場へ着くということを何度かやっています。
それほど三俣が好きです。
三俣は万人にオススメ! 途中の双六岳で1泊してくれば行きやすくなりますよ!双六岳から三俣までの道のりも素敵です!
6:こじんまりとした雰囲気・黒部五郎小屋テント場
テントサイトは多くないものの、こじんまりとした雰囲気を味わえる場所です。
その理由はここにテントを張る人の絶対数が少ないためです。
黒部五郎のテント場は山に挟まれています。
東は写真の山、西には黒部五郎岳のカールがあります。
南は展望が開け、笠ヶ岳がバッチリと見えます。
黒部五郎のテント場に滞在するメリットは、黒部五郎岳のカールを散策できることです!
カール内には小川が流れ、雲が流れ、鳥の鳴き声がさえずり、心地よいそよ風の音が聞こえてきます。
まさしく黒部五郎のカールは桃源郷に呼ぶに相応しい場所です。
黒部五郎へ行く難点は、新穂高から片道10時間かかることです。
アプローチがしづらいからこそ、こじんまりとした雰囲気が醸し出されるのかもしれませんね。
黒部五郎の小屋も水が入手しやすいです。
7:大キレットへの入り口・大絶景の南岳テント場
南岳のテント場は、ザ・穴場な場所です。
上高地から槍沢ルートに入る90%の人たちは槍ヶ岳へ向かいます。
残りの10%の人たちは南岳へ入ります。
ほとんどの人の目的は、大キレットを越えるか、槍ヶ岳までの稜線を縦走することです。
でも、南岳のテント場を単なる通過点としての手段に使うにはもったいないくらいの大絶景が広がっています。
大キレットや槍もいいけど、南岳のテント場を目的地にして、風景をじっくりと楽しむ、というスタンスもありです。
南岳のテント場の素晴らしい点は、間近に荒々しい大キレットの稜線を間近に見ることができることです。
南岳から北穂高岳に伸びる大キレットは圧巻そのものです。
もちろん、笠ヶ岳や明神岳も見ることができますよ。
南岳へのアプローチで挙げられるデメリットは、上高地から入った場合、片道10時間コースであること。
1泊2日のテント泊装備だと忙しくなるかも。
これまた2017年も景色見たさに南岳に行ってきたのですが、短い日程で欲張ろうとするとこんなことになってしまいます。
のんびり過ごすことを目的にするなら2泊3日で槍ヶ岳などの縦走を組み込んで歩くといいですね。
南岳は間近で大キレットを見ながら、ゆっくりと過ごしたい人にオススメしたい場所です。
南岳まではアプローチが長いですから登山後の疲労回復にも気をつけて。
8:天空の庭「天狗山荘テント場」
「天空の庭」と言えば、白馬連峰の天狗山荘テント場でしょう。
天狗山荘テント場ならプライベート感ある時間と、天空に手が届きそうな雰囲気の中で大絶景を目の当たりにできること間違いなしです!
そんな天狗山荘テント馬への道のりですが、少々、困難を乗り越えなければなりません。
猿倉から入った場合、
- 大雪渓を登り、白馬岳頂上宿舎を経由し天狗山荘テント場を目指す
- 白馬鑓温泉を経し、天狗山荘テント場を目指す
のどちらかでアプローチできます。
いずれもコースタイムは8時間です!
そうです!
難点は、途中の白馬岳頂上宿舎または、白馬鑓温泉で泊まっちゃってもいいか、という気分に陥ってしまうことです。
土日の2日間で登山に来ていたら尚更のことですよね。
しかし、この気持ちを振り切って登って行くと天空の大絶景とプライベート感を手中に収めることができるんですよ。
まさしくビクトリーに相応しいテント場だと言えましょう。
(本当は登山に勝利だとか敗退なんて意味をつけるのはナンセンスだと思いつつも、そんな気持ちにさせてくれる場所だなって思います!)
見てください!
テント場からたった5分歩いてこの景色ですよ!
雲海を眺めならがら沈む夕日を見られるなんて最高じゃない?
先ほど猿倉から天狗山荘テント場までのコースタイムは8時間と書きましたが、山小屋泊の無雪期の装備がベースとなっております。
テント泊装備の場合、もう少しコースタイムを見込んでおいたほうがいいかもしれませんね。
ちなみに私(と相棒=ワイフ)は、テント泊装備で白馬鑓温泉を経由して登り7時間で着きました。
これも普段からワークアウトをやっているおかげです。
【注意】
天狗山荘前の雪渓が残っていれば水の入手ができますが、雪渓が解けてしまえば水の入手ができなくなることを考えておく必要があります。
特に秋口はご注意を!
ここでも、水を4L運搬できるMSRのドロムライトバッグがあると重宝すること間違いなしです。
その際、水は白馬鑓温泉か、白馬岳頂上宿舎で入手しておきましょう。
テント場のお話はここまでとなります。
以降は番外編的な内容になります。
テント泊にまつわる番外編的なお話
ここからはテント泊にまつわるお話になります。
テント泊で一番大事なのはフライシートです
楽しいテント泊は安全な道具があってこそ成り立つもの。
フライはあなたを雨・風から身を守ってくれる大事なものです。
フライシートは経年劣化してくると雨水が漏れてくるようになります。
もし、そのような兆候が出てきたらフライシートだけ買い換えましょう。
命には変えられません。
(モンベル)mont bell アウトドア テント ステラリッジ テント2 フライシート
ツェルトを持ち運ぶことをオススメします
もう一つ。
万が一用に必ずツェルトはザックに忍ばせておいて下さい。
重量も300g未満と軽量です。
わずかな軽量化のために命をリスクに晒すよりも、300g分の体力を養ってください。
もし、行動中に暴風に晒されたらテントの設営は難しくなります。
ツェルトさえあれば、ちょっとした岩陰や樹林帯に逃げ込みサッと被ることができます。
私は稜線に出る登山では、アライテントの スーパーライト・ツェルトを携帯しています。
なお、テント泊の装備についてはこちらの記事が参考になります。
縦走ですから足回りも大事です。私はLOWA(ローバー)のハイカット登山靴を履いています。
軽くて扁平足の私の足にも馴染んで重宝しています。
筆者が重宝している道具たち
テント場や沢での水の確保に。
折り畳めるのでザックの収納スペースも確保できて便利。
縦走メインの山行ではこれ。
コンパクトでいて横風にも強く心強いアイテム。
命の担保のために持っておきたいツェルト。
安全を担保できてから娯楽を楽しむのが本当の登山。
景色全般を撮影するならマイクロフォーサーズ規格の標準ズームレンズが便利。
お花、風景をドラマチックに撮影するなら1本は持っておきたい接写ができるFUJIFILMの広角単焦点レンズ。
女性視点で重宝しているパタゴニアのウェア類(相方/妻の実績より)
無雪期とは言えど、稜線上にあるテント場やその周辺では下界よりも10〜15度近く気温が低くなることを考慮しなければなりません。
この記事で紹介したテント場だと、蝶ヶ岳、大天荘岳、天狗山荘が該当しますね。
真夏における標高600mの白馬村の最低気温が22℃だったとしましょう。
この時、約標高2700m近くの天狗山荘では朝の気温が約10℃になると考えられます。
日中の登山では暑さ対策、夕方以降は寒さ対策が必要ですよね。
そんな時に重宝するのがウェア類です。
特に寒さに敏感なのは女性のほうが多いと思うので(てか私は鈍感です)、妻が普段から夏や秋の登山で愛用しているパタゴニアのウェア類を紹介します。
(男性も応用できるので参考にしてみてくださいね)
短パン
先ずは短パン(商品名:バギーズ・ショーツ)です。
どんな時にバギーズ・ショーツを履くのかというと、
- 真夏の登山で汗を大量にかくとき
- ライト&ファストで動きたいとき
です。
バギーズ・ショーツの良い点は、膝が動かしやすくなることです。
無駄なエネルギーを使わずに済むんだって。
フリース
パタゴニアの定番と言ったらフリースですよね。
実は、妻は男性用のR2ジャケット(XSサイズ)を愛用しているんですよ。
(身長163cm、体重46kgくらい)
なぜ、男性用のフリースを着用するのか?
その理由は
- 色が好みだったから
だそうですな(-_-)。
じゃあ、実用上は問題ないのかというと、「ない!」だそうです。
R2ジャケットは、こんな時に使ってます。
- 秋山登山での行動中
- 夏山のテント場での防寒着
風通しもよく、適度な保温性も利くので、行動中に適しているんですね。
本当に寒くなれば上にレインウェアを着用すると完全防御になるんだってさ。
(私もR2が欲しかったのですが、身長に対して胸囲があるのでサイズが合わず断念しました)
薄手のダウンジャケット
無雪期の登山では、薄手のダウンジャケットを1つ持っておくと重宝しますよね。
メインで着用する、というよりはお守り的に持ち歩く感じです。
コンパクトに収まりますし、軽量なので荷物を圧迫しませんよね。
使用想定シーンは
- 山小屋
- 真夏のテント泊
です。
写真のダウンジャケットは古い型ですが、似たようなタイプの情報を公式サイトでチェックできますよ。
以上となります。
是非、自分が身を置く環境も考慮して必要な道具を見定め、楽しいテント泊を楽しんでくださいね!
それでは。